岡田茂吉 天才とは、屍 化、正月に就て『教えの光』(2.天文、地文、易学、人事等の問題) 昭和二十六年五月二十日 | 岡田茂吉を学ぶ

天才とは、屍 化、正月に就て『教えの光』(2.天文、地文、易学、人事等の問題) 昭和二十六年五月二十日

天才とは 

       【お伺】二十六歳の男(信者)全国珠算競技に第一位を得た人ですが、「七桁」までの暗算は会話をしながら隣の部屋で読み上げたのを違いなく寄せ「八桁」になると耳を澄まさないといけないそうです。実にすばらしい才能と存じます。霊的に何か原因がありましょうか。また天才とはいかなる理由に因(よ)るのでしょうか。

    【御垂示】このような人は計算の方面にすごい頭脳が働くので、生まれ変わるたびに計算の仕事をするので、特に発達したものである。ふつう二十年か三十年の経験でそうなるのが何百年もやるわけになる。天才はすべてそうである。人間の頭は使えば使うほど発達する。無限である。であるから何十万年も経てばどんなに人智は発達するか判らない。人間か神か判らないほどに発達する。

  屍    化 

       【お伺】多くの動物とか鳥類の死体を見受けませんが、これはなにかわけがあることでしょうか。

    【御垂示】動物は屍化(しけ)といって鳥などは地へ落ちるとミイラのようになってなくなる。すなわち霊化してしまう。動物もそうである。すなわち自分で自分自身を始末するわけである。しかし家畜には屍化の作用がない。

  正月に就て 

      【お伺】正月について。

        (一)一月を正月という意味 (二)松竹梅のお飾りの意味 (三)〆飾り (四)お飾りに使用する裏白、昆布、橙(だいだい)、海老など (五)小豆粥(あずきがゆ) (六)七草

    【御垂示】これはたいした意味はない。一月を正月というのは、年頭に当たっていままでの間違ったこと悪いことを反省して正しく出発しようという意で、正しく始める月という意味である。

   松竹梅のお飾りは、松は六、竹は七、梅が五で五六七(ミロク)になる。故に本当は梅松竹と書くべきだが、松は一番位があるので松竹梅としたもので、やはりミロクという芽出度いことの予言でもある。

    飾り七五三(しめ)縄の由来は、神代に国常立尊を艮(うしとら)へ押し込め、その系統の神々をも押し込め、ふたたびこの世に出られぬようにという意味でシメを張ったものだということになっている。

    その他柊(ひいらぎ)はトゲトゲしているから悪魔除(よ)けの意味、ぞう煮は尊の臓腑(ぞうふ)を煮て食うという意味で、小豆粥は血と筋を食う意味、又煎豆を撒くが、これは煎豆に花が咲いたら出よということなどで鬼門を非常に恐れた。昔から良いことを反対に解したことはたくさんある。

    裏白、裏の白いという事は浄いことで、裏に秘密や暗い蔭などないという意味、白は清浄の色で、神主の着る白衣は浄衣という。昆布はヨロコブの言霊で、幣(しで)は祓い浄める意味、ヌサから出ている。橙は代々喜ぶにかけており、ゆずり葉は家督とか名とか嗣ぐ意味、海老は腰の曲るほど寿命の長い事、要するに芽出度いものを集めたのである。

    七草というのは一種の迷信である。昔から七の数を多く使ったものである。子供が生まれればお七夜を祝い、死ぬと初七日とか七七(しちしち)  四十九日を最後の法要日とする。春秋の七草、何々の七不思議、七曜、北斗七星等々で、また七は成り成るで物が完成する意味であるから七草というのは、正月が一期すんだというわけで、創世記にも七日目に完成、日曜日に神が休んで祝うとある。

タイトルとURLをコピーしました