栄光 展覧会を観て(下) (栄光 七十一号 昭和二十五年九月二十七日)
巨匠名人といはれる程の画人は、例外なく客観性を逸してはゐない、厳とした主観があってそれを客観で包んでゐる、例えば主観とは人間なら骨である、骨を包んでゐる肉や皮膚があってこそ客観の美がある、処が今の油絵は皮膚や肉がない、只骨の露出だ
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