戦前御教え

岡田先生療病術講義録

肝臓病と胆臓病『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

すべて水膿は非常に冷えをよぶものであります。それで棒のようになった水膿溜結を溶いたら、胆石病はピタリと治ったのであります。
岡田先生療病術講義録

食道疾患『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

原因としては、食道付近に水膿溜結し、食道を圧迫するので、症状は食べた物が閊(つか)える。末期には全然食物が通らなくなり、水を飲んでも吐くようになるのであります
岡田先生療病術講義録

胃病『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

腹が減れば食い、減らなければ食わない主義にすれば、絶対に胃病は起らないのであります。
岡田先生療病術講義録

心臓『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

脈で診る癖をつけると、余程脈によってすべての状態が判るのであります。
岡田先生療病術講義録

肺炎/肋膜炎及び肋間神経痛 [中体の上部・中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 右が悪いか左がわるいか――という事を見別けるのに、病人は右か左かどっちかわるい方を下にして寝るものであります。
岡田先生療病術講義録

喘息/肺結核 [中体の上部・中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 中体の主要機関は、何といっても肺であります。右肺は大きく左肺は小さい。それは、心臓が左にある為で―ー。心臓は日に相応し、肺臓は月に当る事は前にお話致しました。
岡田先生療病術講義録

癲癇 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

癲癇には二種類あって、体的と霊的とあります。
岡田先生療病術講義録

咽喉疾患/その他 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

扁桃腺〔炎〕の起った時に解熱法を行う。その為に膿が固結するのであります。これは最初の項目で詳説してあるから略します。「耳下腺炎」も「淋巴腺炎」も前同断です
岡田先生療病術講義録

歯疾患/ 舌病 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 よく歯がグラグラして、抜こうかどうしようかと迷う人がありますが、それは歯の根に膿が溜っているので、浄化すれば、根が締って治るのであります。
岡田先生療病術講義録

鼻病/耳病/顔面神経痛 [上体の中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(一)昭和11(1936)年7月

 聾(つんぼ)は、中耳炎などの為に自然的に鼓膜が破れたのと、手術などで人為的に破ったのとあります。又その鼓膜の破れ具合によって、軽い重いがあります。しかし鼓膜はなくとも相当に聞えるものであります。中には、鼓膜は何とも異常がなくて聞えぬのがありますが、これは実は霊的であります。
岡田先生療病術講義録

眼病 [上体の中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(一)昭和11(1936)年7月

近眼乱視などは栄養不良が原因でありますが、他の眼病は全然違うのであります。他の眼病というのは、水膿や毒血が眼球へ集溜する、これが原因であります。
岡田先生療病術講義録

脳溢血/脳震盪/嗜眠性脳炎/脳膜炎/脊髄膜炎[上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻(五)昭和11(1936)年7月

脊柱を見ると、そういう人はその個所が窪(くぼ)んでいる。その部を叩くと痛みがあります。これはそこから絶えず膿が滲(し)み出て発達しないからであります。
岡田先生療病術講義録

精神病 [上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻(五)昭和11(1936)年7月

不眠の原因である後部頸髄〔椎〕部の水膿溜結が脳への送血を妨げるので、脳の中枢が貧血するのであります。その貧血へ邪霊が憑依するのが、その原因であるのと、 今一つは憑依でなく、患者自身の腹中に常に潜在して居た邪霊が、頭脳の貧血に乗じ上昇して頭脳中枢を占領するのであります。
岡田先生療病術講義録

頭痛/目眩/不眠症 [上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻 (五)昭和11(1936)年7月

 西洋医学では、内科と外科、婦人科、小児科、その他何々と別れますが、便宜上、こちらでは三段に分けます。
岡田先生療病術講義録

病気と憑霊『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

病気の原因として、憑霊という事を知っておく必要があります。これを知らなくては解釈のつかぬ事が沢山出来て来ます。多くの場合、憑霊的病原は軽視出来ないものがあります。しかしこれを本当に知るには「霊覚」を持たなくてはならな
岡田先生療病術講義録

栄養食に就て『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

本来からいえば、食物は未完成な物即ち原始的な物程霊気が濃いからいいのであります。
岡田先生療病術講義録

治療士の心構え『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

 第一に肝腎な事は治療しようとする時の想念であります。まず世の中を救い、人類を幸福にしたいという大善心が根本にならなくてはならぬのであります。
岡田先生療病術講義録

各種治療法 『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

すべて治療という事は、病気は汚い物が溜るんですから、水で洗うか火で焼くか、どっちかの方法であって、灸は一時――火で焼く意味でありますから
岡田先生療病術講義録

 黴菌に就て/痛みと熱/本療法の原理『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

そもそも、病気の本体は霊にある事は再三述べた通りでありますから『その霊の病気を治す』そうすれば体の病気は否でも応でも治るのであります。
岡田先生療病術講義録

真の健康法/生と死/健康の種類『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

この理によって、第一種健康者たらんとするには、どうしても浄化作用を充分徹底させなければならない。それは物質の力を借りないで自分自身の自然力即ち霊的療法で以て治す、それより外にないのであります。
岡田先生療病術講義録

『岡田先生療病術講義録』 上巻(二)昭和11(1936)年7月

本療法は実に霊医術であり、特に「心臓医学」ともいうべきもので、心臓が根本になるんであります。そして前にも、お話致した通り、病気が発生するというのは霊的原因としては、自己の邪念や不純行為により、魂に曇を生ずるからであります。
岡田先生療病術講義録

(五)人体の構成(六)内臓の三位一体『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月※筆記

 右の理によって「心臓と肺の関係」は火と水であるから――心臓に火力が強ければ、水である肺の活動が旺盛になり、肺に水分が多ければ火である心臓の活動が強盛になるのであります。
岡田先生療病術講義録

