[日々雑感] 『御垂示録』を第一号から順次掲載します。※当時のご面会の様子(東方の光より引用)

於 咲見町仮本部

こんにちは、参考に、御在世当時のご面会の様子の一部を『東方の光』より引用させてもらいました。

 (メシヤ様の)その答えはきわめて平易簡潔、学問のない者にもよくわかり、いささかの曖昧さも残さなかった。ときには厳しく叱ることもある。また一転して冗談を交え、ユーモアをもって爆笑の渦を起こすこともある。そのように、融通無碍の教示は、満座の魂を魅了しないではおかなかった。少々的を外した質問であっても、教祖は持ち前の機転で当意即妙のやりとりに仕立て、質問を生かすようにするのである。また答えるに値しないような、いわゆる愚問であったにしても、その問いをきっかけに話題を広げ、教えの一端として説き聞かせることもあった。それは文字通り「愚問賢答」と呼ぶにふさわしい。

 これは教祖と親交のあった徳川夢声の伝える話である。ある年、箱根に教祖をたずねたおり、たまたま面会の様子を見る機会があった。いろいろ質問が出る中に
 「こんど支部の看板を出そうと思いますが、どのくらいの大きさがよろしいですか」
と尋ねた者があった。するとすかさず教祖は、
 「ちょうどいいくらいの大きさのがいい。」
と笑って答えた。家の大きさや、間口の広さ、高さなどを報告せずに看板の寸法だけ尋ねても判断のつくはずがない。その意味で、
 「ちょうどいいのがいい。」という答えは、まさに絶妙であると言わなければならない。この問答を聞いていた夢声は、当意即妙、味わい深いユーモアさえ漂うその答えに、限りない魅力を感じたという。

 しかし、教祖がいつも気長に受け答えをしたというわけではない。法律上の細かな手続きを質問する者には、
 「それは市役所で聞きなさい。」
と答えたし、霊的な知識に深入りしようとする者には、
 「それを知ったからと言って人類救済とどういう関係があるんですか」
と諭すのであった。いついかなる場合でも、教祖は人を救うということを中心にしていたので、神業の根本を忘れた質問は、これを厳しく正したのであった。

東方の光下巻 p509,510より

 面会の席に連なった人々は、質疑がたとえほかの人の問題であっても、それに対する教祖の答えがちょうど自分自身に向けられているように思われた。また面会の時の教祖の言葉の内容が、すぐにはわからないことがあっても、布教の場に立ち返って、いろいろな問題にぶつかっているうちに、おのずとその言葉の意味が理解されてきて、その真意がしっかと肚に収まり、問題を乗り越えられることもよくあった。

 教祖は同じような質問でも、相手によって異なる答え方をすることが多かった。ある者には教えだけではなくて、もっと小説を読めと言うかと思うと、ある者には教えだけを一心に読め、とも言った。また同じ失敗をしても、ある場合には厳しく叱責したし、ある場合にはほとんど注意さえしなかった。これらはみな、教祖が相手の持つ千差万別の事情に応じ、いかにすれば相手を育て生かしきれるかを洞察したうえで、説き分けた絶妙な待機説法(相手の機根に応じて教えること)なのである。

 仮に同じことをやり、同じ質問をする人々があったとしても、その行為者、質問者の背景となる事情は一人一人異なるものである。同じ問いに対して同じ答え方をし、同じ事柄を同じように叱っていたのでは人を生かし育てることはできない。教祖はたとえ質問を出した本人がその場にいない場合でも、その人物の背景や因縁を霊感で直覚し、適切な指導をしたのである。

 面会は単に知識を伝える場だけではなかった。そこに居合わせる者の人間性や品性が問われたり、常識人としてのたしなみがいかにあるべきかを教えられる場でもあった。(以下省略)

『東方の光』下巻 p511より

こんにちは、
今まで会話式御教えを無作為に掲載していましたが、これからまず『御垂示録』を第一号から順番に掲載して行きます。

 『御垂示録』は序文に”特別御面会に於ける、明主様の御教を集録せるものであります。”とありますように、『御教え集』に収録されている一般信者の御面会の御教えとは別に、主に資格者(?)中心の特別ご面会というのがあったようで、『御垂示録』の冊子は参加された方だけに配布されていたようです。

 また、『御垂示録』も『御教え集』も昭和26年8月1日のご面会日から収録され、26年8月分をどちらの会話集も第一号として9月から発刊され始め、メシヤ様が御浄化に入られる直前の29年4月のご面会分までが発行されています。

 昭和25年2月4日に「世界救世(メシヤ)教」を発会されましたが、三ヶ月後の25年5月には御法難が勃発。メシヤ様も教団も苦渋の月日を経られ、翌26年の8月ぐらいから漸く本格的な御神業が始動され始め、『御垂示録』や『御教え集』が発刊されるようになったのではと思われます。

 『御教え集』も全文お読みになりたいと思いますので、連動する別のホームページでの掲載を考え中です。
 第三篇で終わっていた『観音講座』も近日中に第四篇から順次掲載をさせていただきます。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

                   八尾屋

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