御教え集1号 昭和二十六年八月一日 *癌 (昭和二十六年九月二十日)

【御 教 え】
癌にはレントゲンとかラジウムが良いとしているが、癌の破壊作用としてやるんですが、癌だけ破壊するのは結構ですが、癌を破壊する為にその局部の筋肉迄破壊してしまう。肋膜に水が溜まるから水を取る。実に単純なんですね。水が溜まったから水を取るのではなくて、水の溜まる原因は何処にある——それを溜まらない様にする、と言うそこに気がつかない。熱が出るから氷で冷やす。悪い所があるから手術する。実に単純な考え方で実に野蛮極まる。つまり悪い所が出来たら取ると言うのは薬剤迷信の考え方と同じです。医学とか——医術なんて科学性は全然ないですね。ですからそこに気をつかせると言うのが我々の仕事なんです。だから救われた人だけは、それだけ気がついて識るんです。今の処はそれより他にないからやっているんです。

それから赤痢が今年ははやると言うので大騒ぎですが、赤痢の原因が頭にあると言ったら、医学の方ではびっくりしてしまいます。赤痢は黴菌によって起るんだと言う事になっているが、実は黴菌は御自分の体にわくんです。伝染するのもあるが、集団赤痢は伝染するんです。伝染するのは、黴菌をつくって皆んなに移させるんです。だから良い役目をするんです。よく黴菌が何処から出るかと言う事を大騒ぎするが、結極何処から来るか判らない。それは頭の中にわくんです。それが赤痢として出るんです。だからこんな結構な事はない。そんな事を知らないから人間は悪い事をする。悪い事をしている人の魂を治すと言う事はどういう事かと言うと、霊が曇っているから、その曇りを取ると言う事です。

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