昭和二十六年九月御教え（昭和二十六年十月二十五日発行）
九月一日
（お 伺 い） 当年六十五才の未入信の女、昭和二十五年二月乳癌になり、電気及びテルミをかけて八ヵ月に及び、どうしても手術をしなくては治らないといわれましたが、気がちいさいので手術を受けられず、如何したら良いかと迷っている時、お道の尊いお話を聞いてS出張所に尋ねて参りました。現在、助手S氏より御浄霊を受けておりますが、一ヵ月目より熱が高くなり、一日置き位に痛みが来る様になり、左乳の脇に小さな「おでき」が出ては治り、出ては治り、それがとても痛みますと申します。御浄霊五十回目に乳首の付根より膿が出始めて参りました。今後重点的に何処を御浄霊させて頂いてよろしゅうう御座いましょうか。御伺い申し上げます。
〔御 垂 示〕
治るのが遅いですね。重点的と言っても、そこの所です。膿が出ると治るんです。根気よくやるんですね。すっかり治ります。大体は本当の癌は痛まないんです。痛むのもありますがね。癌と膿と混じっているのは痛むんです。非常に痛いのは結構ですね。癌じゃないですね。
御教え集２号 昭和二十六年九月一日 ＊乳癌
