御教え集1号 昭和二十六年八月十八日*眼病 ( 昭和二十六年九月二十日)

(お 伺 い) 謹みてお伺い申し上げます。
 F・Y(五十歳)と申す信者、眼病にてあらゆる療法を施して失明の一歩前に御縁があって本教に入信いたしました。とてもひどい目で御座いましたが、御浄霊後一週間で白目と黒目がやや区別がつく様になりました。左の目の黒玉の上は無数の星にて瞳も解らず、白玉が上に黒玉が中へ離れた様になっておりました。右の目は全くラムネの玉の様に飛び出して黒玉の上は筋子(食用の鮭の子)をのせた様になっておりました。

  左の目だけでもお救い願えればと毎日御浄霊を二カ月ばかり続けさして頂きましたが、本人の申出で一カ月ばかり御浄霊を休みました処が、また御願いすると申しますので隔日位に御浄霊を続けました。段々と目目脂(ヤニ)と涙が出る様になり、半年ばかり後には星もなくなり、やや見えて参りました。

 そのうち、F氏の長男も入信する様に話ができておりましたが、延び延びに成っている中に、商売上で詐欺にあい「夫婦共入信しているのに詐欺にあうとは」と不平を申しますのでお話をいたしましたら、自己の曇りである事を理解したらしい様子でした。最近長女が入信いたしました(長男は未だで御座います)。その長男が去る八月七日突然に熱が出て苦しみ、九日に御浄霊をさして頂きました。御浄霊後三十分程いたしますと余計に熱が高くなりました。冷さない様によく注意と説明をして帰りました。翌十日は私事都合で行けませんでしたから代わりの者に御浄霊に伺わしました。その時の状態は右の目が腫れ上がり結膜が眼玉より離れた様に見え、目をつむるとその膜がしわになってまぶたの間にでてきます。頭は割れる様に痛み延髄がはっておりました。善言讃詞を奏げさして頂き御浄霊さして頂きましたが、頭の痛みは薄らぐ様子もなかった様です。

十一日早朝私事伺いまして、祝詞を奏上させて頂き御浄霊を続け、御霊紙を少し頂かせまして、一時間ばかり御浄霊を続けましたが(前頭部、頚筋、後頭部、肩を主に御浄霊さして頂きました)、目が痛い、頭が痛いと申し、熱は下がる様子もありません。そのうち、両手が固くこわばり、一貫目程のものが腹の上に乗って居る様だと申しますので、何か霊の作用と思いまして、祝詞と善言讃詞を奏げさして頂き、御賛歌(三尊の弥陀)も捧げさして頂き、五分程御浄霊さして頂くうちに楽になりました。そうした事を二回繰り返しまして、その日は一旦帰り翌十二日早朝伺って御浄霊をさして頂きましたが、熱はほとんど下がりません。その時家の人が「猫の目と同じだ」と申しましたので、その理由を聞きました処、迷い猫が来たので半月ばかり飼っておりました(主人は反対でした)。そこにはケニーと呼ぶ犬がおり、その猫がケニーの為に右の目を傷つけられ、ふさがっていたとの事です。その猫を長男が可哀想だけれどといいながら何処かの別荘で飼って貰えと捨てたそうです。

  その他にも以前ケニーが二匹の猫を咬み殺したそうです。その死体はどうなったか分からないと申します。

  猫を捨てた翌日から気の弱い長男は突然発病したのであります。こんな事を聞きましたので、台所の隅へ無縁さんに飯と水をお供えする様に、また、捨てた猫にあやまり、殺された猫を祭ってあげる様に致しました(右F氏は御神体は未だ御奉斎さして頂いておりません)。

  十三日早朝より御浄霊に行きましたが熱は下がらず、食事は一切受けつけません。余り本人が苦しみますので万一を思い医者に見せました処、医者は不思議そうに見て首をひねっておりました。それでも何か注射をして帰って行きました。

 私は気が気でなく中教会へ走り、会長先生にお話をいたし、中教会の大光明如来様に特にお願をして頂きました。

  会長先生は今日は手が離せないが、明日(十四日)早朝一度行ってあげようと申されました。そして、これから私に行く様に申されましたので、急ぎ行きました処この世を去っておりました。ちょうど会長先生と共に中教会の大光明如来様にお願いしていた頃に死去したらしいです。

