伐木と災難、火柱について、稲荷の祭り替え『 教えの光』(3. 霊及び霊界の問題)昭和二十六年五月二十日

 伐木と災難

       【お伺】古墳、墓地、神社などの跡を道路などに改修工事を行なった場合、木を伐るとその関係者に災難があるのですが、いかがいたしましたらよろしいでしょうか。

    【御垂示】手続きしないからだ。手続きすればよい。代わりの木を近くへ植えるのである。そしてお祭りして言葉でよく事情を言い許しを乞う。やむを得ないことは必ず霊は許すのである。神社などの場合、小さくとも代わりの宮を建て神が鎮まられるようにすればよい。

  火柱について

       【お伺】昔から火柱が立つと火事があり、その倒れた方向に燃えると言い、またそれを見た人もそうとうありますが、いかなる理由によるのでしょうか。

    【御垂示】先に霊界で火事がおこる。霊が体にうつる法則により現界で火事となる。 しかし入信した人は大丈夫である。未信の人であれば祝詞を上げ、光明如来様にお願いすれば火事にならずそれですむ。

  稲荷の祭り替え  

       【お伺】稲荷を部屋の内に祭ることはよろしくないように伺っていますが、いままで部屋の内に祭ってあった稲荷を庭に祭らせていただく場合の方法を御教示願います。

    【御垂示】稲荷はやたらに祀り替えてはいけない。怒ってアダすることがある。祖先からあった稲荷は大祖先が稲荷になって守護しているのであるから部屋の中でいいが、中途の祖先が祀ったものは処理した方がよろしい。その場合お供えものを上げて今日までの御守護の礼を言って、今度光明如来様をお祭りすることとなったからお帰り願いたいと口で言うだけでよい。祝詞は天津祝詞を奏げればよい。

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