病気の時の御神体御奉斎
《お伺い》肺結核で、発声不能の者ですが、K.Mと申しますが。
《御垂示》変わった名前だね。元両替屋か何かしたのかな
《お伺い》夢を見ましたので御座いますが、私が明主様の御案内をしてお着きになられヘチマの種を下さり、腕をお出しになられて、Kにお見せになりましたそうで、お腕に皮膚がない所が三、四寸程あり、肉が見えている様で、ここを撫でて御覧と仰せられ、撫でさせて頂きました処一、二寸に縮んだそうです。そして、ワシも人間だから、ここ迄しかできないんだ。しかし之からは神になるんで、之からは良いんだ、と仰せられ、そこで目が覚めました。またお腹が空いたから中食を食べさせてくれ、との事で、天井裏の様な所に用意してあったので、それをお出し申し上げますと、それを召し上がられて、非常にお喜びになられ、そこで目が醒めました。
また車の様な物があって、それを回して御覧との事に、回しておりますと疲れて来、ワシを手の上に乗せて御覧と仰せられますので、お乗せ致しますと、楽に回る様になりました。すると、パｯと蓮の花が出て、明主様のお姿が観音様のお姿になられましたそうです。なお、主人が夢を見ていた頃に、奥さんも夢を見ましたそうです。それは、主人が死んで棺の中に入れている処だそうで御座います。光明如来様をお迎えさせて頂きたいと言う事で御座いますので、お祀りをするしないは、明主様にお伺い申し上げてから決めると言って参りましたが――本人はこの事により、非常に感激し、熱心になっております。
《御垂示》する、しないと言うのは、おかしいじゃないか。一刻も早くしなければならない。そんな事は私に聞くなんて、おかしい。
《お伺い》重病の場合に、早く頂いては。
《御垂示》本人の希望なら良い。霊界で救われるからね。ただ、重病でいけないと言うのは、奉斎すると治ると言う、治る為に奉斎すると言うのは、いけないんです。今の場合は本人が、信仰に対する理解ができているから、霊を救うと言う意味で、早くやった方が良いです。病気の方は。
《お伺い》衰弱が加わっており、脈拍が早いのに。
《御垂示》霊です。夢は、私の今迄の経路です。それに、その人の関係があるので大したものではない。
稲荷の御神体
《お伺い》本日のお伺の、稲荷を川に流した場合には、何処で稲荷の神体を貰って来て祀ったらよろしいので御座いましょうか。
《御垂示》御神体は書けば良い。霊だから――別に川から持って来なくても、新らしく拵えれば良い。名前は分かってるでしょう。本人が知っているでしょう。あなたが、聞いて書いたら良い。それで良いでしょう。
真症癌…龍神
《お伺い》Ｆ.Ｔで御座いますが、先日霊界に参りましたが、非常に楽に行かせて頂きました。信徒の中に医学博士がおり、診て貰いました処、癌があったそうで、胃癌と、肝臓と両方に固まりがあったそうです。私も浄霊させて頂きましたが、力及ばず。
《御垂示》ヌラは。
《お伺い》多少出ておりました。死んだ時の診断では、全然固まりがないと言うので、博士がびっくりし、都合によったら、一ぺん解剖したい。大変な奇蹟だそうで御座います。衰弱が原因で、癌は非常に良く溶けているから、できる事なら、こう言う時に、衰弱をとめる栄養注射をしたら救われるんじゃないか、と言っておりました。
《御垂示》救われやしない。死ぬのを延ばすだけだ。私のに書いてあるでしょう。龍神がいる時に、癌があると思って手術しょうとして開いて見ると、ない、と書いてあるでしょう――癌の病はね。それですよ。霊だったんですよ。
《お伺い》その博士に、明主様に御面会頂いて申し上げたらと言いますと、確かに寿命が延びるかと問われると、私の方は研究が未だ至ってないから――御面会できないと言うので御座います。
《御垂示》延びると言っても、二日か三日ですよ。あるいはもっと早いかも知れない。そんな苦しい事をしなくても良いじゃないか。栄養と言うのは、口から摂るので、皮膚から摂る様に神様は造ってないから、霊界に行って苦しみます。栄養の注射は、霊界に行ってから相当な癌になって苦しみます。それは迷信だからね。素晴らしい迷信だから、そう言うのを相手にする必要はない。あれは、医学迷信なんですよ――皆んな。霊だったんですよ。癌と言うのは決して溶けるものじゃないですよ。浄霊でも溶けないものですよ――本当の癌はね。本当の癌は滅多にないですよ。だから癌が全部溶けたと言うのは、やっぱり蛇の霊がいたんです。