御教え集23号 昭和二十八年六月十六日 ※結核(昭和二十八年七月十五日)

六月十六日(ご面会ー2)

      結核について話しますが、何時か浄霊は一週間に一回くらいという事を言った事がありますが、だんだん浄化が強くなるから、その方針を変えなければなりません。というのはこれからは浄霊は幾度やってもよいのです。その代りこういうやり方をしなければならないのです。一番主にする所は肩です。というのは、浄霊すればそれだけ病は治りますが、一番厄介なのは衰弱する事です。熱が出る、咳が出る。そのために睡眠不足するというわけで、食欲が減るのです。そのために物を食べないから弱るというわけで、病気で死ぬのでなく、衰弱で死ぬのです。それがほとんどです。そこで食欲を減らさない方法は、肩を柔らかくするに限るのです。これは大体人間の健康を調べる健康診断の一番確実なのは肩を見る事です。肩が柔らかければ必ず健康です。ところが結核の人に限って肩が固いのです。中には膿が固まって骨みたいにコチコチしているのがあります。この肩の固いのが食欲に一番影響するのです。その意味でこういう事も知っておく事です。それは肩の柔らかい人は随分酷い病気でも、結局治るのです。それから肩の固い人はそれほどの病気でなくても、悪化してコロッと死ぬのです。これは私は沢山経験がありますが、又神様の方の医学から言っても、そういうようになっているのです。ですから肩を最も主にする事です。殊に結核はそうです。胃病でも胃もやるし肩もやると非常によくなります。ですから肩を柔らかくするという事が一番効果があります。だから結核は肩を充分やるにおいては、幾度浄霊しても構いません。そういう事にするのです。というのはだんだん霊界の浄化が強くなるにつれて、もう固まらなくなるのです。それで、あんまりやってはいけない、一週間に一回という事は、溶かすと浄化が強くなるから、溶かさないようにというわけでしたが、もうそんな事は言って居られないので、結局溶かす手段をとるのです。それで溶かすとやはり熱が出、咳が出、衰弱をしますが、それで物を食べればよいのです。それには肩を柔らかくすればよいのです。だからこれからは、結核患者は肩が固いですから、或る程度まで柔らかくなると食欲が出ますから、ずっと応(コタ)えが出て来ますから続くわけで、そこで治るという事になります。これからはむしろそういうやり方でやると、今までよりずっと治ります。結局結核でも必ず治るが、折角治っても再浄化で駄目になるというような事のないようにしなければなりません。この間は信仰的に結核の再浄化の事を言いましたが、今日は体的に話したわけですが、そういうようにやる事です。と言ってもやはりあんまり運動はさせない方がよいです。浄霊は幾らやってもよいが、寝たり起きたりくらいの程度にしておくのです。あんまり荒ッポイ事はさせない事です。そうすると浄化が又強くなりますから、そこの調節をうまくするという方法です。それで非常に効果がある事になります。それで結核が治ったという人、いろんな病気にしても、肩が非常に固いですから、それを自分で浄霊すると再浄化でも軽く済みます。

      それからもう一つは息切れですが、この息切れの原因はいろいろありますが、一番の原因は肋間神経痛です。痛まないのは痛とは言わないが、とに角肋間の骨に毒が固まっていて、少し運動をしたりすると溶けるのです。それを肺が引張るので、これが息切れです。ですから息切れのある人は自分で触ってみても必ず痛い所がありますから、其処が因ですからそれを溶かすようにするのです。他に息切れの原因があるように見えますが、しかし一番の原因は肋骨です。ですから肺病と言っても一番は熱は無論ですが、熱も肋間の熱が多いです。熱と食欲ですが、熱は固まりさえ溶かせば下がります。しかしとに角症状としては熱と食欲の不振、息切れが結核の一番のつき物ですから、その原因についてお話したわけです。

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