御教え集1号 昭和二十六年八月二十八日 *遺伝 (昭和二十六年九月二十日)

(お 伺 い) 私は昭和二十五年頃より食欲減退・便秘・口がにがく、医者の診断は十二指腸潰瘍との事、医療売薬を服用し良くならず、七月十五日より御浄霊を頂き八月十八日に入信致しました。現在は食欲もあり便通もよく、ただ口のニガミと腹部・お臍の周囲に凝りがあります。母親と兄が胃癌にて死亡致しています。霊的関係がありましょうか。謹んで御伺い申し上げます。

〔御 垂 示〕
霊的関係じゃないですね。遺伝ですね。よく言うが、代々の遺伝性があるんですね。この人はそう言う訳ですね。朝顔だって赤い花が咲く種を播くと、赤い花が咲きますが、それと同じで、体質も遺伝して来ます。癌とか胃癌とか中風とか、そうですね。霊的関係じゃないんです。気長にやれば治りますよ。できるだけ背中の方をやるんですね。臍の後の方です。そうすれば大丈夫です。

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