(二)人間の造主/(三)生命の真相/(四)神性と獣性
『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月※筆記

人間には、人間を造り出すという――不可思議な力があるとすれば――その人間の肉体の破損ともいうべき病気を治す力があるのは、当然であります。
岡田先生療病術講義録

序言/(一)日本式医術 『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月 ※筆記

 本講義は、岡田先生が、拾数年間――数千人に及ぶ――あらゆる病者に接せられし、その治療上の実験と研究とを基礎として、ついに「空前の霊療術」なるものを創成さるゝに到った――それの成果であります
御講話など

御講話 昭和13(1938)年1月26日 ※やむなく治療で立つ

今度初めてぜんぜん宗教やらない約束をしたから、治療いっぽうでやらなくてはならぬ。従って弟子も治療いっぽうでしなくてはならぬ。
御講話など

御講話 昭和11(1936)年1月21日 ※観音会出現のわけ

大審判については、いまのところこれ以上はお話ができないのであります。これは信仰を熱心にやって霊身が浄まると、その人の智慧証覚によって悟れるんですから、その人自身悟るよりしかたない。
御講話など

御講話 昭和11(1936)年1月1日 ※楽に浄められるのと、苦しんで浄められるのとあって、これはその人の想念、信仰などによる

観音会の方でも掃除されてる人もあります。その方は、おデキのできてる人があるが、これは結構なんで浄められるんで、ただ楽に浄められるのと、苦しんで浄められるのとあって、これはその人の想念、信仰などによるんであります。
御講話など

御講話 昭和10(1935)年12月21日 ※観音力、昼の宗教、唯物主義

人殺しだの詐欺だの、そういうことをなくすのは、観音運動をするよりしかたはない。そういうわけで、結局、観音運動を大いにして、一日も早く、一人でも多く救わなければならぬ
御講話など

御講話 昭和10(1935)年12月11日 ※観音様を拝めば魂の位が高くなる

音様は一番御位が高い。八百万の神仏中一番高い御位ですから、観音様を拝めば、その人の魂の位が高くなる
御講話など

御講話 昭和10(1935)年12月1日 ※最後の審判がはじまりかけている

 毎日ここで病人の方を扱っていますが、まずどんな方でも私がみると、実に汚いものがたくさん溜まっている。勿論、汚いものが溜まっているから病気になり、病気になるからここへ来られることになりますが、ここが悪いという所、病気の所だけが汚いのじゃなく、なんでもない所にもたくさんにある
信仰

御講話 昭和10(1935)年11月21日※観音行

男でもなく女でもなく、また男であり女でもある。両方へみな観音様はかかっている。これが観音様のお働きを表わしたもので、どこまでも、これを本位で進まなければならぬのであります。
御講話など

玉川郷秋季大祭御講話 昭和10(1935)年11月11日

今日はお天気もたいへんよくて、いつも決まったようなものですが、たいへん結構なことと思います。観音様はお天気など自由自在になさいますから、それを多くの方に知らしたいという思し召しがあるんであります。
御講話など

御講話 昭和10(1935)年11月1日

玉川郷は西と東の間になっている。いままで東京本部は東の経綸をしていた、ところが、玉川郷は西と東のほうですから、今度は西の経綸が始まる。それで、今度三十三体のお観音様がお帰りになると、大いにあちらでお働きになる
御講話など

御講話 大日本健康協会発会式 昭和11年5月15日(筆記) ※観音様がやる。三六五日について。

今日までの文化は月と地で、今度日が出て日が加わる。日すなわち日本である。いままでは日が下で地が上になっていた。地がアジア諸民族、アフリカの土民など、白人は月の系統の人種だから、いままでは月の文化と土の文化だった。キリスト教は月の宗教だった
観音講座

観音講座  第七講座   病気及絶対健康法の原理

西洋医学の間違い、これを一般に判らせねばならんが、当局者の方では警戒しております。西洋医学の外はなく、これ以外には何物も出ないと定まっているので、我々の主張を入れない。非常にこの点困難だが、そうかといってそれを見ておられない。世間には病気にかゝり財産をなくし家族一般餓(うえ)に泣く有様が現在なのであるから何としてもやらねばならん。
観音講座

『観音講座』第六講座  日本と外国の使命(昭和十年九月五日) 

光明世界になった時の風俗、都市、農村及刑罰の点をお話する。
観音講座

『観音講座』第五講座  善悪の真諦と光明世界の建設

霊界において現界に相応するのは八衢(やちまた)である。天国、地獄の中間に位する所なのである。現在の世間はこの八衢であるのがよく現われている。天国は上に行く程綺麗になり立派になって行く。
観音講座

『観音講座』 第四講座   「神幽現三界の実相」

仏界は追々となくなり、仏が神界へお帰りになる。これにより仏滅となる。八段地獄ということを日蓮上人は言ったが、九段地獄が本当である。これでやはりみろくである。
信仰

観音講座 第三講座より ※伊都能売とは円満滑脱である(昭和十年八月五日)

玉の横の丶を上に掲げると主になる。玉の字は非常に貴い字である。伊都能売とは円満滑脱である。玉はくるくる自由自在にどちらへでも転んで行く。神様に角があっては善良な神様とは言えぬ。丸くならねばならん。丸いから転るのである。自由無碍に転るのである。
御講話など

御講話 昭和10(1935)年10月11日

すべてもこのお天気と同じことでどんなにでも自由になる。しかも昨日もお話したように、十年十月十日ということですが、ちょうど越したのが一日で、その十日目にお祭りするなど一日も違わず、ピタリピタリと行っている。これが絶対力で、ただそれほどの力が目に見えぬから判らぬ。力というと目にも見える顕著なもののように思うんですが、力があればあるほど目に見えない。