文明の創造 『文明の創造』科学篇「肺患と薬毒」 ( 昭和二十七年) 三期結核は薬毒病と言ってもいい位で、斯ういう患者を私はよく治療したが、その目的は薬毒を除るだけである。何よりも薬毒が減るに従って、漸次恢復するに見て明らかである。但し此の薬物を除る方法こそ私の発見した浄霊法である。 2020.02.05 2023.10.30 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇 「肺炎と結核」(昭和二十七年) 抑々肺炎と結核という病気の初因は、勿論感冒からである。というのは前項に述べた如く、折角感冒という浄化作用が発生するや、医療は極力停止させようとして、種々の手段を行う。之も既に述べた通りである 2020.02.03 2021.06.13 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇 病気とは何ぞや「寒冒」 (昭和二十七年) 毒素排泄作用の苦痛が病気であるとしたら、病気こそ浄血作用であり、健康上最も必要なもので、神の恩恵中最大なものと言うべきである。故に若し人類から、病気を取除いたとしたら、人間は漸次弱って、遂には滅亡に到るかも知れないのである。 2020.02.02 2020.12.09 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇「医学の解剖」( 昭和二十七年) 若し病気が医学で本当に治るとしたら、段々病人は減り、医師の失業者が出来、病院は閑散となり、経営も困難となるので、売物が続出しなければならない筈であるのに、事実は凡そ反対である。何より結核だけにみても、療養所が足りない、ベットが足りないと言って、牟々悲鳴を上げている現状である。 2020.01.26 2021.06.20 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇「病気と医学」( 昭和二十七年) 彼の薬剤、機械、放射能等の物質の応用である。成程之によって病気の苦痛は暖和されるので、之で病が治るものと誤認し、緩和法を続行するのであるが、事実は苦痛緩和と病気の治る事とは、根本約に異うのである 2020.01.25 2021.02.16 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇「病気とは何ぞや」(昭和二十七年) 愈々之から病気についての一切を解説する順序となったが、抑々病気とは何かというと、一言にしていえば体内にあってはならない汚物の排泄作用である。従って体内に汚物さえなければ血行は良く無病息災で、年中溌刺たる元気を以て活動が出来るのである 2020.01.23 2021.01.17 文明の創造世界メシヤ教とは?浄霊
第九篇 「光への道」 麹町時代 (自観叢書九 昭和二十四年十二月三十日) 前項の如く、私は昭和三年から昭和九年迄六年間、霊的研究と相俟って、神霊療法による病気治療の確信を得る迄に至ったので、之を引提げて世に問ふべく決意した。そこで、其頃の東京市の成可中心を選ばうとして、麹町平河町に、ピッタリ条件の叶った貸家があったので、そこを借りて、信仰的指圧療法といふ建前で治療所を開業した 2020.01.19 2020.10.29 第九篇 「光への道」
御事績 或る神秘(井上茂登吉先生) 読後のお言葉 (地上天国二十五号 昭和二十六年六月二十五日) それは今度の事の為神様が名を付けられたのである。全く井上氏のいう如く、彌勒を生むという意味である。又小さい観音様があったのは、観音御生誕の型を神様は知らせる為であった。 2020.01.18 2021.07.02 御事績大経綸地上天国
メシヤ様の生涯 大森時代 (自観叢書九 昭和二十四年十二月) 愈よ全身全霊を打込み、神の命のまま進む事となった。何しろ神の意図が半分、自己意識が半分というような訳で、普通人より心強い気もするが、普通人より心細い気もする。勿論それ程の経済的余裕もなく、先づ数ケ月維持する位の程度しかなく、確実な収入の見込もない、実に不安定極まる生活ではあるが、然し絶間ない奇蹟や神示の面白さで、経済不安など忘れて了ふ程 2020.01.15 2021.06.17 メシヤ様の生涯第九篇 「光への道」
第九篇 「光への道」 入信以後 (自観叢書九 昭和二十四年十二月三十日) 神秘を暴こうとする意欲から熱が出るのである。茲で神秘に就て少しかいてみるが、人間の意欲の中で、此神秘を探りあてようとする事程魅力あるものはあるまい。信仰に熱が増すのは神秘探究心からである。従而昔から神秘の多い宗教程発展するのである。尤も神秘の表現化が奇蹟であるから、神秘と奇蹟とは切っても切れない関係にある。本教の異常の発展も之が為である 2020.01.14 2020.10.29 第九篇 「光への道」
