
御教え *美術品(御垂示録11号昭和27年7月1日①)
支那陶器を褒める人は確かです。他の人は分からないんです。けれどもあれ程分かっていても青磁は分からないです。青磁というのは難しいです。日本に青磁の分かる人はないです。みんな意見が違います
2025.09.17

自観放談(『無限』3号 昭和24年6月15日)
電波そのものは何かと考えれば判ってくる。空間にそのような現象が起こる…それは物理現象が起こる…それは物理現象から生じたものであるが、それを起こす本体は何か、これが霊界の作用さ。この作用が恐ろしく発展してきている。して見ると、必ずその本性を現わすに違いない。その現わす時、状態、作用といった点を、私は慎重に眺めているのだが、いよいよハッキリ判ったわけだ。
2025.09.16

ある政客との対談(光24号 昭和24年8月27日)
私は今後の政党は左翼とか右翼とかいうように局限されたのはもう駄目だ。争いの為に肝腎ないい政治ができない。私はこう思う、保守も共産も社会主義も何々主義でも全部包含した、世界的輪郭の新しい政党ができなければならない。それが一体となって国民を指導する。だから私の宗教はどんな主義でも溶け込むようにしている。
2025.09.152025.09.16

薬屋さんには御気の毒(栄光165号 昭和27年7月16日)
何しろ病気の原因は薬であるという事を唱えるのであるから、本教を憎むのも当然で、吾々も常にお気の毒とは思っている。しかし本教の建前は病無き世界を造るにある以上、其目的を達成する必要から、病の根本を明かにしなければならないので、つまり小の虫を殺して大の虫を助けるという訳である。
2025.09.14

事故の原因(栄光165号 昭和27年7月16日)
全く現代人はヤレ注射、ヤレ何の薬などといって、矢鱈に薬を用いたがる。又酒類にしても防腐剤や何や彼やと薬が入っているし、農作物にしても化学肥料や殺虫剤などを用いるから、それを吸収した作物は、長い間には相当量人体内に薬毒として溜るのである。右のように今日の人間は薬浸びたりといってもいい位である処へ、生活が益々複雑となるので、頭の使用も加重となるから、自然薬毒が頭に集中凝結する。それに対し不断に微弱な浄化作用が起るから、大抵な人は頭が熱く逆上的であり、頭重、頭痛が常に起り、ボーッとしたりする。というように今日の人間で、恐らく頭のスッキリしている人は、殆んどないといってよかろう。之が事故ばかりではない、近頃よく新聞に出ている殺傷沙汰なども其原因となる。
2025.09.13

救世の警鐘(栄光165号 昭和27年7月16日)
凡ゆる病気の原因は薬であるという事は、私は常に唱えている処であるが、それを知らない一般は、病気に罹かかるや、薬で治るものと絶対信じており、良い薬さえ発見すれば治るものとして、各国の専門家は其研究に没頭し、新薬を発見しようとして懸命になっている。処が其様に薬剤万能時代である今日、私の説は薬で病気が治る処か、反って病気が作られるというのであるから驚く外はなかろうが、しかし之が真理である以上、先ず白紙になってこの文を読んで貰いたい
2025.09.122025.09.13

御教え*メシヤ教/神様の経綸(御教え集11号 昭和27年6月25日②)
神様の経綸というものはいつも言う通り型かたで行くんです。こういった美術館が出来ると、之が段々広がって世界的に美術が盛んになる訳です。だから、もう現に大分美術思想が、なんだかんだ盛り上がって来ました。で、しかも外国との美術による交通です。日本の美術が――昨日の新聞にも、なんでもフランスに四十点か行く事になってますが、あっちの美術品もこっちに来る。それからアメリカで日本の美術の展覧会がある事になってます
2025.09.112025.09.12

御教え*箱根美術館開館(御教え集11号昭和27年6月25日①)
の間、博物館長の浅野侯爵が来て見て、よくこんなに良いものを蒐あつめられた、と言って驚いてました。道具屋なんかも、あんまり良いものが多過ぎると言って――勿体無いと言ってましたが、しかしそのくらいでなくては値打ちがない
2025.09.102025.09.12

伝染病恐るるに足らず(栄光164号 昭和27年7月9日)
伝染病なるものは最も急速に行われる浄化作用であって、之程結構なものはないのである。というのは今日の人間は非常に血が濁っている。この原因はいつもいう通り無暗むやみに薬を体内に入れるからで、薬は元々毒であって、其毒が血液へ吸収されて濁血者となるのである。処が濁血者は虚弱で病気も発り易いから、ここに自然は其濁りを排除すべき浄化作用が発るので、人体は実によく出来ているのである。処が面白い事には其濁りを解消する作用として、黴菌という微生虫が発生して其仕事をする。即ち黴菌は其濁りの微粒子を喰いつつ繁殖するのであるからつまり濁血の不純物こそ黴菌の食物になる訳で、殖菌作用ではなく食毒作用である
2025.09.09

美術館建設の意義(栄光164号 昭和27年7月9日)
日本本来の美の国、世界のパラダイスとしての実現を念願する以外、他意はないのであります。尚近き将来熱海にも京都にも、地上天国とそれに附随する美術館を作る計画であります
2025.09.082025.09.12