*背部の浄霊(御教え集4号 昭和26年11月8日②)

《お伺い》一家中入信致し、光明如来様も御奉斎させて頂いております。Y.H(四歳)は、本年の七月三十一日右側急性腎臓炎にて、動くのも不可能となり、激痛を訴えましたが、御浄霊により楽にさせて頂きました。この頃は、右側の体を持ち上げ、横に少しなれる様になりました。初めての御浄化を頂きました頃から四十日程は両足を開き、屈曲したままで伸ばす事すらできませんでした。それが、九月初め頃より、左側腰の横が腫れて、後相当量の排膿を見ましてより、左右両足共少しずつ伸ばせる様になりました。この頃に至っては自由に屈曲は致しますが、足を伸ばした時は、両足が約三十度位開き、ピツタリと揃えて伸ばす迄にはなりません。昨今の体の症状は腎臓部(右側)に膿が溜まっている様で柔らかく腫れて、皮膚は普通で、化膿して外へ出る様にも見えず、中々引きません。そうして右側腰骨の上に固い毒結が骨の様になっております。それが、起き上がる事を邪魔しているのでしょうか、それともその腫れている膿か水膿かが、痛くなる為に動く事を不可にしているので御座いましょうか。この様な病人は、治癒迄相当の時日を要するのでしょうか。御浄霊箇所は特に天庭、肩部、頸部、鼠蹊部横より腎臓部で、仰けに寝たままである為背部よりの御浄霊はできません。御浄霊の不備な点を御教示願います。なお、この子は平常でも頭を左右に振り、浄化が盛んな時は一日中休みなく振り、見ている方で眩暈がする位です。御浄霊により、この頃は振らなくなりましたが、これは何の憑霊で御座いましょうか。なお、当家には大銀杏の木がありましたが、昨年の(ジェーン台風)で中途より折れ、半分が未だそのままで御座います。これと関連性があるので御座いましょうか。御垂示の程御願い申し上げます。

《御垂示》背部の浄霊はできますがね。手を入れて、離さなくても、ぴったりくっついたままで、力を入れない様にすれば結構できるんですがね。そうしなければ駄目です。これは後だからね。台風で折られたのは、別に怨む訳はないからね。憑く場合もありますが、それは大した事はない。こっちで(ジェーン台風)を作ったんじゃないから、(ジェーン台風)にお尻をもっていくのが本当ですからね。これは何ですね。相当腎臓に固まっていたのが溶けたんです。溶けて来たんで、やっぱり動くと痛いんですからね。屈曲したままで――これは腰ですね。尾骶骨(びていこつ)ですね。これは少しずつ治っていきますからね。そう長くはかかりませんよ。これは後の方をやらないから、それで長くかかるんだから、手を突っ込んでそうして力を入れないで、霊を入れるんですから、何でもないですよ。今度の浄霊は、先と違ってそれができるんですから、大したものです。右側の腎臓――これは溶けているんですから非常に結構です。それから、首を振るのは、筋(肩の付け根)が吊っているんだからね。

《お伺い》一日中、大きく振っているので御座います。

《御垂示》霊だね。細かいのは吊っているんですが、大きく振るのは霊ですね。動物霊ですね。もう治ったでしょう。

《お伺い》今はわずかで御座います。

《御垂示》それで解決ついたんです。胃腸とは関係ないですね。振るのは、小さい時からですか。

《お伺い》生まれつきで御座いますが、御浄化を頂いてから特に激しくなりました。

《お伺い》解決ついたから、良いです。もう少しで、ちゃんと歩ける様になりますよ。

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