*薬毒/浄霊箇所(御教え集4号昭和26年11月15日③)

《お伺い》I.S(30歳)昭和十六年左湿性肋膜炎に罹り、二年後左肺浸潤を患い、カルシウム注射、漢方薬、縞蛇二十匹をやり、更にセファランチン数本を注射し、一時小康を得ましたが、二十二年(四年後)に再発致しました。同年三月入信させて頂き、数回の御浄霊で元気にさせて頂きましたが、その後疥癬、急性腎臓炎の御浄化を頂き、本年三月頃より衰弱が加わり、食事は茶碗に軽く二杯、一日二食にて時々吐気を催し、唾の様な苦い液体が出ます。雨の日や寒い日は起きる事ができません。午後になりますと三十八、九度の発熱があり、常に上半身に微熱がありますが、御浄霊を頂きますと下熱し気分が良くなります。夕刻一キロ位ゆっくり歩いておりますが、僅かな坂でも相当に息苦しく感じます。痰は相当多量に出て、毎日軽い下痢が御座います。また黄色の小便が多量に出ております。発熱時は非常に肩から腎臓の固い所が痛みます。現在三、四日置きに教師の方に御浄霊頂き、自分でも致しております。御浄霊の急所を御教えの程御願い申し上げます。

《御垂示》これは順調です。色んな――この為に治るものを治さないで置いてあるんですね。これで固めて、浄化が起こって、今度は薬毒の浄化も加わった訳です。それから熱が出ると、やっぱり食欲が減って体力が消耗するから、相当衰弱は致し方ないですね。時々吐気――と言うのは薬ですね。結構です。唾の様な苦い――これも薬毒です。これは、元肋膜をやった時の、その水――湿性肋膜だからね――それが固まっているんだから、それで肺浸潤をすれば治るんだけれども、肺浸潤もめちゃったからね。それで治るんだがね。浄霊の箇所は、肋膜の箇所で良い。こうやってみると、固りがありますよ。背中と横腹の間――胸ですね。そこを押してみて、痛い所があったら――グリグリがあったら――そこを浄霊すれば良い。私も始終やってますが、五十年位前に肋膜をやって、今もやってますが、大分溶けて来て、非常に具合が良くなっている。これはやって居れば治るから、ちっとも心配要らない。痰になって出るんですから、何も心配する事はありませんよ。それから胸です。胸を押すと痛いですからね。私なんかも、やっぱり痛いです。自分でやってますが、段々具合が良くなって来る。今迄に覚えない位気持ちが良いです。最も五十年ですからね。五十年経っても、薬毒と言うのは固まったきりで、溶けないですからね。

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