それから、医学の革命もやろうと思っている。それが、大体来年あたりから手をつける様な事になるだろうと思っている。未だ時間がありますからね。『文明の創造』中の「宗教篇」。それで、話はちょっと元に戻るが、今言った様な、世界的に大いに救うべき方法ですね。救わるべき原理ですね。それを頭に入れなければならない。と言うのは、『文明の創造』の著述ですから、世界的に宣伝するのは、ちょうどその本ができた頃です。それが、多分――来年の予定ですが間違いないでしょう。それから、「宗教篇」ですね。「宗教篇」と言う処で――結局、東洋は仏教、西洋はキリスト教ですが、キリスト教の方は日本人どころじゃない。白人の方で良く分かっている。ただ、キリストと言うのは、なぜ生まれたか、一体キリストと言うのは、何の御魂か、何う言う訳で生まれたかと言う事を書くつもりです。それだけで、そう余計に書く事がない。処が仏教の方は中々あるんです。その中の仏教の起原ですね。一体仏教は、神様の方から言うと、何う言う訳で出来たかと言う事を書いてありますが、仏教は日本でできた。日本人が仏教をつくった。日本に弘めるめるのは具合が悪い事があったので、神様はインドに行かれて、仏教を始めたんです。それで、化身――化仏と言う訳ですね。化仏と言うのは、日本の神様がインドに行って仏になったから化仏と言うので、それが本当です。
(御論文「仏教の起原」のあとの御教え)【注 地上天国二九号】
「幽現」と言うのは、「神幽現」と三つにならなければ本当じゃない。「神界」は分からない。「幽現」だけが分かっていた。ですから、お釈迦さんが説いた事は、地獄、極楽と言う、それから下で、それ以上の神界は説かないんですね。そこで「幽現」と書いた訳です。
(御論文「伊都能売神」「観世音菩薩」のあとの御教え)
こんな具合で「宗教篇」も未だ色々あるんですが、色々実際上の事を根拠として書いてありますから、信じ易い訳ですね。