第九篇 「光への道」 入信の動機 ( 自観叢書第九篇 「光への道」昭和24年12月30日) 私の若い頃は不正を憎む心が旺盛で困る事がある。特に政治家の不正や、指導階級の悪徳ぶり等を、新聞や雑誌でみたり、人から聞かされたりすると、憤激が起ってどうにも仕様がない事がある。全く信仰上からいえば厄介な小乗的人間であった。此様な性格が私をして不正を行はしめない処ではなく、何か社会人類の為、役立つ事をしたい。社会悪を少しでも軽減したいといふ気持が一杯で、それにはどういふ事をしたら一番効果的であるかを考え抜いた 2020.01.10 2020.10.29 第九篇 「光への道」
第九篇 「光への道」 入信以前の私 (自観叢書第九篇 「光への道」 昭和24年12月30日) 私が信仰生活に入ったのは、前述の如く、大正九年夏三十九才の時であった。私の性格と入信の原因に就て述べてみるが、それまで私といふものは無神論者のカンカンで、神も仏もそんなものはある筈がない。そういふ見えざるものを信ずるのは迷信以外の何物でもないとしてゐた。 2020.01.09 2020.10.29 第九篇 「光への道」
メシヤ様の生涯 はしがき (自観叢書第九篇 「光への道」 昭和24年12月30日) 之は私の自舒伝である。最初わが半生の記と名づけたのであるが「光への道」の方が感じがいいのでそう名づけたのである。私の前半生は洵に平凡で世間ありふれた経歴で、面白くないから書かない事にしたのである。 2020.01.08 2020.10.29 メシヤ様の生涯第九篇 「光への道」
社会情勢 世界夢物語 (栄光 百八十九号 昭和二十八年一月一日) 私は宗教家であり乍ら、軍事に関した事をかいてみようと思うのであるが、何しろ夢物語だからそのつもりで読んで貰いたい。勿論逆夢にはなりっこないが、どの程度迄正夢になるか、これは今後の実際に徴して分るであろうから、一応の参考として貰えば幸甚である 2020.01.02 2021.11.24 社会情勢栄光
文明の創造 『文明の創造』総篇 地上天国(文明の創造 昭和二十七年) 此の様な末期的惨状を、神としてそう長く放任して置けないのは当然である。という理由と、来るべき理想世界の住民としての健康人を作らんが為との、二つの理由によって茲に医学の迷妄を発表するのである。 2019.12.30 2023.10.30 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』総篇 救い主と贖罪主(文明の創造 昭和二十七年) 即ち九分九厘の悪とは現代医学であって、之も曩にかいた通り必要悪であるから、今迄はそれでよかったのである。然し其の結果として人間の最大貴重な生命を完全に握って了った。若し医学が誤ってゐるとすれば、生命の危険は言語に絶するといってもいいであらう。之程世界人類から固く信じられてゐる医学を是正するのであるから、容易な業でない事は言う迄もない。 2019.12.28 2023.10.30 文明の創造仏教
ホーム 霊層界 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 霊界の構成は曩に述べた如く、天国、中有、地獄の三階段が三分されて九段階となっており、一段は又二十に分れ、一段階二三ンが六十段となり、三六十八即ち総計百八十段となる。私は名づけて霊層界といふ。 2019.12.27 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 大経綸
ホーム 神霊と仏霊・人霊 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 私は茲で日本に於ける神界仏界の、種々相をかいてみよう。先づ神霊は高級なる程巨大であって、人間と同じ御姿である。唯だ御位により相違はある。普通は衣冠束帯で、最高級の神は紫の上衣に紅色の下袴、冠は纓を垂らしてゐる。 2019.12.26 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
栄光 『文明の創造』天国篇(栄光137号 昭和27年1月1日) 私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、之から最後の天国篇をかくのである。併し此所論は真の意味に於ける前人未説のものであって、文明世界設計の根幹ともなるものである 2019.12.23 2024.09.08 栄光
文明の創造 『文明の創造』総篇 健康と寿命 ( 昭和二十七年) 現代医学が真の医術であるとすれば、病人は年々減ってゆかなければならない筈(はず)であり、それと共に寿命も漸次(ぜんじ)延びてゆかなければならない道理である 2019.12.21 2021.02.13 文明の創造
