御教え集1号 昭和二十六年八月十八日 *カリエス (昭和二十六年九月二十日)

(お 伺 い) 私の家は私始め一家七名入信の栄に浴し、御神体を奉斎、数々の御神徳を戴き歓喜敬神の誠を捧げて居ります折、昨年三月入信の四女H(十九歳)が本年三月頃より全身に微熱、倦怠、苦痛を覚え、旬日にして大浄化、発作を起しましたが御守護により一命を取止める事が出来ました。御守護御礼申し上げます。

 娘Hの病状は腰骨カリエスの如き症状で、脳天、延髄、脊髄の浄化激しく腹部の痛みが之に次ぎます。チョイチョイある腹、胸の痛みは前記の場所の浄霊でよく治ります。脳天の痛む所はブョブョになって居り、左延髄よりやや下った所には小豆位の毒結あり、そこと延髄の近くの頭蓋骨のへりが最もよく発熱します。背中は筋肉が高く盛り上がって脊髄も非常に湾曲しておりましたが、この度の御浄化で背中の形はスッカリ良くならせて頂きました。

 十四日より十五日にかけて下腹部から喉に冷い玉の様なものが上がって来て締付ける様な苦痛がございました。その折伯母その他多勢の霊が仏壇から救いを求める如く出て参り、振り離そうともがくうち、明主様の御姿が浮かび指で胸の辺りを指された処急に楽になって参りました。それ迄色々支障あって屏風観音様を御祀り出来ませんでしたが、家内一同協議の上御祀り致しました処、すっかり霊的な苦痛はなくなりました。現在の処食欲少なく大分衰弱して居り苦痛の程度は一進一退でございます。

 信仰上又浄霊の上で注意すべき点御教えの程御願申し上げます。

〔御 垂 示〕
 之は屏風観音様をお祭りしないので祖霊さんが催促したんです。それだけ(種々の症状)の後ですからね。食慾は少ないし、衰弱するのは仕方がないですね。腰骨カリエスですね。相当ありますからね。之は、やっぱり祖先のメグリが、之で取れるんだから結構だ。

祖先も祭って貰いたいし、それをお願いすると云う意味もありますね。ここ(前頭部)から、こう(後頭部)行く——何時か本にも書いたが。脳天にも幾らか固まっている。冷い玉の様なものが——之は霊です。この人に憑いている霊ですね。御祀り致しました処、霊的な苦痛はなくなりました——之も解決ついた。之は苦痛の処、そこだけ浄霊する。

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