岡田茂吉 「妙智之光」 地上天国 第十六号 (1) 昭和二十五年八月十五日 | 岡田茂吉を学ぶ

「妙智之光」(1)地上天国 第十六号 昭和二十五年八月十五日

        【問】庭にいも穴を掘った時人骨らしきものが出てきました。気味わるいので内緒でそれを他の場所に埋めました。まだ掘ればそこに骨があると思います。如何致したらよろしいでしょうか。

    【答】已に掘った骨は清い所へ埋め、垣根でも作って人の踏まぬようにし、祝詞を奏げ幽世の大神様によくお願いしてやるとよい、大きな功徳になる。

      【問】浄のお守り様の「ゝ」の意味に就て。

    【答】天から最高の神霊が下った姿が「ゝ」である。大本教では一輪の霊といっている。

      【問】芸術などする人の人格が高級でない場合が多いのはどういう訳でしょうか。

    【答】全くである。芸術家で、人格の低い者が割合多い。然し深く考えると無理のない点がある。昔の方がズーツと立派な人が多かったのにひきかえ、今日はそうでないのは、一番の原因は経済問題で、生活に追われると、思うように練って作る事が出来ない。それが芸術の堕落となる。まだ戦争前は、財閥富豪等が芸術家を擁護したもので、その頃は優れた芸術家が出たのである。

        【問】行為は人格の現われと考えられる時と、其反対に考えられる時とありますが、どちらが本当でしょうか。

    【答】人格の表われが本当である。反対に考えられるのは、人格と逆であるからで、これは本当ではない。然し世の中には、人格を高潔に見せようと努むる者が沢山あり、之が反って偉い人に思われる場合もあるが、之は長くは続かない。一番肝腎な事は、小乗と大乗を弁(わきま)える事である。小乗的に偉くみえるのは本当でない。本当の人格者は、全人類の幸福を念願する。世界主義的の人である。

        【問】霊子と原子に就て、

        (イ)原子記号で酸素は8、水素は1、窒素は7でありますが、酸素、水素、窒素を火水土として考える時、五六七の数字と原子記号の817の数字とに、何か関係がありましょうか。

        (ロ)霊子が化学者の手によって発見実証されるとすれば、それは神霊放射能中と存じますが、原子核中よりも発見されましょうか。

        (ハ)原子界の霊の部面が想念界になるとの御説から推理致しまして「電子の霊━無線」の活用の如く、原子の霊の活用により、全世界人類が想念による通信が出来る様になる時が参りましょうか。

    【答】(イ)関係はあるが、原子記号は絶対のものではない。今後まだまだ変わる。未発見の原子も沢山ある。

    (ロ)原子核は物質の方である。物質の霊子はまだ荒い。原子核の発見はもっと分裂する。原子核の中からも霊子を発見する。又霊子核の中からも極霊子を発見する。

    (ハ)今に想念の無線電波時代が来る。例えば、空中に字を書くとか話するとかすると、何千里先までも通じたり感じたりする。これは今でも、或程度はある。人心の機微をつかむなどというのはそうで、政治家なども、此人心の機微をつかむ事が重要である。

        【問】御浄霊を施療でやってあげるのは如何にも美しい行為のように思えますが、これは夜の世界に於ける慈悲の考え方であって、正しい意味の救いにはならないものでしょうか。

    【答】浄霊をして、御礼をもらわぬという事は本当ではない。然し特別の理由があれば止むを得ないが、その人の身分相応で、少しでも余裕があればお礼を上げるのが本当である。浄霊する教師とても無論人間である以上、生活しなければならないからもらうべきである。かって私が浄霊に従事した頃、此事を聞かれた時、私は答えた。浄霊により生命が助けられたのだから、本来ならば全財産の半分位上げてもいい訳である。此意味で私は手数料しかもらっていない。浄霊に対する御礼は未だもらった事はないと。又先に弟子で一回一円の料金で浄霊していた頃、五円もらったので規定より多いからといってわざわざ返しに行った者がいた。之は実に神様を侮辱した行為だと大いに注意した事があった。

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