ホーム 龍神界 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 龍神界などといふと現代人は荒唐無稽の説としか思はれまいが、実は立派に実在してゐるのである。それに就て私の体験から先にかいてみる 2019.12.20 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
ホーム 天狗界 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 先づ天狗界とは、各地の山嶽地帯の霊界にあって、天狗なるものはそれぞれ山の守護としての役を掌ってゐる。天狗界にも上中下の階級があり、主宰神としては鞍馬山に鎮座まします猿田彦命である。 2019.12.19 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
ホーム 地獄界の続き (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) これによってみると、霊界行も満更悪いものではないらしく、死ぬのも楽しみといふ事になるが、それには生きてゐる中に善根を積み天国行の資格を作っておかなければならないという訳である。 2019.12.15 2020.10.22 ホーム第三篇「霊界叢談」 自観叢書霊界
ホーム 生霊 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 某大学生に霊の話をした処仲々信じない。「それなら僕に何か憑依霊があるか査べて呉れ。」といふので、早速霊査法に取掛った。 2019.12.12 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
ホーム 夢と邪霊 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 右両例とも邪神の妨害であったのは勿論である。前者は私から離反させんが為、後者は祭典に参拝不能にさせようとした為である。 2019.12.11 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 自観叢書霊界
文明の創造 『文明の創造』総篇 悪の発生と病 (文創 昭和二十七年) 前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を反えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって、其破天荒的企図は想像に絶するといってよかろう。 2019.12.08 2020.11.26 文明の創造大経綸
文明の創造 『文明の創造』総篇 悪と守護霊(文明の創造 昭和二十七年) 前項の如く、現在迄必要であった悪が、不必要になったとしても、そう容易(たやす)く追放される訳にはゆかないが、それに就(つい)ての神の経綸は寔(まこと)に幽玄微妙なるものがある。之は追々説いてゆくが、茲(ここ)で前以て知らねばならない事は、抑々(そもそも)宇宙の構成である。 2019.12.08 2021.01.03 文明の創造霊界
ホーム 精神変質症 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 症状からいっても精神病者とは受けとり難く、普通人と違はぬ思想も常識も備えてゐるが、唯だ意志通りの言葉や行動が出来ないだけである。此原因は多分前生時代、深刻に苦しめた相手が再生の彼に対し、その復讐をしてゐるのであらう 2019.12.04 2020.10.22 ホーム第三篇「霊界叢談」 自観叢書霊界
第三篇「霊界叢談」 憑依霊の種々相 (自観叢書 昭和二十四年八月二十五日) 此男も霊媒として優秀なる資格者であった。此男は大酒呑みで酔ふと精神喪失者同様、物の見境ひもなく、一文の金も持たずして近所の酒屋を一軒々々飲み廻るのであるが、その尻拭ひを親父がいつも、させられるといふ 2019.12.03 2020.11.26 第三篇「霊界叢談」 霊界
ホーム グロ的憑依霊 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 之は頗るグロで興味のある憑霊現象であった。確か昭和八年頃だったと思ふ。当時四十二歳の男、仙台の脳病院へ入院加療したが、更に効果がないので東京の慶応病院に診療に来たのであった。処が此男の症状といふのは頗る多種多様でグロ極まるものである。特に最も著しいのは普通人には見られない高熱で、体温計を挾(ハサ)むや忽ち体温計の最高である四十三度に昇るのである。 2019.11.30 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
第三篇「霊界叢談」 狐霊と老婆 (自叢三 昭和二十四年八月二十五日) 此意味によって現世に於ける職業、例えば遊女は狐、芸妓は猫といふやうに、相応の運命に墜ちるのである。従而人間はどうしても人間として愧(ハズカ)しからぬ行為をなすべきである。 2019.11.29 2021.05.14 第三篇「霊界叢談」 自観叢書霊界
