岡田先生療病術講義録

岡田先生療病術講義録 岡田先生療病術講義録

昭和11年7月から行われた講習会の講義録『岡田先生療病術講義録』の経緯は下記ブログをご参照ください。

[日々雑感]『岡田先生療病術講義録』の時代背景  

 

目次
上巻(一) 序言/(一)日本式医術
      (二)人間の造主/(三)生命の真相/(四)神性と獣性
      (五)人体の構成(六)内臓の三位一体
上巻(二)
上巻(三)真の健康法/生と死/健康の種類
         黴菌に就て/痛みと熱/本療法の原理 
               各種治療法
上巻(四)治療士の心構え
     栄養食について
     病気と憑霊
上巻(五)[上体の上部] 頭痛/目眩/不眠症
             精神病
                                   脳溢血/脳震盪/嗜眠性脳炎/脳膜炎/脊髄膜炎
下巻(一)[上体の中部]   眼病
                                 鼻病/耳病/顔面神経痛
歯疾患/舌病
[上体の下部]

岡田先生療病術講義録

その他の疾患『岡田先生療病術講義録』下巻(五)昭和11(1936)年7月

船車の酔 これも一種の病気であって、割合多いのであります。原因としては、胃の周囲に滞溜せる水膿が動揺の為胃中に浸潤し、不快、嘔吐感又は嘔吐をするのであります。
岡田先生療病術講義録

小児病『岡田先生療病術講義録』下巻(五)昭和11(1936)年7月

小児麻痺。この病気の種類は非常に多く、千差万別であって、概略その症状を述べてみましょう。そうして大体、先天的と後天的に分ける事が出来ます。
岡田先生療病術講義録

婦人病『岡田先生療病術講義録』下巻(五)昭和11(1936)年7月

腰部及び下腹部の不快感等であります。原因は、子宮の裏面の部に水膿が溜結し、それが為に牽引され、又は下腹部の水膿溜結に圧迫されて子宮の位置が変化するのであります
岡田先生療病術講義録

 神経痛/リョウマチス/脚気/水虫/その他『岡田先生療病術講義録』下巻(五)昭和11(1936)年7月

神経痛は、その名称の通り神経が痛む病気で、重症軽症の差異ははなはだしいのであります。 原因は、浄化作用による水膿又は毒血がある一部に集溜し、神経を圧迫するのであります。
岡田先生療病術講義録

痔『岡田先生療病術講義録』下巻(四)昭和11(1936)年7月

いかなる悪性の痔疾も、本療法によれば百パーセントの治癒率であります。
岡田先生療病術講義録

梅毒/軟性下疳/淋病/摂護腺炎/睾丸炎『岡田先生療病術講義録』下巻(四)昭和11(1936)年7月

本療法を行えば必ず全治するので、しかも、案外容易に治癒し、しかも根本的であるのであります。
岡田先生療病術講義録

膀胱結核/膀胱結石『岡田先生療病術講義録』下巻(四)昭和11(1936)年7月

原因は、胆臓からの胆汁が浸出し、それが腎臓を通過して膀胱へ入り、尿中に混入せる水膿と結合し、化学的に結石するのであります。これは、胆石と同一の理であります。
岡田先生療病術講義録

腸疾患『岡田先生療病術講義録』下巻(四)昭和11(1936)年7月

何の為に膿が盲腸へ集溜するかといいますと、浄化作用によって、便通で排除されようとする膿が一旦盲腸に滞溜するのであります。そうして一層排除し易からしめん為、高熱で溶解するので、溶解膿が下痢によって排除されるのであります。
岡田先生療病術講義録

腎臓疾患『岡田先生療病術講義録』下巻(四)昭和11(1936)年7月

腎臓というものは「物を洗う水の働き」をするものであります。それで、心臓が熱を吸収して毒素を燃焼すると灰が出来るから、その灰のようなものを水で洗って流す。――それが腎臓の役目であります。
岡田先生療病術講義録

肝臓病と胆臓病『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

すべて水膿は非常に冷えをよぶものであります。それで棒のようになった水膿溜結を溶いたら、胆石病はピタリと治ったのであります。
岡田先生療病術講義録

食道疾患『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

原因としては、食道付近に水膿溜結し、食道を圧迫するので、症状は食べた物が閊(つか)える。末期には全然食物が通らなくなり、水を飲んでも吐くようになるのであります
岡田先生療病術講義録

胃病『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

腹が減れば食い、減らなければ食わない主義にすれば、絶対に胃病は起らないのであります。
岡田先生療病術講義録

心臓『岡田先生療病術講義録』下巻(三)昭和11(1936)年7月

脈で診る癖をつけると、余程脈によってすべての状態が判るのであります。
岡田先生療病術講義録

肺炎/肋膜炎及び肋間神経痛 [中体の上部・中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 右が悪いか左がわるいか――という事を見別けるのに、病人は右か左かどっちかわるい方を下にして寝るものであります。
岡田先生療病術講義録

喘息/肺結核 [中体の上部・中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 中体の主要機関は、何といっても肺であります。右肺は大きく左肺は小さい。それは、心臓が左にある為で―ー。心臓は日に相応し、肺臓は月に当る事は前にお話致しました。
岡田先生療病術講義録

