*脳癌(御教え集4号昭和26年11月25日③)

《お伺い》私の妹H(19才)は本年二月より中耳炎と言われ通院中、四月頃より体がふらつき転ぶ様になり、八月頃には目の前が急に暗くなる事一日数回に及びました処、医師は脳癌と言い手術するとの事に家に帰り、九月より御浄霊頂き、御蔭様で当時の浮腫と首筋の腫れは治り、現在は延髄が浄化して動かせない様な状態で、まだふらつき、歩く時には中心がとれず、自然に早く歩き、酒に酔った様な状態です。発病と共に種々の注射もやっておりますが、霊的と思われます点も御座いますが、如何致しましたらよろしいもので御座いましょうか。

 祖霊中に癲癇で死亡、頭と胴とが離れ々々になって川に流れた者もあり、また祖母には一男六女あり、男子は癲癇で死亡、その嫁は産後死亡、六女は他に嫁し行先不明となり、従って養女として今の私の母が参り、父は酒飲みでよく暴れましたが、腹膜を起こし、血を吐き死亡しております。なお、私の夫も戦病死しており、現在は女のみで御座います。御屏風観音様は御奉斎させて頂いております。

《御垂示》脳癌で手術――おかしいですね。医学の方は、脳癌になると死ぬとしてあるがね。脳癌になれば割合に早く死ぬんですね。それで恐れているんですがね。随分厄介な家ですね。これは、霊的ではないらしいですね。癲癇とは違うな。やっぱり、ここに毒がある――後頭部から延髄にかけて固りがありますよ。ここを浄霊すれば治りますね。延髄が浄化して――これですね。ここに固りが未だ残っているんだ。それを浄霊すれば、それで治りますよ。大したものではない。

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