御教え集2号 昭和二十六年九月一日 ※人類破滅の前に(再掲)

    【御  教  え】
    『文明の創造』の医学に関した事も殆んど出来た。唯、今迄のは科学的にだが、これからは霊的にですね。病気を霊的に説いて、段々宗教に入って行く。結局、問題の解決は病気を無くすればいいんです。それだけです。病気を無くすと言う事は、病気を作らない事にすればいいんだ。そうすると、病気は医学が作つてるんですから、それに医学が目覚めればいいんです。そう難しいんじゃない。今朝、百余歳になるお婆さんと、その孫、曾孫等沢山写真に出てました。そのお婆さんは薬、注射は大嫌いと言っています。もし医学が良いものなら、そうした薬や注射をやって呉れと言うんです ――あべこべならね。誰でも百以上は生きるんです。ですから病気で死ぬと言うのは 不自然死と言うんですがね。自然死はどうしても百以上で死ぬんです。だから、皆んな自然死の人間になればいいんです。訳はないんです。体に薬を入れてなければいいんです。それ以外で死ぬのは薬で死ぬんです。それは薬と言う迷信にかかっているからです。迷信では之程素晴らしいものはない。之を打破するんです。今は之だけの事が言えますが、以前にこんな事を言うと、直ぐにやられちゃうんです。そうして、薬の為にみんな病人になる。肉体的の病人かと言うと精神的の病人なんです。それが戦争の原因です。だから人類が薬を服まないと戦争がなくなる。それを今から書くんですがね。それから、それじゃ西洋医学は誰が何の目的でつくったかと言う事が、結局問題になりますが、之は大変な問題になります。之は人類を弱らせようと言う目的でやっている。それが医学です。そうして、病気が治る様に見せかけるんです。実に巧妙なんです。それが邪神のやり方です。その仕事に二千年前からかかっている。そうして人間を弱らせ、人間の命を縮めて目的を達し様と言うんです。それを神様に暴露された。その暴露するのが私の仕事です。そうして、非常に妨害せんとしている。しかしどうしても時期が来たんです。つまり邪神の計画ですね。それを、いずれ段々書く事になりますがね。そうして、一方では――邪神の方は人間の体を弱らせ、一方では戦争をつくって、段々世界を掌握しようと言う大計画なんです。それだけの意味ですが、勿論、正神の方は、そうしなければ文化は発達しない。だから、結局見方が三段になる。奥の奥の第一段は正神ですね。だから今迄はそれで良かった。良かったと言うより、そうするより外に物質文化は発達する事が出来なかった。今からは、それが続いて行くと人類破滅の結果になる。だから、ここ迄来たので正神は止めて、本当の経綸をされるんです。

    (御論文「⇒悪人は病人なり」の後の御教え)

      こう言う訳なんです。戦争を起すのはみんな動物霊なんですからね。だから人間が殺され様が、残虐な目に遭おうと、可哀想とか、情けないとか、そう言う人間的情愛は全然起らない。要するに「人の皮着た獣」ですね。それが戦争を起す連中だが、その御本人はそれでいいと思い、いいと思いじゃないそれが面白いと思って、踊らされているが、戦争を無くする事は、人間を自由にする獣が人間を操る事が出来ない様にして了う。そうすると甚だ簡単な事だが、それが出来るんです。今迄は出来なかったが、之からは出来るんです。出来る事になると言うよりか、霊界が明るくなるに従って、そうならざるを得ない。得ないけれども、そう言う人間の苦しむ処を早く無くしなければならないですね。自然にすれば未だ暴れますから、早く暴れない様にすると言うのがメシヤ教の根本なんです。結局我々の目的は簡単なんです。病気を無くする事、戦争を無くする事、之だけでも良い。人間の生命を安全にすると言う事が根本です。

      それで、戦争が無くなれば、一番盛んになるのはスポーツと芸術です。スポーツは盛んになるでしょう。人間に競争意識はなくてはならん。それが非常にいいんです。それと芸術です。スポーツの方は他の人が大いにやっているから、我々がやる必要はない。

      そこで、我々の方は美術――芸術ですね。そう言う方面を大いにやると言う訳です。

      それから霊界ですね。一時仮死の状態になっていた。今迄、天国とか、地獄とか色んな事を馬鹿に空想的な様な事が多かったが、之からは現実的な事が多くなる。

    (御論文⇒「霊界は在りや」の後の御教え)【註  栄光新聞一二二号】

      今迄は、色んな――警察とか言うものはなかったんです。之は非常に現実的なんです。光明如来様を祀ってある事は、みんな天国になっている訳ですね。それを知らせたんです。面白いのは、三階にお祀りしてあると言うのは、個人の住居は三階が本当なんです。他の公共的建築とかアパートとかはなんだが――アパートは本当じゃないが、個人のは三階が本当です。しかし二階の人もありますが、本当は三階です。それで美術館を造るにも三階にしたんです。そう言う事も、今の経験――体験談で分かる様でしたのが面白いですね。霊界はこの通りなんです。今はやはり現界の通りになっているものです。そこで、刑罰もその通りで、少し罪の重いのはみんな火葬場にやられて、釜で煮られたり、焼かれたりするんです。二日間昏睡状態だったんだから、二日かかったんですね。つまり神様がこの人を通して皆なに知らせるべく、こう言う事をされたんです。之は良い働きをした訳ですね。

      それで、之から霊的に関した病気の事を書くんですが、一番最初に書いたのは癌です。癌にも薬毒による癌と霊的による癌とある。薬毒は疑似癌です。先に書いたが、真症癌は霊的なんです。

      よく胃癌は手術するんですが、そうすると癌が見付からないで周章(あわ)てゝ塞いでしまうのがよくある。つまり霊ですから、逃げたらそれっきりで、蛇なら舌を出している位だ。つまり病気を霊的方面からの――そう言う意味の説明なんですが、大体分かる程度に書いたんです。簡単なものではなく、随分複雑なんです。細かく書いたら、きりがないから要点だけ書いた。要するに間違った事をすると、如何に恐ろしいかと言う事です。共産主義者で働いた人は、ひどい舌癌になるだろう。

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