[メシヤ講座]『其時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教』  2016年2月② (私達の学び目からウロコの内容より)

 そして『而(したが)って、神は其時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕(あら)はし給い、それぞれの使命を遂行させ給(たも)うのである』と

 これですねこの『時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕はし給(たま)い』という事は、非常にですね我々の見識を更に広めて行く、そういう御言葉であります。
明日もですね「新報道2001」(フジテレビ)がありますけれども、先週の「新報道2001」ではですね、

 (中略)

それは“世界の文化は日本で昇華する”というふうに言ったのです。
中国人がそんな事言うのは、とてもそんな事を言う訳はないのだけれども・・・。
それはインドで発生した仏教は、もうインドには今仏教というのは殆んど廃れてしまっているけれども、日本で之ほど華開いて、仏教美術も之だけ素晴らしい状態になっている。
それからキリスト教の信者さん方も、日本のキリスト教の信者さん方は非常に純粋だ、と。
それから儒教も中国、韓国は未だ儒教はあるのだけども、日本の儒教というのは、そちらの仏壇にある「御位牌」として昇華している。
これだけ日本というものは、あらゆる国で起きたものを昇華する力があるので、将来的にはこの日本によって世界は纏まって行く。
こんな事をあの男が言うと、もう私の耳を疑ったんですけども(笑い)、非常に良い事を言いました。

 それを又メシヤ様に置き換えて考えて行きますと、今日は幸いな事に『文明の創造』を持ってきて頂いておりますけれども、
この『文明の創造』を拝読したから、世界救世(メシヤ)教教義の説明が之だけ力強く説明出来るという事です。
それは宗教にしてみればですね、三千年前に朝鮮半島から素盞嗚尊が押し寄せて来て、そして伊都能売神皇様の地位を狙ってですね、
伊都能売神皇様は日本人全体を巻き込むというのは忍びないので天照天皇に皇位を譲られて、インドに降って行かれました。
其処で御釈迦様に日本の教えを取り次いで仏教というその基を作ってですね、それが凡そ奈良時代に国分寺とかを聖武天皇を中心に作り上げて行ったので、
それで日本全土に仏教が根付きました。
そして根付いた所で戦国時代に入って行きます。
戦国時代は、今の時代劇を見ていてもですね、裏切りと騙しという事で、国盗りをずーっとやって行きます。
だから日本人というのは心が非常に荒んで行ったのですけども、仏教によって日本人の心は守られて来ました。

 だからこの『時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕はし給い』というのは、日本の歴史を見ただけでも、そういう役割が・・・宗教が果たして来たという事が理解できる訳ですね。
そうして素盞嗚尊はですね、天皇が天照天皇に移った、その天照天皇を殺してしまって、そして皇后様を天皇に据えて、自分が後で操ろうとしたのですけども、
そうした企みを祖神様から大叱責を受けて、ヨーロッパに行っております。
2千年前にイエスキリストにですねキリスト教を教えておりますので、教えと力を其処で与えております。
ですからキリスト教というのは性格的には素盞嗚尊の性格なので、世界を制覇するという事にキリスト教はずーっと動いて行きました。
その典型が十字軍です。
十字軍を組織してアラブ諸国をずーっと制覇して行ってですね、それからアジアまで来て、更にはアメリカ大陸に渡ってインディアンを征服して、
そして其の後ずーっと軍事力を中心にして世界の警察になって行きました。
之は全て素盞嗚尊の性格が、世界を制覇するという方向に動いて行ったという事です。
そして而もこのキリスト教を信ずる人間が一番優秀だという事を証明する為に学問体系を整えてですね、之は殆んどアラブ民族がずーっと築いて来た数学、科学を全て盗んできて、それをもう一回キリスト教の牧師さんとか、ああいう人たちが体系化をし直して、そして今の学問体系を作り上げて来て、世界を制覇しております。

 その延長線上で我々も学んでいる訳なので、だからメシヤ様が『学毒』という背景には、こうした背景があります。
この背景を知らないで過去の教会とかは、大学に行ったりすると「お前たち学毒が身に付くから行くな」とかいうような、馬鹿な指導をしてしまっております。
之は全て『世界救世(メシヤ)教教義』を理解できないで、教義を広めて行った為に起きてしまった事です。
今になって、こうして『文明の創造』を拝読した上にこの世界救世(メシヤ)教教義をもう一回理解し直すと、
実はメシヤ様の教えというものは、物凄く素晴らしい教えだというのを再認識出来る内容だという事であります。

 そして、キリスト教がそういう全面的に征服して行くような動きに出て来たので、今から1400年前にマホメットが「本来人間とはこういうものではない弱い面もあるんだ」という事で、
アラーの神から御啓示を受けてイスラム教を造り上げています。
このイスラム教の根幹は、人間は弱いという存在として捉えた為に、御婦人の場合は、目以外は出さない服装をという、そういう戒律を作りました。
それから豚は雑食なので、食べると人間は病気になる可能性があるので、という事で豚を食べてはいけないという戒律を作りました。
それからアルコールを飲んで行くと人間は狂って行くので、という事でアルコールも禁止。
そういう細々した戒律を作り上げて人間を守ろうとして、イスラム教がずーっと出来上がって来ました。

 然し三大宗教も、どの宗教も実はですね、政治が利用した瞬間におかしな事をやってしまっている。
日本には昔から尊い神道というものがあったのですけども、この神道を政治に利用した為にですね、
特攻隊が生まれて来て、零戦に片道の燃料しか積ませないで、そして大きな爆弾を一つ抱えさせて行って・・・、
私の父親も予科練に入ってですね、もう何日かで特攻する寸前に終戦になったので、死なずに帰って来たのですけれど、
父親の兄にあたる人は、そういうのに巻き込まれて死んでしまいました。
そういう事が神道も利用されるとそうなってしまいます。
現在我々が一番目にするのは、IS(イスラム国)を始めとしてですね、イスラム教のジハードというのを政治に利用した為にですね、自爆テロというのが未だに続いております。

 こうした事をメシヤ様が御指摘をする為に『宗教改革』というのを訴えられた訳です。
本来教祖が神から頂いたそうした啓示を現代にどのように生かさないといけないかという事が、メシヤ様の宗教改革である筈なのですけれども、
その宗教改革もメシヤ様御昇天後ですね、すっかり教団は忘れてしまった為に変な教団作りをしてしまったと思います。
そうした事にこの世界救世(メシヤ)教教義を、拝読をすると気付かせて頂けるという事です。
2016年2月メシヤ講座出雲

今月のみ教えは『入門と奥座敷』60ページ『世界救世(メシヤ)教 教義』です

<学び>
代表がご指摘のように、確かに『文明の創造』の学びを積み上げをさせてもらったからこそ、
メシヤ様のおっしゃられる『宗教改革』について、認識を新たにさせていただけたと思います。

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