自観大先生 神仙郷緑蔭縦横談 (光25号 昭和24年9月3日)
唯物論者はその奇蹟を信じようとしないで、いたずらに唯物万能の心の虜囚りょしゅうとなっている。唯心主義は眼に見えないものつまり奇蹟を信じているのである。いまや世界は唯物主義によって絶対救われざるを悟り、唯心主義すなわち宗教心をすべての根底において新しい世界観をつくり出そうとしている。まさに奇蹟を信ぜざるを得ない世界情勢が激しく脈打っていることを我々は知らねばならない。本教の前途やまことに洋々たるものがあり、観音力の御救いの手はひろく拡げられていることを深く心に銘記すべき時期に入ったと言える。」
2025.12.26
ある客との対談(光25号 昭和24年9月3日)
本教が生まれたのもまったく生まれるべくして生まれたのである。勿論広い世界といえども二十億の個人の集団である。とすれば、先ず個々人の病気から解決してゆかなければならない。それよりほかに有効な方法はあるまいからである。最初に私が言った本教は宗教ではない救いの業というゆえんで、本教が最も治病に力をそそぐという事も理解されたであろう。」
2025.12.25
御教え*裁判(御教え集17号 昭和27年12月25日)
神様が裁判官をみんなやっているのだから、それによってこっちにくる恨みが緩和されるのだから大変有難い。だからそういう連中はさぞ溜飲を下げているだろう、いい気持ちになっているだろうと思うと、私もやっぱりいい気持ちになるのです。だからそういう判決を受けて、普通なら憂鬱ゆううつにならなければならないが、私は一面又愉快になります。そういう様に物事は二様にように考えるのです。その又根本は神様ですから、憤慨したり怒ったりする事も非常に減って大変得です。仕合わせです。こういう問題についても、そういう一つの教訓を含んでいるのです。
2025.12.24
御生誕祭御教え(御教え集17号 昭和27年12月23日)
私は今日で満七十歳になりますが、この「七」という数字は「完成」の意味です。「成る」という意味です。つまり結んで廻る、ですから伊都能売いづのめです。廻るという事は左進右退の活動が起る事です。数字から言うとそういう訳です。それでキリストが言われた“造物主が六日間で世界を造って七日目に完成して一休みする、そのために七日目を日曜日という事になった”という言い伝えになってますが、それはそのとおりで「七」という数はそういう意味です。ですからミロク、五六七という事も、火水土ひみずつちという訳で非常に結構です。それで「八」で開くのです。ですからこれからはいよいよ発展の時期にはいるわけです。
2025.12.23
調和の理論(栄光176号 昭和27年10月1日)
大宇宙の一切は悉ことごとく調和していて、寸毫すんごうも不調和はないのである。従って人間の眼に不調和に見えるのは表面だけの事である。何となれば不調和とは人間が作ったものであって、其原因は反自然の結果である。即ち大自然からいえば、反自然によって不調和が出来るのが真の調和であり、之が厳正公平な真理である。この意味に於て人間が天地の律法に遵したがいさえすれば万事調和がとれ順調に進むのである
2025.12.222025.12.26
神を見せる宗教(栄光176号 昭和27年10月1日)
何しろ今日迄見た事も聞いた事もない行り方で、素晴しい効果を挙げるので、只驚くばかりである。而も多くの宗教が病気を治す場合、必ずと言いたい程最初から疑っては駄目だ、信じなくては御利益はないというのがお定りで、之が一般常識となっている以上、偶々本教の話を聞くと、最初から大いに疑え、本当に御利益を見ない内は決して信じてはならないというのを聞くと余りの異いさに面喰って了しまうが、中にはそれは面白い、之こそ本当の宗教だ、余程の自信がなくてはそんな大胆な事を言える筈がないとして、反って信用する人もあるのである。
2025.12.212025.12.26
第三次戦争は果して有る?(地上天国40号昭和27年9月25日)
それは単に大破壊といっても物質のみではなく、汚穢に充ちた人間も清算される。之が最も恐ろしいのである。従って神は滅ぶべき運命にある人々を、一人でも多く救わんが為の警告が『文明の創造』書であるから、之こそ二十世紀のバイブルでなくて何であろう。勿論このバイブルこそ、天の父であるエホバの聖言であるから真理そのものである。以上が信じ得らるるとしたら、第三次戦争に対しての心構えも、自ら見当がつく筈はずである。
2025.12.20
米国に於ける驚くべき病者の氾濫(栄光175号昭和27年9月24日)
現在米国に於ける主なる病気の統計を、精査記録したものを持って来たので私は之を見るや唖然としたのである。それは余りに私の説を立証しているからである。そうして今日日本人の誰もが思っている事は遂つい最近迄は世界医学の覇権を握っていた彼の独逸ドイツを追抜き、今日隆々たる米国医学の事であるから、定めし素晴しい成果を挙げているに違いないと予想していたであろうし、私もそう思っていた処、事実は全然裏切られており、其悲惨なる現状には驚くの外ないのである。
2025.12.19
菜食のよき例(栄光174号 昭和27年9月17日)
共に食事をしたが、驚いた事には絶対菜食なので、鰹節も入れずに一人前だけ料理を別に作らした程であったから、如何に徹底した菜食家だという事が分るであろう。まず栄養学者からいったら、無論素晴しい栄養不足食というだろう
2025.12.18
*日月地大神/神前結婚式の祝詞/優曇華/赤子の死/アザ,イボ,ホクロなど(御光話録1号 昭和23年11月18日②)
弥勒菩薩は釈迦の弟子です。日月地大神はこれから世に現われるのです。釈迦が五十六億七千万年の後に弥勒菩薩が出現すると予定したのは日月地大神のことです。
2025.12.17

