教えの光「日本人種の霊的考察」について 地上天国22号・23号 昭和26年

『地上天国』22号 昭和26(1951)年 3月25日発行

【お伺】日本人種の霊的御開明を戴きましたが、人々の霊統を簡単に判知する方 法、又霊統別はその人の姓名に表われておりましようか、右御垂示下さいませ。

【御垂示】之等は余程信仰が深くならないと、判り得ない。言わば信仰上大学程度である。従つてそれを知りたいと思うのは、非常に結構であるから、今後出来るだけ御神書を読み、判らない事は質問をして、叡智を磨き、人助けをして、信者を多く作る事に専念すれば、霊も浄まるから、判らなかつた事も判るようになるものである。

地上天国22号  教えの光  昭和二十六年三月二十五日(講話集2062)

   【お伺】血液型と民族との関係に付き御開示下さいます様謹しんで御願い申し上げます。

    【御垂示】之は、今度かいた「日本人種の霊的考察」という論文をみれば判る。地上

    天国廿二号から廿三、廿四と、三回に渉つて出すつもりである。

『地上天国』23号 昭和26(1951)年 4月25日発行(講和集2064)

【お伺】「日本人種の霊的考察」の御開示の中にも、日本人中に四種族あると御教示いただきましたが、世界各国にもそのような霊統がございましょうか。また現世界状勢にもその霊統間の「日本の型」の反映または移写のような状態がございましょうか。右お伺い申し上げます。

【御垂示】無論、世界中の人種にもいろいろの系統がある。これはいずれ時機が来たら、詳しく書くつもりである

日本人種の霊的考察(上)『地上天国』22号、昭和26(1951)年3月25日発行
この問題を説くに当って、断っておきたい事は、以下の所説は史実にもない事柄ばかりであるから、そのつもりで読まれたいのである。しかし日本人なら、是非知っておかねばならない事なので、ここにかいたのである。それならなぜ今までにかかなかったかというと、何しろ事柄が事柄なので、終戦前までは誤解され易い点が多々あるのでかかなかったのである。
日本人種の霊的考察(中) 『地上天国』23号、昭和26(1951)年4月25日発行
日本の民族は四種に分ける事が出来よう。すなわち天照天皇を擁立していた純粋の大和民族と、瓊瓊杵尊系統の天孫民族と、素盞嗚尊系統の出雲族と、そうして右の土匪あるが、この土匪の系統こそコーカサス地方から蒙古、満州を経て、北鮮から青森付近に上陸したもので、漸次本土深く侵入し、ついに近畿地方にまで及んだのである
日本人種の霊的考察(下)『地上天国』24号、昭和26(1951)年5月25日発行
上のごとく、日本民族は大体四種に分けられる。そしてまず大和民族からかいてみるが、これはさきに述べたごとく、先天的平和主義で闘争を嫌う事はなはだしく、それがため当時の天下は、実によく治まっていたのである。もちろん未開時代であるから、文化も至極幼稚ではあったが、不自由な生活の中でも、鼓腹撃壌(こふくげきじょう)の世の中であったには違いない。
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