岡田茂吉 動脈硬化及び高血圧症『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行 | 岡田茂吉を学ぶ

動脈硬化及び高血圧症『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行

 動脈硬化と高血圧の原因は、二者似て非なるものであるから、別々に説明してみるが、動脈硬化は薬毒が体内の動脈附近に固結し、動脈を圧迫する場合と、毒血が動脈のある部分に滞留固結する場合とであり、後者の方は、段々毒結が集溜しつつ膨張する。これが動脈瘤である。この毒血は薬毒と今一つは肉食による血の濁りが原因であるから、こういう患者は薬を止め、菜食にすれば案外早く治るものである。

 次の高血圧の原因は、左右顎下の凝りの為であって、こういう人は平常文字をかくとか緻密な手の業をする等の原因が多く、査べてみればよく分る。しかし医学では高血圧は脳溢血の先駆としているが、これは誤で、間接的には幾分の影響はあるが、直接的にはないから安心して可なりである。以前私に血圧三百という人が相談に来た事があるが、この人は六年前医師に発見されて、注意を受けたが、生活上仕事を休む訳にゆかないのでその儘続けているが、何ともないので相変らず勤めているとの事であった。職業は筆耕書きで年齢は六十余歳であったが、私は心配ないから、その儘勤めてもいいと言ってやった。

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