御講話

御垂示録9号

御教え*聖徳太子/経緯結ぶ/旭ダイヤ(御垂示録9号 昭和27年5月1日①)

「ナラ」というのは、地が拡がるという事です。お釈迦さんは土のミロクだからね。地は七だからね。七のミロクになる。だから、今度京都に地上天国を造るというのは、箱根が五で、熱海が六で、京都が七だと、そういったミロクの意味になるんです。
御教え集9号

京都劇場に於ける御講話(御教え集9号 昭和27年4月30日)

そこで経と緯と結ばなければならない。その結ぶ最初の起点ですね。はずみが一昨日の講和記念日になるんです。で、神様の方ではそういう経綸になっているんです。つまり世界が伊都能売いずのめになるんですね。そこで、つまり十字に結ばる訳ですね。だから、講和を契機として、日本とアメリカは一層仲が良くなるんです。非常に密接になる。
御教え集9号

御教え*仏教美術(御教え集9号 昭和27年4月25日②)

京都は日本に於けるフランスなんです。日本を世界とするとね。これは霊的の事になりますがね。これはいずれ話すとして――日本を世界とすると、京都はフランスになる。フランスは世界の観光客を集める。と同じ様にして、京都もそんな――今でもそういう点はありますが、まだまだ貧弱なんです。唯、古臭い、歴史的のにそういったもので客を呼ぶだけです。成る程、桂の離宮とか、修学院しゅうがくいんとか、色んなそういった古いのがありますが、それ丈では極く特殊な人だけしか、それが理解出来ないんです。そこで、現代人誰も彼も是非行ってみたいと言う意欲を起すには、とにかく新しい天国的なものを造るという事でなくちゃならないと思う
御教え集9号

御教え*自然農法、自然栽培/自然の野菜は美味しい(御教え集9号 昭和27年4月25日①)

自然農法の効能ですね。で、それは非常においしいんですよ。野菜でもね。これは、米に限らない。いっさいの作物ですね。ところが今迄肥料を使っている為に不味まずいんですね。不味いからして、どうしても肉や魚を食いたがるんです。私でもそうですからね。やはり、近頃自然農法で取れたものを大分食べる様になりましたがね。大分美味いから肉より野菜を食べたいんですが、以前ときたら、野菜は不味いんです。だから、つい御馳走ちそうと言ったら、動物性の物を食べる様になるんです
御教え集9号

御教え*箱根美術館(御教え集9号 昭和27年4月16日②)

今度の箱根の美術館なんか、ちょうど時宜じぎに適切にはまっている訳ですね。と言うのはいつも言う通り、日本美術という物は、見せる所が日本にまだ無いんですからね。ですから、いずれ外国に知れ渡るに違いないから、随分見に来るだろうと思ってます。日本に来た外客で――観光客としたら箱根を見ない人はないですからね。箱根に来れば、嫌でもこの美術館を見ますからね。だから相当世界的に反響を起こすだろうと思ってね
御教え集9号

御教え*メシヤ会館絵図(御教え集9号 昭和27年4月16日①)

だから一番難しいのは、私の言う通りにやらせると言うのが、一番難しいんです。一番厄介なのは、木の枝を切る事ですね。これは言う通りにやらないと、育つ迄に何年もかかるんですからね。
御教え集11号

地上天国祭 箱根美術館開館 (御教え集11号 昭和27年6月16日②)

美術館も、これから皆さん見られますが、案内書が間に合わないので、私がざっとした案内書の代わりをしますから良く聞いて貰いたい
御教え集11号

地上天国祭御教え*丸にチョン (御教え集11号 昭和27年6月16日①)

丸(○)が宇宙でして、チョン(ゝ)が肝腎なのであります。それが私の救いの仕事になるわけなんです。それは非常に神秘ですから、精くわしく話すると面白いんですが、まだ時期がそこまで行っていませんから、時期を待っているのです。なかなか、神様の事は深いんです。そこで地上天国を造るという事は、それが丁度石を投げて波紋を起すように、段々広って行って世界が天国になるという事になるんです。ですから、小さくても――単にこれだけのものでいても、これが非常に大きな意味になるんです
御教え集9号

御教え*箱根美術館完成(御教え集9号 昭和27年4月15日②)

とにかく今度の箱根の美術館は、余程センセーションを起すだろうと思ってますね。しかも外人もですね。無論世界的に注目の的になるに違いないですね。そこで、まあ――外客が日本に来た以上は、箱根には必ず寄りますからね。箱根に来た以上は、必ずこっちの美術館を見るというように、外客はほとんど洩もれなく見るだろうと思ってます。
御教え集9号

御教え *お陰話/大芝居/信仰の急所(御教え集9号 昭和27年4月15日①)

