岡田茂吉 [日々雑感]インターネットの普及で世界は変わる? ジャック・アタリさんの歴史に学ぶ! | 岡田茂吉を学ぶ

[日々雑感]インターネットの普及で世界は変わる? ジャック・アタリさんの歴史に学ぶ!

  こんにちは、お盆関係の御教えをアップしてみましたが如何でしたでしょうか?
 自観叢書第九篇『光への道』の掲載が終わりましたので、次に自観叢書第十篇『神示の健康法』を掲載していきます。『文明の創造』と連動する御教えも多いのでリンクを貼って学ばせてもらおうかなと思っています。
 自然農法、自然食についての御教えがまだ掲載されていないので気になっています。近いうちにアップしたいと思います。

 ここしばらく、キリスト教と邪神界との戦いについて記事をかけたらと思い調べていたのですが、日本と違って、西欧ではサタン・悪魔というのは公然と存在しているというのか、紀元前のユダヤ教の時代から存在が認められていて、3世紀以降は特にキリスト教との関わりが大きくなって来たようです。ハリーポッターなどの映画ができるぐらいですから、悪魔は周知の存在だったのでしょう。キリスト教自体が膨大でとても私の手に終えるはずもないということがよく分かりました。(汗)
 今でも欧米諸国で悪魔の存在を信じる人は半数以上にのぼるようです。というか、米国調査でも2007年には悪魔の存在を信じる人が70%と、増える傾向にあるというのですから驚きです。日本でも若い世代にスピリチャルに関心を持つ人が増えてきているように感じますが、海外の関心の高さにはビックリですネ。そんなこんなで、キリスト教と邪神界との戦いは相当なもののようです。

 ジャック・アタリさんの本に偶然キリスト教の歴史に関わる大変参考になる内容を見つけたので下記に掲載します。歴史の本は歴史上に起こったことが掲載されていますが、アタリさんが歴史を語ると何故そういう史実が起こってきたのかということから始まるので、とても歴史がよくわかるような気がします。全くかなわない夢ですが、ジャック・アタリさんに歴史をならいたかったー!
あり得ないことですが、ジャック・アタリさんがもしも私の社会科の先生だったたら・・・
人生変わっていたかもしれないなーと思っちゃいました。(笑い)
 引用に出てくるアントウェルペンはベルギーの都市で、日本では有名な「フランダースの犬」の舞台となった大聖堂のある所です。日本人観光客が多いので日本語訳の解説やパンフレットもある所です。
以下引用。

 アントウェルペンはまた、ほかで達成された大きな技術革新を産業に応用した最初の都市であり、その後の「中心都市」も皆同じことをすることになる。アントウェルペンの場合、それは活版印刷であった。この技術はもともと中国で発明され、1450年頃、ドイツのマインツで再発見される。

 お互いに自身の絶対権力を確信して疑わない教会と神聖ローマ帝国は、この新しいコミニケーション技術によって、世界に対する自身の権力を完全に揺るぎないものにできると考えた。民衆はすぐにも皆ラテン語を読み、話すようになるだろう、そうなれば帝国にとっては自身の言語をあまねく行き渡らせることになるし、教会にとってはあまねく聖書をしらしめることになる。という思惑だった。

 実際、最初はその通りになった。しかしすぐに、土地土地の言語の文法書が印刷されるようになり、また逆にそれによって文法そのものが確立していくと、それまで排他的に用いられていたラテン語の地位や、帝国の一体性が疑問に付されるようになったのだ。かてて加えて新しい読者層は、聖書について神父が話していることが、必ずしもそっくりそのまま聖書に書かれているわけではないということ、この世には、ユダヤ、ギリシア、ローマ、アラブ、ペルシアなど、他にも知識が存在し、そしてそれが注意深く自分たちから隠蔽されてきたということを発見してしまった。
 自らを中心に全ヨーロッパを統一するという、教皇と神聖ローマ皇帝のそれぞれの夢は、結局、数十年の間に印刷術そのものによって打ち砕かれた。諸国家が台頭するのである。権力を強化してくれると思った技術が、逆に権力を弱めることになったのだ。

