*憑霊、孤霊 御垂示録2号 昭和二十六年九月五日②

お母さんに執着があるんですね

《お伺い》昨日聞いた話で、群馬県の村長のお母さんで、八十五才ですが、最近月の物を見始め、乳が若い娘さんの様にふっくらとふくれて来て、恥ずかしがっているそうですが、これは霊的でしょうか。体的でしょうか。霊的に若い娘さんが憑いたのでしょうか。

《御垂示》珍らしいですね。若い娘の霊が憑いたんですね。

《お伺い》御浄霊をさせて頂きましたらよろしいでしょうか。

《御垂示》まあ、そうですね。お母さんに執着があるんですね。

邪神は改心するか滅びるか

《お伺い》群馬県N郡の天理教の大変な先生の子供が盲で唖だそうですが、お嬢さんが二十六で、教会の財産を半分貰って、不具の子供を守りしてましたが、天理教の力では治らないと言う事が分かり、信者さんが持っている新聞を読み、メシヤ教に入信したいと言い、七日入信。唖の子供の額を浄霊する時は大人しくしていますが、延髄、後頭部をしょうとすると、怒ってやらせないそうです。浄霊頂く様になってから、夜はちょっとの物音にも起きて、安心できないそうですが、これは治るものでしょうかと聞かれましたが。

《御垂示》耳が聞こえないのに目を覚ます事はない。音だけ聞こえて声が聞こえないんですね。延髄をするんですね。

《お伺い》そこをさせないのだそうです。

《御垂示》それでは前からで結構です。それから、天理教でやっていたら、天理教の神様が邪魔するから、普通言う様にスラスラとはいきませんよ。

《お伺い》お守様りを頂かせても宜敷いのでしょうか。

《御垂示》頂きたければ良いんです。教祖は分かってますが、末端が中々大変です。

 狐と言うのは中々改心しないものですがね。信仰心があると、けしからん。良い事をするのは飛んでもない事だ。と言うんです。

《お伺い》警察官がけしからんと言うのも、そう言う霊が憑ってやっているのでしょうか。

《御垂示》そうです。皆んな邪神ですからね。戦いですからね。之から色んな事がありますよ。何しろ大変な事です――邪神にとってはね。段々光が強くなりますからね。改心するか滅びるか、どっちかと言う断末魔になって来るからね。

 今度関西に行く事も、何うしようかと思って、考えが定まらなかったと言うのは、野村の別荘に泊まれるなら行っても良いがと思っていたら、うまく泊まれる様になった。それから白鶴美術館に非常に欲しいものがあるが、それも、二、三点か四、五点譲るらしいです。どうしても行かずばならない。私が迷っている時は、神様が行かなければならない様に仕向けますからね。だから私の方は神様に、こうしてくれと言うんではなくて、神様の方で、こうしないかと言う様にさし向けるんです。

タイトルとURLをコピーしました