神様中心――神様だけに見ていただく、お気に入っていただく――これで良いんです。そういう風に思っていると、きっと御守護が厚いんですよ。だからそれが――ちょっと今までの色々な習慣や何かもあるので、難しいんですね。その点ですね。そうすると、あいつは悪いとか、あの教会は間違っているとかいう事は、口に出さなくなる。思う事は構わないですよ。神様は想念の自由は許されている。しかし、行動に出してはいけない。大体その時の気持ちで、大いに興奮して言うが、それを我慢して言わないと、きっとああ言わなくて良かったという事がありますよ。あいつは悪いと言うが、あとになると、大抵後悔するものです。これは信仰の急所ですね
御教え集9号

御教え*私が拝む神様はない(御教え集9号 昭和27年4月7日①)

私は神様に聞く必要はないんです。私のお腹におられる神様は最高の神様です。自分が言う事やる事が、そのまま神様がやっている事と同じですからね。つまり直接なのですね。ところが、今までの宗教の教祖というのは間接なんです。キリストにしろ、自分はエホバの命によって生まれたとか、天の父だとか、何とか言いますが、あれはやっぱり間接的なんです。で、私におられる神様は、エホバと同じなんですからね。そこで、私は神様を拝んだ事がないですね
御教え集9号

御教え *私は許し主(御教え集9号 昭和27年4月6日③)

贖罪主とは別に、社長――すなわち、よし許すと言う、許し主がなくてはならない。私は許し主なんです。ですから、そう言う点は非常に――主人と家来程違うんですね。こう言う事も、今までも言いたかったんですが、余りかけ離れているから、誤解されますので言わなかった
御教え集9号

御教え*邪神の見分け方/天狗(御教え集9号 昭和27年4月6日②)

よく邪神が憑いてるか憑いてないか、あるいは邪神か邪神でないかを見る、一つの方法があるんです。それは、一番分かりやすいのは、邪神というものはしつこいんです。で、神様ほどあっさりしているんです。ですからクドクドしく一つ事を言ったりするのは、これは邪神と見て良いですね。で、高級な神様ほどあっさりしている。ですから、あっさり言う人は身魂が高級と思って良いですね。それからクドクドしく言うのは、邪神でなければ、神様では低い
御教え集9号

御教え*鉱山/地上天国の建設(御教え集9号 昭和27年4月6日①)

金の御用をすると言うのは、それだけ罪を減らすんですから、無理をしない限り――出来るだけ沢山した方が、早くメグリが取れる訳ですね。そうすれば、それだけ苦しみが減るのと、あべこべに徳が多くなるですね。私は今まで余り言わなかったですが、神様に上げた金は何倍にもなって帰るんです
御教え集9号

御教え*これは今までの宗教には一つもない(御教え集9号 昭和27年4月5日②)

私は拝まないんです。というのは、私の腹におられる神様は――私が言ったりしたりする事は、神様が直接するんですから私が拝む事はない。それから、拝むという必要はないんです。私のお腹の中におられる神様は最高の神様ですから、拝まれるのは当たり前ですが、こっちで拝む神様はないんです。みんな下の神様ですから、私の思うままにやっていれば、それが最高の神様がやられているんですから、そこで私は、神懸り的な――私が御神体に向かって礼拝しないと言うのは、そういう意味なんです。これは今までの宗教には一つもないんです。
御教え集9号

御教え *鉱山(御教え集9号 昭和27年4月5日①)

それが硬化作用ですね。段々泥海が土になる。それが硬化して石になるんです。石が硬化すると金かねを胚胎するんですね。で、金属にも硬い柔らかいがあって、鉛は極く柔らかいんですね。それが硬化すると亜鉛ですね。ピカピカ光ってますね。結晶するんです。亜鉛が硬化すると銅が発生する。こういう事になっている。私の説でいくと、山の方も実に合っていくんですよ。浄霊と自然栽培――あれと同じような理屈ですよ。
御教え集8号

春季大祭御教え *鉱山は硬化作用(御教え集8号 昭和27年3月27日②)

赤土でもない、粘土でもない、白土がありますが、それが硬化すると銅が発生するんです。その硬化作用と言う事を知らないからね。そこで、圧力の強い程硬化作用が強いので、山の中央の下が硬化作用が強いから――今掘っているんですがね。鉛、亜鉛の山でも――今度竪坑を入れてやってますが、ちゃんと合ってます。私が言う通りやると、ちゃんとなる。
御垂示録8号

*御神体/一本多い肋骨/鉱山について(御垂示録8号 昭和27年4月1日⑥)

何時かも話した本山が出来ますね。本山が出来ると世界的になるんです。地上天国丈じゃ日本的ですね。本山なんかも、大体形でも何んでも、すっかり頭の中に出来ているんです。唯、時の問題ですね
御教え集8号

春季大祭御教え *本山「光明台」/熱海(御教え集8号 昭和27年3月27日①)

