脳水腫、 脱臼は治る   熱気による奇病  『教えの光』(4、浄霊および信仰上の問題)昭和二十六年五月二十日)  

  脳  水  腫  

       【お伺】俗に福助、医学上では脳水腫といわれる者は霊的のものと存じますが、いかなる原因によるのでしょうか。

    【御垂示】霊的も少しあるが、だいたい体的である。頭へ水が溜っているのである。浄霊で治る。霊的のものは治るのと治らぬのとある。これは前の世に頭をぶって非常に内出血して死んだのと、いま一つは水死の際、水を呑み逆さになったのと、この二つの生まれ代わりである。霊の憑依ではない。

  脱臼は治る  

       【お伺】生まれた時は気のつかない程度ですが、大きくなって脱臼していることが判った場合、ふつうはギブスを嵌(は)めれば治ると申しますが、御浄霊により治るでしょうか。

    【御垂示】脱臼は浄霊によって治る。レントゲンでみる場合でも違うことがよくある。レントゲンでみて脱臼してるとよくいうが、浄霊してみると脱臼でないことがある。

  熱気による奇病  

       【お伺】四十一歳の男子、太陽の直射は勿論、傘などで光線を避けても、熱気のため全身がだんだん熱くなり苦痛が増し、特に直射の個所は腫れ、後に薄皮とともに血の固まりがはげます。夏季は特にその病状がはなはだしく、また七、八年前よりは火にあたりましても、寒さにあいましても、身体が温まりますに従いその症状を呈します。

   以上の症状は霊的になにか関係がありましょうか。また治癒いたしましょうか。

    【御垂示】これは霊的ではない。なにか特別の毒血のためで、親とかおじいさんなど変な薬を服(の)んだものであろう。よく鶴の紅点とか虎の爪、猿の睾丸など、服むといいなどというが、そういう変なものを服んだ毒素である。

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