*霊体の曇り 御垂示録2号 昭和二十六年九月八日⑩

《お伺い》『結核の革命的療法』の中で、霊体の曇りは外からと中からとの二つの原因があるとありますが、それを浄めて頂きますには、浄霊で浄める場合と、御神書の拝読による場合と区別が御座いましょうか。

《御垂示》浄霊は外からで、御神書読むと、つまり魂ですね。魂は何でもないんだが、曇らせると、魂に影響するんです。これは魂が眠っているとか、曇っているとか――外形の影響によって、之だけが之(縮小)だけになる。御神書読むと、アッと目覚める。だから中心から曇りが取れていく。魂と言うものは、心(しん)の心(しん)は絶対に清いんです。何かの状態で、悪人でも目が覚めたり、いよいよと言う時に良い事をしたり、人の性――性善説、性悪説とあるが――極く中心はそうなんです。その周囲だけが色々になる。だから、魂が大きくなったり小さくなったりする。御魂のふゆを、と言うのは、御魂が増えると言う事です。

《お伺い》人助けをさせて頂きました場合は如何なりましょうか。

《御垂示》人助けをすると、その人が感謝するでしょう。感謝の想念は曇りを取るから魂はそれだけ大きくなる。魂は伸縮自在です。

《お伺い》月並祭に参拝する場合は、光を沢山頂き、魂を浄めて頂くのでしょうか。

《御垂示》神様がそうなんです。それと同じなんです。人間が多勢上がりますね。そうすると、神様の光が強くなる。それでお蔭を頂く。神様の光は蜘蛛の巣がかかったりしていると出ないんです。

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