特別御面会 昭和二六年七月八日 午後一時三十分より約二時間 (於)神山荘 上の間 ※その3

 ――十二歳のとき、風邪気味から医者にかかり、気管支カタルの病名にて五年後の今日は脊髄カリエスとなり、昨年七月より歩行困難となり、三回浄霊をいただきましたところ、穴が空き、膿が三合ほど出て、本年六月より四〇度の高熱が続きますが、治りましょうか。御浄霊の急所を御教示お願い申し上げます。

 この方は自分で病気をつくってしまった。最初の風邪のとき、うっちゃらかしておけば、薬毒カリエスにならぬですんだのである。いま、御浄霊をうけたため、とけて苦痛が出てきたのだから、毒素は何カ所にも固まっておるのであるため、そこを気長にやることである。必ずよくなる。


――御神体をお祀りいたす想念はどうあるべきか。

 病気治しに利用するとよくない。

――屏風観音は、神道の家にもお祀りしてよろしいでございましょうか。お伺い申し上げます。

 神であるから差し支えない。


――私の教会関係で、五人、腕とか脚の骨折患者が参っておりますが、これはなにか霊的に関係がありましょうか。

 やはり骨折の所がくもっておるからである。罪が重なってる。


――口より月のものを出す女がありますが、霊的になにか意味がありましょうか。

 前世において逆なことをしたからである。ラッパ管の入口に毒素があるから、下腹部をよく浄霊することである。


――私は五年前教修をいただいた者ですが、当時、電気はガラスだけは通さぬから、眼鏡をはずして御治療うけるように教えられましたが、やはりガラスは通さぬものでございましょうか。

 いや、そんなことはない。すべての物体を通しますよ。眼鏡をかけて御浄霊を受けなさい。


――一人娘が、五カ年間輸血をしてもらって生きてますが、御浄霊を受けましてから月経が半月もありますが、差し支えないでしょうか。

 毒血が排除されるのであるから結構で、霊が物質化したのが浄血であるから、御浄霊を受けると、汚い血が出され、きれいな血が増えてゆくのである。

――水に溺れた者を引き上げ、御浄霊をしてあげます場合の急所をお願いいたします。

 急所……心臓(はら這いにさせて心臓背面部より霊射する)。


――阿弥陀様の彫刻は、仏壇内のどこに祀るべきでしょうか。

 向かって右、阿弥陀。真ん中、観音。向かって左、釈迦。
 しかし、観音は、日、水、土の三位一体であるから、阿弥陀、釈迦をことさらにお祀りはいらぬ。
 阿弥陀……月、日……観音、地……釈迦。


――卵巣膿腫と卵巣水腫の相違について御教示願います。

 卵巣膿踵は、卵巣内に薬毒が集溜し、その浄化である。
 卵巣水腫は、卵巣内に尿が集溜し、その浄化である。


――レントゲン写真では、毒素の固まりと、溶解時と、いずれがわかるのでございましょうか。

 これは、毒素の固結が写るのである。


――ショー・ウインドーに、『メシヤ教早わかり』新聞をかかげて、宣伝これつとめておりますが、効果がないのはなぜでしょうか。

 飾り窓は商品を陳列する所で、目的が違うからである。


――教会、布教所、支部などでかかげる看板の大きさについてお伺い申し上げます。

 ちょうどいいのがよい。(爆笑)


――私の髪の毛が最近柔らかくなりましたについて、友人は、君は我がとれたから柔らかくなったのだと言いますが、本当でしょうか。

 おこりっぽいと固く、我がなくなると柔くなる。無理は執着が残存するからよくないのである。


――一婦人が専門にこのお道をやりたいのですが、主人が理解してくれませぬ。この場合、いかがすべきでございましょうか。

 正守護神がそうされるのであって、専門におやんなさい。ただし、主人が理解せぬと不和になるからおもしろくない。時期が来ると、ちゃんとよくなるものであるから、気長に時を待って御用をしてることである。

タイトルとURLをコピーしました