*邪神との戦い 御垂示録2号 昭和二十六年九月五日③

《お伺い》長野県で教会をやらして頂いているMと言う人ですが、昭和十九年に横浜におり、明主様に御面会頂き、その後信州に行く事になりました時「信州は大変だぞ」とおっしゃられ、現在熱心に布教を続けておりますが、明主様の御言葉の通り、本当に大変だと言う事を体験させて頂きましたそうです。(中略)「信州は大変だ」とおっしゃられました事に就きまして、之からはどう言う事になりますでしょうか。

《御垂示》之からは良いです。段々神様の方が勝って来るからですね。神様が勝つ――勝ち戦です。信州が難しいと言うのは、素盞嗚尊の息子の建御名方命(たけみなかたのみこと)と言う神様ですが、これは本に書いてあります。素盞嗚尊――大国主命の次男ですが、これが、信州に逃げて行って、水に飛び込んで死んだ。それが御神体として祀られている。それが、以前は非常に暴れる――大人しくない神様で、それが一般を支配している。あの時分では、それが邪魔するから、中々大変なものです。しかし、今では本尊様は改心しているからね。しかし眷族が沢山あるから、それが邪魔している。しかし、段々神様が勝って行くから、之からは段々開けていく。今の話では大分峠を越している。何しろ戦いなんだ、邪神との戦いです。だから、私は軍人だと言うんです。目に見えるのではなく、目に見えない戦いです。毎日戦っているんです。『文明の創造』を書き始めたからね。これが一番恐ろしいんです。だから、この妨害と言うのは素晴らしいです。家の人から妨害している。家の人は知らないんです。別に妨害するつもりではないが、邪神に使われるんです。この頃は割に良いが、最初のうちはしょうがなかった。

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