邪神/仏壇/神霊(御垂示録6号 昭和26年6月2日①)

六月二日

邪神にまけちゃう。だから小言を言った。

 今、遅くなったのは、こう言う訳です。これは邪神がやるんです。私の座蒲団を敷くのが一番大事な事です。肝腎な事を邪神は邪魔するんです。一番肝腎な事を、チョイチョイとする。実に、邪神が憑っている。邪神は何人も憑る。だからですね、肝腎な事をボーッとしちゃう。そう言う時に私が黙っていると邪神に負けちゃう。だから小言を言った。そう言うものです。だから、信者でも、重要な役割をする人には、邪神がすぐ憑く。大抵気がつかないんですが、気がついたら大変です。一番肝腎な事は、私の座蒲団を敷く事ですね。これを敷いてない。

日比谷公会堂御講話の時の不思議

《お伺い》先に、明主様が日比谷に御出ましになられました時、山梨県の下吉田の教会で、信者さんが十人集まっておりましたが、御神体の回りに不思議なお姿を、十人の中五人位が見、それが三日位続き、その御神体の側に明主様のお姿が、その左側にキリストの様なお姿が、その左側に十二ひとえをお召しになり、かんざしをさし、その前に支那の方と思われますお姿が、御神体の右側の方に、木の葉のお召し物をお召しになったお姿が見えましたそうで、二時頃だったそうで御座います。

《御垂示》キリストはキリストに違いない。木の葉の様なと言うのは――女の様なと言うのは、兄之花姫です。支那のは、孔子か何かです。

仏壇にお奏げする御讃歌

《お伺い》仏壇にお奏げ致します御讃歌に就きましてお伺い申し上げます。

《御垂示》仏さんの御讃歌ですね。観音さんのは、いけないですね。いけないと言う事はないが、適切ではない。先には観音さんが多いから、合わない。今度のは少しは良いです。大体、仏様の御讃歌は仏様に適当する様な、祖霊さんを解らせるのに良い様なのをね。しかし、そう几帳面に考える必要はない。だから順繰りにやっていいでしょう。

《お伺い》何首ずつ位で。

《御垂示》そうですね、仏様は神様のより少なくて良い。そうですね、不断は仏様には奉唱しなくても良いですね。何かお祭りの時だけでいい。仏様にも色んな事を聞かして――新しい事を聞かした方がいいです。

死霊など憑依した時

《お伺い》死霊など憑依した場合、日月地大御神みろくおおみかみ様の三唱でよろしゅう御座いましょうか。

《御垂示》良いです。つまり、観音様が出世されて光明如来様になり、また出世されて日月地大御神様になる。出世と言うのは世に出ると書くでしょう。これが本当の出世になる。これより、神様が表面に出ると言うのですね。

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