 この転換期、1516年にトマス・モアがその著『ユートピア』で、世界秩序の最善の状態について想像をめぐらしている。

ジャック・アタリ 「新世界秩序」2018年発行

 引用のように印刷技術が発達したことで”絶対権力を確信して疑わない教会と神聖ローマ帝国は世界に対する自身の権力を完全に揺るぎないものにできると考えた。”わけですが、その結果、逆に絶対権力は揺るぎ”諸国家が台頭”することになっていきます。
 昭和の時代に、ラジオ、テレビが発達し、今はインターネットで細かいことまで全世界に一瞬に伝わり、誰でもいろんな情報を得ることができます。新型コロナの後は世の中が変わると言われていますが、歴史が繰り返してきたように、また今の世もインターネットの普及で大きな変わり目を迎えているのだと思います。

 ジャック・アタリ氏は『ユートピア』の他にも、時代時代に発表されている、世界国家論的な書物をご自身の本の中で紹介されています。できれば読んでみたいものです。

 「世界的知性」と言われるジャック・アタリ氏はその知性で学んだ歴史と現代から未来予測をしています。リーマンショックの予見、新型ウィルスの登場や数々の社会変化の予見です。
 そして大変ポジティブに未来に対する提案をしていらっしゃり、呼びかけ、行動も起こしていらっしゃるようです。一見ポジティブに表現していらっしゃいますし、もともとポジティブな方なのだと思いますが、そこには大変な危機感も提示されています。浅学な私ですが、岡田茂吉師の世界国家の考え方に通じると思えてきてしょうがありません。
 最近、しばらく会っていなかった友達から、今のコロナ騒動について一般報道されている内容とは随分違うユーチューブを紹介され見たのですが、その内容も岡田茂吉師の考えに通じるものを感じたものもありました。今この大事な時だからこそ、世界には同じような方向性の考えをもっている人が、ありがたくも増えて来ているのではと思ってしまいました。
 15世紀に印刷技術が進歩して、諸国家が台頭するようになったように、今はインターネットが発達して、世の中は大きく変わっていく時なのだと実感します。大きな権力は崩壊していくのでしょうか・・?
 個人個人が大事な時代にはいっていくのは確実なように思います。

 2016年に出版されたジャック・アタリ氏の本「未来のために何をなすべきか? ーー積極的社会建設宣言ー」として、17の具体的提言をされています。序文から一部を掲載します。この本の起源は、2012年にアタリ氏がフランソワ・オランド大統領からの「積極的経済」の報告書を取りまとめるようにという要請で提出した45の要求の内容を手短にまとめられたのが本書とのことです。経済についての報告書ではありますが、我々が今この時をどのように生きるべきか考えさせられます。

序文

”未来の世代にひとつの声を残しておくべきではないだろうか。”

いまの緊急課題は、すべての活動分野における、われわれ全員のための、われわれ全員による、長期的な意味での責任の負担ではないだろうか?

今日では、こうした意識をもたなければ、人間自身の生存など不可能である。

そのことは、来るべき未来の世代の人間に対して言えるというだけでなく、今この地球上に暮らしている現在の世代の人間に対しても言えるのだ。

 <後略>

「未来のために何をなすべきか」 ジャック・アタリ著 的場昭弘訳 2016年発行

 こちらの本は2016年出版であり、この他に『21世期の歴史』、『金融危機の世界』、『国家債務危機』、『21世紀を生き抜くための、<7つの原則>』、『アタリ文明論講義:未来は予測できるか』などなど、毎年のように本を出版されていらっしゃいます。
私が初めて購入した『2030年ジャックアタリの未来予測』2017年発行では最後に「・・・・もうこれ以上の言葉は必要ないだろう。とにかく、私は全てを語った。」とあり・・・汗
今遡って読ませてもらっています。とはいっても特に経済問題など読んでいても私にはチンプンカンプンですが、人類の将来を見据え、そう遠くない近未来は、今の私たちの行動にかかっていると呼びかけていらっしゃいます。すでに具体的な動きもあるようです。この混迷する時代に過去現在未来にわたって、緻密に調べ上げ、具体的に案を出してくださっている方がこの世界にいたなんて有り難すぎます。

 自国や自分のことを真っ先に考ているようにしか見えない、各国のリーダーばかりが目立つこの御時世、人類のことを一番に考え、鍵は愛他主義にありと言われるアタリさんは素晴らしい!!
 学び半ばですが、読者の中には賛同してくださる方も多いと思い、アタリさんを紹介させていただきました。私たち一人一人が、人類のために、今こそできることをさせていただく時がきていると思います。

                            八尾屋

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