 以上の様な事情で御座いますが、

⑴ 私のとりました方法に何処か間違った点は御座いませんでしょうか。
⑵先祖あるいは猫の因縁で御座いましょうか。
⑶ なお、主人もまだまだ長くかかるので御座いましょうか。
⑷長男の死亡で大分家の人が曇っておりますが、この際よく説明してあげて、得心すれば御神体の御奉斎を勧めてもよいもので御座いましょうか。

  何卒御教示の程御願い申し上げます。

〔御 垂 示〕
 これは、眼病にてあらゆる療法を施したからいけなかった。何んにもしなかったら治っていた。失明の一歩手前迄色んな療法でやったんですね。みんな薬毒ですよ。目がひどくなると瞳がはずれますからね。後から押されるんです。薬毒を入れると、薬毒が滲み込んで頭に行き、それが溶けて目に来て、後に行き、それが押して出ようとする。玉を押して来れば良いが、そうではない。無論玉もそうですが、クルリと回って瞳を押して来る。私もそんな人をやった事があるが、瞳がぶら下がって来て落ちますよ。目が膿で一杯です。浄霊していると、そのうちに瞳が段々ひっ込んで元通りになる。目の玉がはずれるなんて想像がつかなかったですね。その軽いものですね。白玉が上に黒玉が中へ離れるんです。これは毒が沢山そこに固まった状態ですね。ですからこれは気長に浄霊して、段々目脂が沢山でてきますがね。そうすると治ります。必ず治るんです。これは最初はちょっとしたのです。それが薬で作ったんですね。実に恐ろしい。半年ばかり後には星もなくなり——こういう具合に治って来るんです。詐欺——これは入信が後れた為にこうなったんですね。しかし詐欺にあったという事は浄化ですからね。物質の浄化で本当は結構なんです。この人は、未だ曇りがある為に、ある程度取れなかったら信仰に入れない。そこで祖霊が詐欺にあわせて物質に損害をあわせて、曇りを取ろうとした。だから、本当いえば結構なんです。色々損したりするのは霊的にいうとそういう意味ですからね。それが判ればむしろ感謝したい位のものです。

 八月七日突然に熱が出て苦しみ……余計に熱が高くなりました——これは、浄霊者の霊的関係ですね。霊力が弱いと熱が出て、強いと出た熱は下がる。弱いとここ迄(山形の頂上迄をお示しになる)で、熱を下げる力がない。強いとここ迄(山形の頂上を通り下迄お示しになる)下げる。ですから力を入れるとこうなります。力を入れない——そうすると熱が非常に冷め易い。目が痛い、頭が痛い——ここ(頚部)をやらなければ。

 やっぱり猫も関係ありますね。猫が関係あっても、こっちが面白半分で猫を殺してないなら——それ程でなければ、恨みというのは一時的なものです。やはり、これは毒が沢山あるんです。薬毒がね。

  そのうち、両手が固くこわばり——これは、きっと猫が来たんですね。犬は縛って置けば良いんだ。鎖でつないだ方が良いですね。これはやっぱり猫の霊ですね。

 この世を去っておりました——ははあ、注射にやられたんだな。

それから、やっぱりこういう家は光明如来様を早く奉斎しなければいけないんですが、そうかといって無理にしてはいけないし。こういうのは難しいです。メグリが多いから、それだけ恵みを頂けないんですね。これは別に死ぬ状態ではない。注射の為でしょうね。昔と違って、今は浄化が強いから——逆効果が強いから——先には何ともなかったのが、今日は非常に危険な状態になるんですね。こういうのはあんまり無理に勧めないで、先方が聞きたい様なら話をしてやる。後はできるだけ、『栄光』や『地上天国』を読ませる様にする。『栄光』一部でも、すっかり読めば、大抵の人は良くなる。そうして急(あせ)らず気長にやった方が良いですね。それで、こういう不幸があった後にはいくらか迷いが出てますから。そこで、本人に霊界から、そういった——祖先やなんかが働いた挙句——そういったメグリがあって——邪魔があったという結果になった。だから先方が快よく話を聞く様ならしてやって、そうして一日も早く光明如来様をお祭りさせる。そういう様な迷いがあったり、色々具合が悪い様だったら御神書を読ませる。そうして後は神様にお任せしておく。

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