前は「光明台」とつけましたからね。その光明台のそこが、丁度東と西の間ですね――箱根の山の上になる。要するに東と西と言うのは、経たてと緯よこなんですからね。東が経で西が緯なんです。東が火ひで、西が水みずなんです。ですから経緯結びの中心ですね。それが箱根になってますからね。つまり霊的に言えば、世界の真ん中に光明が現われたと言う事になるんです
御教え集8号

春季大祭御教え *地上天国箱根・熱海/鉱山(御教え集8号 昭和27年3月26日②)

けれども本当言うと、お金の御用と言うのは、罪穢をそれで減らしていくんですからね――神様にね。ですから、成可く信者にお金を上げさせたいんです――私の方はね。信者は浄まりますからね。だから、山からあんまり出ちやうと、信者からの寄附は、却って必要がなくなるからね。信者には却ってお気の毒なものですね。だからそうならない内に出来る丈早く、大いに罪を取った方が良いですね。
御教え集8号

春季大祭御教え *自然栽培/結核問題(御教え集8号 昭和27年3月26日①)

今年から段々表面的に活動する事になるんです。で、今――現在行やろうとし、行いつつあるのは、農業の自然栽培ですね。「農業特集号」は大分効果が見えつつある様です。
御垂示録8号

*経綸/墓地/花嫁衣裳/蛇の霊(御垂示録8号 昭和27年4月1日⑤)

音に二種類ありますがね。蛇と言うのは、毒のある所にいくんです。すると、毒の溶ける音と蛇が動くので、その音がするんです。先にお腹をグーツと蛇が動くんです。それは蛇が動く音なんです。簡単な場合は毒が少ないんです。溶けても、あるうちは又寄りますからね。だから又音がする。
御垂示録8号

御教え*鉱山(御垂示録8号 昭和27年4月1日④)

地熱のほうは地霊ですね・・・・地の霊気なんです。作物が育つのも地霊のためですね。この地霊が、体となれば窒素なんだからね。窒素を取って肥料に使ったりしますが、あれはたいして効き目がないです。体だからね。霊でなければならない。この霊が始終発散して、この霊によって硬化するんです。地殻を霊が浸透するんです。
御垂示録8号

御教え *邪神々々と言いますが、あれが一番悪い(御垂示録8号 昭和27年4月1日③)

人の邪神は気にする事はない。大きにお世話です。だから私は今度も書きましたが、人を邪神だと言う事を言う人があるが、それはその人が神様になるので、神様の地位を冒おかしているんだからね。邪神と言われるが、言う人は大変なものですよ。神様の地位になるんだからね。神様じゃない、人間とすれば、大変な冒瀆ぼうとくですね。神様になっちゃうんじゃなくて、神様の上になるんだから、この人は本当の邪神が憑いていると言う事になる。第一邪神か邪神でないかと言う事は分かるものではないですよ
御垂示録8号

御教え*なんでも決めるのがいけない(御垂示録8号 昭和27年4月1日②)

だいたい決めてはいけないということにして、それから決めなければならないことは決める。それは、事と次第によって、いろいろあるんだから……決めないと決めるようにするのもいけない。そこが千変万化、幽玄微妙の境地なんです。だから、それに少しでも近寄って行けば、その人は本当に身魂が磨けているんです。これはいままでの信仰にはないんです。これは高い信仰なんです。そういう人の信仰は間違いないんです。それが真理なんだからね。
御垂示録8号

*神懸り(御垂示録8号 昭和27年4月1日①) 

その人の信仰がしっかりしていれば、悪い霊は憑らない。また側にいる人に、悪い霊が憑って、瞞だまそうとしても駄目だから………それは霊が良く知ってますからね。憑りませんよ。そこで、悪い霊が憑っていい加減に瞞されるということは、その人の信仰が浅いとか、心の持ち方が違っているからやられたんだから、やられていろいろするのは、一つの浄化作用だからね。それでその人が、結局良くなるんです
御垂示録8号

*墓/稲荷/執着/死産/御霊紙/カリエス/箱根美術館(御垂示録8号 昭和27年3月1日⑧) 

祀らなければいけないですよ。五カ月以上は祀れと言う事を言ってありますがね
御垂示録8号

*歯の治療/木を切る/祀ってある狐/胃の急所/ザルに水/人の値打ち(御垂示録8号 昭和27年3月1日⑦)

自分で自分の思う様に出来たら大したものです。だから、それを思う様にやろうと言う処が人生なんだから、それで良いんです。何も心配する事は要らないんです。だから、神様の思し召し通りになる。どうにもならなくて困るから、ならせよう、ならせようとする処に、その人に値打ちがあるんだからね。
御垂示録8号

*肥毒/水/お詫び/先祖供養/御神体(御垂示録8号 昭和27年3月1日⑥)