ホーム 化(バケ)人形 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 以前私が扱った化人形といふ面白い話がある。或時私の友人が来ての話に、「化ける人形があって困ってゐるから解決して貰ひたい。」と言ふのである。私も好奇心に駈られ兎も角行く事にした 2019.11.26 2020.10.22 ホーム第三篇「霊界叢談」 霊界
第三篇「霊界叢談」 広吉の霊 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 私は霊的研究と治病の実験を併せ行はふとした最初の頃である。それは十九歳になる肺患三期の娘を浄霊した。二回の浄霊で些か効果が見え第三回目の時であった。私が浄霊にかかると側に見てゐた娘の母親であるM夫人(五十歳位)が突然起上って 2019.11.25 2021.01.08 第三篇「霊界叢談」 霊界
文明の創造 総篇 天国建設の順序と悪の追放( 文明の創造 昭和二十七年) 抑々、此世界を天国化するに就ては、一つの根本条件がある。それは何かといふと、現在大部分の人類が心中深く蔵(かく)されてゐる悪の追放である。それに就て不可解な事には、一般人の常識からいっても悪を不可とし、悪に触れる事を避けるのは勿論、倫理、道徳等を作って悪を戒め、教育も之を主眼としてをり、宗教に於ても善を勧め、悪を排斥してゐる 2019.11.23 2020.12.09 文明の創造
第三篇「霊界叢談」 天国と地獄 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 天国は曩に述べた如く上位の三段階になっており、第一天国、第二天国、第三天国がそれである。第一天国は最高の神々が在しまし、世界経綸の為絶えず経綸され給ふのである 2019.11.22 2021.02.13 第三篇「霊界叢談」 霊界
第三篇「霊界叢談」 死後の種々相 (自観叢書三 霊界叢談 昭和二十四年八月二十五日) 死にも種々あるが、脳溢血や卒中、心臓麻痺、変死等のため、突如として霊界人となる場合があるが、何も知らない世人は病気の苦痛を知らないからむしろ倖せであるなどというが、これらは非常な誤りで実はこの上ない不幸である。それは死の覚悟がないため霊界に往っても自分は死んだとは思わず相変らず生きていると想っている 2019.11.19 2020.10.20 第三篇「霊界叢談」 ホーム自観叢書霊界
ホーム 祖霊と死後の準備 (自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) 世間よく仏壇を設置するのは長男だけで、次男以下は必要はないとしてあるが、これは大きな誤りである。何となれば両親が生きているとして、長男だけが好遇し、次男以下は冷遇または寄付けさせないとしたら、大なる親不幸となるではないか。そういう場合霊界におられる両親は気づかせようとして種々の方法をとるのである。そのために病人が出来るという事もあるから注意すべきである。 2019.11.16 2020.10.20 ホーム第三篇「霊界叢談」 世界メシヤ教とは?霊界
第三篇「霊界叢談」 霊界と現界(自観叢書三 昭和二十四年八月二十五日) そもそも人間とは肉体と霊体との二原素から成立っており、人間が死するや霊肉離脱し霊は直ちに霊界に入り霊界生活が始まるが、離脱の場合極善者は額から、極悪者は蹠(あし)の爪先から、一般人は腹部の中央臍部辺から霊は脱出するのであって、 2019.11.14 2024.02.12 第三篇「霊界叢談」
第三篇「霊界叢談」 霊界の存在(自観叢書第3篇『霊界叢談』昭和二十四年八月二十五日) 人間は何がためにこの世に生まれて来たものであろうか。この事をまず認識せねばならない。それは神は地上経綸の目的たる理想世界を建設せんがため人間を造り、それぞれの使命を与え、神の意図のままに活動させ給うのである。原始時代から今日のごとき絢爛(けんらん)たる文化時代に進展せしめたのも、現代のごとき人間智能の発達もそれがために外ならない。 2019.11.12 2024.02.12 第三篇「霊界叢談」 霊界
第三篇「霊界叢談」 自観叢書第3篇『霊界叢談』序文 昭和24年8月25日発行 そもそも今日学問も人智も進歩したというが、それは形而下の進歩であって、形而上の進歩は洵(まこと)に遅々たるものである。文化の進歩とは形而上も形而下も歩調を揃えて進みゆくところに真の価値があるのである。文化が素晴しい進歩を遂げつつあるに拘わらず、人間の幸福がそれに伴わないという事は、その主因たるや前述のごとく跛行的進歩であるからである。これを言い換えれば体的文化のみ進んで、霊的文化が遅れていたからである。 2019.11.11 2022.06.01 第三篇「霊界叢談」 大経綸霊界