岡田茂吉 御教え集29号 昭和二十八年十二月六日 (島国根性、土匪) | 岡田茂吉を学ぶ

御教え集29号 昭和二十八年十二月六日 (島国根性、土匪)

      この間のニホン・タイムスという外字新聞に箱根美術館の紹介のようなものを写真入りで書いてます。外人の見方は日本人とは変った点があるので読ませます。(昭和二十八年十一月三十日付ニホン・タイムス紙掲載の記事)【註  栄光二三九号】

      これには書いてないが、この人が言った事で、こういう事を言っていたそうです。今書いてあったフランスのルーヴル、イタリヤのヴァチカンなどと違う点は、箱根美術館は室内の人工美を見て、外は天然の木や石や、そういったものを人工的に扱ったものを作ってある。それから、その先の方に本当の自然美、天然の山とか海が見える。こういう三つ揃ったのは世界で此処だけだという事を言っていたそうです。それからもう一つは、日本を東西に分けて、西の方は京都と奈良で美術を味わい、東の方では箱根・熱海が今度出来る。そうすると東西の両文化財の集めてある所というようになるだろうという事を言っていたそうです。この人はアメリカの婦人で、美術評論家で、タイムスの記者をやっているのです。ですから美術に関してはなかなか眼識があるのです。そういう見方などが実によく私の狙い所とピタッとしているのです。ところが日本の新聞記者なども来たり新聞雑誌に出しましたが、その点を見破る人は一人もないのです。だからその点においては、未だ日本人は小学生みたいなものです。大体日本人は今まで、伝統的に視野が小さいのです。大局から見るという、そういう癖がないのです。その癖をつけなければいけないのです。アメリカ人などは総て大局から見るのです。世界的見地から見るというそのために、一度見て私の考えている事と合っているわけです。私は、分っているとおり、総て世界的に見ますから、それで、そういうふうに見るのです。物事の真相=本当のものはそこに現われるのです。ところが、どうも日本の新聞記者というのは“こういう立派な物を造ったというのは余程儲かるな”とか“新興宗教というのは余程金儲けがうまいな”とかいうように見るのではないかと思います。それで“何か特殊のうまい事で人を引付けて、こういう事でおどかしやがる”“兎に角岡田という奴は怪人物だ”とかいうように悪意を持って見るのです。公平に見ないのです。これは、新聞でも悪い事を書かなければならないように、ただ真面目に書くという事はいけないようになっているのです。つまり良い事を褒めればよいのですが、あんまり褒めたり感心したりして書くと“奴は金を貰いやがったな”となるのです。特に宗教的の事はそうで、新聞の宗教宣伝はいけないとなっているのです。これは、宗教宣伝がいけないとかいけるとか、褒めるとか褒めないとかいう事ではなくて、本当に良いものは良いとし、褒めるものは褒めるという公正な見地にならなければならないのです。しかし彼等は何かおかしなものが邪魔するのです。これは島国根性がいけないのです。これはこういう事ばかりでなく、政治でも何んでもそうですが、特に政治家は酷いです。何んでも、国民の利益とか社会が良いとか悪いという事には殆んど関心を持たないのです。“わが党は如何に頭数を増やすか”“わが党は如何に早く政権にありつけるか”“如何に法律に触れないように金を集められるか”という事ばかりを考えているかのように見えるのです。そうではないのでしょうが……。ですから、兎に角本当に国家国民のためになるという事を全然考えないのかと思うような事があるのです。酷いのになると、日本人の中に日本人かロシヤ人か分らないような人も沢山あります。日本の利益よりかソ連邦の利益の方を考えているような行動をしているようなのがありますが、これはどうもおかしいのです。日本人でありながら日本の軍備を無くした方が良いと言うのですが、そうするとソ連が日本を侵略する時には、それは楽です。それでソ連も軍備を無くするのなら結構ですが、ソ連は原子爆弾をドンドン作っていて、日本を無防備にしようとするのですから、そうなれば一溜(ヒトタマリ)もないです。それを威張って真面目で言っているのですから、“あなたの国籍は何処ですか”と聞きたいくらいです。それを新聞などで堂々と書いているのですから、不思議な国です。私は霊的の事を知っているからよいのですが、霊的の事を知らなかったら、実に不可解な国と言うよりないです。これは私は何時か書いた事があるが、日本人の中には、昔コーカサスから渡って来た民族があり、これが日本の土匪(ドヒ)――熊襲(クマソ)==川上鳥帥(カワカミタケル)とか八十鳥帥(ヤソタケル)というものですが、その内の一つがアイヌなのです。これがだんだんあっちに押込められて亡びつつありますが、その霊的の系統がみんな共産主義者になっているのです。祖先はロシヤから渡って来たのだから、本国の利益を図るという事は当り前です。それが分らないと、実に不思議と思うよりしようがないです。

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