私が、こう言ったのを、勝手に人間の方でやると、お咎がありますよ。ですから、御神前に置けと言った以上、置いておけば良い。それで、背そむいた事を本人に良く言って、光明如来様にお詫びする様に言う事があなたの務めです
御垂示録8号

*お詫び/馬の病気/家が絶える/後妻(御垂示録8号 昭和27年3月1日⑤)

だから、あなたは出来る丈干渉しない様に、勝手にやらせる様にするのです。それから、今の主人の言った事は――別居すると言う事は、極く良いですね
御垂示録8号

*龍神/動物霊/自然農法の理屈に外れている(御垂示録8号 昭和27年3月1日④)

理窟にはずれているからね。草は畑の堆肥です。草は、水田に入れると、浮いて流れちゃったり、土に混じらない。
御垂示録8号

*国宝/茶碗/日本の彫刻/芸術と種痘(御垂示録8号 昭和27年3月1日③)

木彫ですね。どうも、日本のは良いですがね。世界一ですがね。支那の六朝仏が良いとしているが、日本の推古の仏像の方が上ですね。天平時代の仏像の――木彫の仏像は、ロダンなんて足元にも及ばない。大変なものですよ。みんな知らないからね。大騒ぎをやっているが、実に奈良朝の木彫と言うのは大変なものです
御垂示録8号

*急所/薬毒/ゲンノショウコ/⦿の文化(御垂示録8号 昭和27年3月1日②)

⦿の文化――つまり之(〇)が月つきの働きなんです。之(﹅)が日の働きなんです。つまり日月になる訳です。之(〇)は緯の働きで、之(﹅)は経の働きです。だから明主と言うのは、日月じつげつの主スになる訳です。之は伊都能売になるのです。日がイズで、月がミズだから、火水で伊都能売ね
御垂示録8号

御教え *浄霊[後頭部に瘤](御垂示録8号 昭和27年3月1日 ①)

私の後頭部に瘤こぶがある。原因は歯に薬をつけた、それが段々行って、ここ(後頭部)に固まった。それで、どうも頭の具合が始終悪い。一昨年から気がついて浄霊した処が、段々溶けて来て、今約半分位になりました。丸で、骨みたいに固かった
御教え集8号

春季大祭御教え*箱根光明台/熱海瑞雲郷/神様の御計画(御教え集8号 昭和27年3月24日)

こっちがやっている事が神の大方針と違う事があるんですね。神様の方は無駄がないんです。実に、そう言う処は旨いんですよ。当たり前なんですがね。実に神様の行やるのは旨いんですよ。だから失敗はないんです。人間の目で失敗の様に見えますが、失敗じゃないんです。何となれば、失敗しなければ旨くいかないところがあるんです。それで失敗させられるんです。長い目で見ていれば失敗はないんです。あんな無駄なと思うが、時が経つと、必要な役であったと言う事が分かるんですね。
御教え集8号

春季大祭御教え*『結核信仰療法』/「農業特集号(御教え集8号 昭和27年3月23日①)

今度は世界的に発表しようと思うんで、非常に努力してやりましたからね、それ丈の値打ちがあると思うんです。今迄の書き方と違って、思い切って、少しも斟酌しんしゃくしないで、有りの儘、医学の欠点から――大体結核が主になってますけれども、全般的の病気に関して書いてあります。理論医科学と言った具合に説いてある積りです。
御教え集8号

御教え*日本人の美術の頭は世界一(御教え集8号 昭和27年3月6日①)

その人が言うには、日本人の美術の頭と言うのは世界一だと言うんです。と言うのは、外人はやっぱり美術で理解出来ない点があるんですね。この頃やっと、アメリカなんかも相当解り掛けて来たですが、つまり解り方が浅いんですね。深さや高さと言うのは到底日本人に追っつかないんです。
御垂示録7号

*時期/外人の御神体/霊を感じる/無肥料栽培種/原子爆弾(御垂示録7号 昭和27年2月⑧)

時節で――無理に変えると言う事も出来ないですよ。そう言う事は考えないで、その儘にして置きなさい。変えなければならない様な時には、神様が変える様な手段をとってくれますからね
御垂示録7号

*先祖/時期が早い/仏壇/死霊(御垂示録7号 昭和27年2月⑦)

何となれば、祖先が承知しないからね。だから、却って禍がありますよ。処が、宗旨によっては――お寺がつぶれちゃったとか、お寺が遠くなったと言う場合に、止むを得ず変わる場合がありますが、原則としては――祖先が霊界が異っちゃうと、そっちに行かなければならないからね
御垂示録7号

*お軸の扱い/執着/悲劇を作らないように(御垂示録7号 昭和27年2月⑥)

気持ち次第です。転換したいと思ったら、すれば良いしね。転換したいと言う執着があったらいけないからね。転換して良いですよ。