《お伺い》お盆には世間でやってるように、茄子やきゅうりをあげてお祭りしてよいのでしょうか。
《御垂示》ええ、差し支えありません。そうするのがよいので、これは釈尊が、毎年一回日を決めて、地獄にいる霊を、子孫の家に還らしてくださるのである。
その日は地獄の釜の蓋が開くというが、とにかく地獄の祖霊も仏壇へ招かれて、子孫に供養される。地獄の霊もそれを知っていて待っているのである。
お盆には、その土地土地で、儀式を行なって迎えるのであるが、おがらを焚くのは、ここからお入りなさいという目印で、これはいままで夜の世界で暗く、霊がまごつくからである。
《お伺い》位牌が多くて困るときは、いかがいたしたらよろしいでしょうか。御垂示願います。
《御垂示》自分の面識のない祖霊は、先祖代々にまとめてよいのである。
参考 墓の場合も、このお位牌に準じます。
《お伺い》掃除を行なってるときの音を嫌う病人。
《御垂示》これは、前世において、掃除のときに殺された霊が憑いてる。水を欲するとすると、たいていながものである。
蜿が御神前に姿を現わすのは、よく祀ってもらいたいから。
《お伺い》土葬と火葬について。
《御垂示》本当は、土葬が真実であるが、都会の場合、実際でき得ないので、土地の習慣も守り、火葬にするのである。祖霊は土地の習慣を守ると満足するものである。
《お伺い》御神体を奉斉した家の稲荷を、このたび、本山にお帰りを願い、稲荷の好きなものを供え、祀ってあげましたところ、しばらくたって、「さぴしい、さびしい」と言って憑ってきましたが、いかなるわけでございましょうか。
《御垂示》この稲荷はなに稲荷ですか。
《お伺い》伏見稲荷でございます。
《御垂示》伏見、豊川の稲荷は霊格が高いから、御神体を祀ってから、一年経過してから帰ってもらわぬとさわる場合がある。一年たってから帰すと、かえって霊格が高くなって帰るから、仲間にもハナが高い。狐霊界はおもしろいものですよ。
《お伺い》祈願祭の場合、祝詞奏上して言葉でお祈りお願いいたしてよろしいのでしょうか。
《御垂示》それでよろしい。
《お伺い》人間が畜生道におちた場合、なにに一番なるでしょうか。
《御垂示》狐(人をだます仕事、花柳界の女など)、猫、蛇(執着の強い者)、鳥。それで、畜生になるときは、尻尾のほうからなって頭は人間である。