癲癇 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

癲癇には二種類あって、体的と霊的とあります。
岡田先生療病術講義録

咽喉疾患/その他 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

扁桃腺〔炎〕の起った時に解熱法を行う。その為に膿が固結するのであります。これは最初の項目で詳説してあるから略します。「耳下腺炎」も「淋巴腺炎」も前同断です
岡田先生療病術講義録

歯疾患/ 舌病 [上体の下部]『岡田先生療病術講義録』下巻(二)昭和11(1936)年7月

 よく歯がグラグラして、抜こうかどうしようかと迷う人がありますが、それは歯の根に膿が溜っているので、浄化すれば、根が締って治るのであります。
岡田先生療病術講義録

鼻病/耳病/顔面神経痛 [上体の中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(一)昭和11(1936)年7月

 聾(つんぼ)は、中耳炎などの為に自然的に鼓膜が破れたのと、手術などで人為的に破ったのとあります。又その鼓膜の破れ具合によって、軽い重いがあります。しかし鼓膜はなくとも相当に聞えるものであります。中には、鼓膜は何とも異常がなくて聞えぬのがありますが、これは実は霊的であります。
岡田先生療病術講義録

眼病 [上体の中部]『岡田先生療病術講義録』下巻(一)昭和11(1936)年7月

近眼乱視などは栄養不良が原因でありますが、他の眼病は全然違うのであります。他の眼病というのは、水膿や毒血が眼球へ集溜する、これが原因であります。
岡田先生療病術講義録

脳溢血/脳震盪/嗜眠性脳炎/脳膜炎/脊髄膜炎[上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻(五)昭和11(1936)年7月

脊柱を見ると、そういう人はその個所が窪(くぼ)んでいる。その部を叩くと痛みがあります。これはそこから絶えず膿が滲(し)み出て発達しないからであります。
岡田先生療病術講義録

精神病 [上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻(五)昭和11(1936)年7月

不眠の原因である後部頸髄〔椎〕部の水膿溜結が脳への送血を妨げるので、脳の中枢が貧血するのであります。その貧血へ邪霊が憑依するのが、その原因であるのと、 今一つは憑依でなく、患者自身の腹中に常に潜在して居た邪霊が、頭脳の貧血に乗じ上昇して頭脳中枢を占領するのであります。
岡田先生療病術講義録

頭痛/目眩/不眠症 [上体の上部]『岡田先生療病術講義録』上巻 (五)昭和11(1936)年7月

 西洋医学では、内科と外科、婦人科、小児科、その他何々と別れますが、便宜上、こちらでは三段に分けます。
岡田先生療病術講義録

病気と憑霊『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

病気の原因として、憑霊という事を知っておく必要があります。これを知らなくては解釈のつかぬ事が沢山出来て来ます。多くの場合、憑霊的病原は軽視出来ないものがあります。しかしこれを本当に知るには「霊覚」を持たなくてはならな
岡田先生療病術講義録

栄養食に就て『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

本来からいえば、食物は未完成な物即ち原始的な物程霊気が濃いからいいのであります。
岡田先生療病術講義録

治療士の心構え『岡田先生療病術講義録」上巻(四)昭和11(1936)年7月

 第一に肝腎な事は治療しようとする時の想念であります。まず世の中を救い、人類を幸福にしたいという大善心が根本にならなくてはならぬのであります。
岡田先生療病術講義録

各種治療法 『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

すべて治療という事は、病気は汚い物が溜るんですから、水で洗うか火で焼くか、どっちかの方法であって、灸は一時――火で焼く意味でありますから
岡田先生療病術講義録

 黴菌に就て/痛みと熱/本療法の原理『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

そもそも、病気の本体は霊にある事は再三述べた通りでありますから『その霊の病気を治す』そうすれば体の病気は否でも応でも治るのであります。
岡田先生療病術講義録

真の健康法/生と死/健康の種類『岡田先生療病術講義録』上巻(三)昭和11(1936)年7月

この理によって、第一種健康者たらんとするには、どうしても浄化作用を充分徹底させなければならない。それは物質の力を借りないで自分自身の自然力即ち霊的療法で以て治す、それより外にないのであります。
岡田先生療病術講義録

『岡田先生療病術講義録』 上巻(二)昭和11(1936)年7月

本療法は実に霊医術であり、特に「心臓医学」ともいうべきもので、心臓が根本になるんであります。そして前にも、お話致した通り、病気が発生するというのは霊的原因としては、自己の邪念や不純行為により、魂に曇を生ずるからであります。
岡田先生療病術講義録

(五)人体の構成(六)内臓の三位一体『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月※筆記

 右の理によって「心臓と肺の関係」は火と水であるから――心臓に火力が強ければ、水である肺の活動が旺盛になり、肺に水分が多ければ火である心臓の活動が強盛になるのであります。
岡田先生療病術講義録

(二)人間の造主/(三)生命の真相/(四)神性と獣性
『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月※筆記

人間には、人間を造り出すという――不可思議な力があるとすれば――その人間の肉体の破損ともいうべき病気を治す力があるのは、当然であります。
岡田先生療病術講義録

序言/(一)日本式医術 『岡田先生療病術講義録』上巻(一)昭和11(1936)年7月 ※筆記

 本講義は、岡田先生が、拾数年間――数千人に及ぶ――あらゆる病者に接せられし、その治療上の実験と研究とを基礎として、ついに「空前の霊療術」なるものを創成さるゝに到った――それの成果であります