Warning: Undefined array key "file" in /home/wp856168/meshiya.jp/public_html/wp-includes/media.php on line 1763
こんにちは、昨日掲載しました
純日本医術の建設(一) 一、肺結核 (光明世界 二号 昭和十年三月四日)
は、お読いただきましたでしょうか?
ずいぶん、立教当初の御教えばかり掲載しているなと思われた方もあると思うのですが、上記の御教えの最後の一小節
「併し霊光療法は、遺憾ながら、全世界中余一人のみの業なるべきを以て、此の点如何ともなし難く、故に今後の医療としては、右二ケ所の水膿凝結を如何に排除すべきや、此の研究が残されたる問題と謂ふべく、此の排除法さへ解決すれば、さしも難治とされゐたる肺結核をして、容易に全治され得る事を確言して憚らざるなり。」
を読んで、この論文を発表されたのは昭和十年三月四日発行の月刊紙『光明世界二号』ですが、私は「アレッ?、昭和10年の3月はまだ”御浄霊”という名称も行為もなかったんだ!」と思い、いったいいつから信者が”御浄霊”ができるようになったのだろう・・・?。この御論文を発表されたすぐ後ぐらいなのではないかと思い調べてみました。
お恥ずかしい事に、すでにHPに掲載している、昭和10年5月1日と昭和10年5月11日のご講話で以下のようにお話しくださっていました。
人間は神が生まされた。神の代わりができるものなんであります。人間を使って人間の罪穢を除るのであります。今度、本部で指圧療法を始めるということは、罪穢を許す、罪穢吸収機関を発売するわけで、指圧療法の習いたい方はどなたでもお教えする。
御講話 昭和10年5月1日 ※罪穢を除る機械ができれば、病気はみんな治る
そういうわけでありますから、いまさっき言いました十円の御守りを懐へ入れておけば、あらゆる病気が治る意味が書いてあり、その意味通り書いてある扇子で始終治されているゆえ病気は治るんでありますから、どうしても治るんであります。そうしなければ世界中が救われぬのであります。一軒に一人病気ができこの御守りを受けて治れば、他の病人に持たせばよいのであります。そんな馬鹿なことがあるものかと言ってもなんと言っても治るんであります。そういう人の言葉よりも観音様の字のほうが力がある。
しからば、そういうことで病気が治るのなら、病気を治す手段の一つとしてなぜもっと早く出さないかと思われる方もありましょうが、やはりそれも時期で、時期が来なくては出せないのであります。ちょうど、日の上るようなもので、だんだん日の光が強くなるので、強くなるに従って、そういうようなことが出てくるのであります。
その上の御守りが、指圧療法の御守りであります。その御守りをかけて指圧をすると、指の先から光が出て病気がどしどし治る。懐へ入れておれば治るのであります。いまにそれをお医者にかけさせようと思っているのであります。
そうすれば、ラジウムだとか種々の薬がいらなくて治るようになるから、だんだんと人間が百歳以上まで生きるという、昔の時代が来るのであります。
指圧の御守りは百円で受けておけば、指圧だけで立派にごはんが食べられるのであります。その百円というのは、一遍に払い込まなくても月賦でもよいのであります。それで御守りは一円、十円、百円と三段になりました。
御講話 昭和10(1935)年5月11日
開教してまもなくの昭和十年二月頃に「併し霊光療法は、遺憾ながら、全世界中余一人のみの業なるべきを以て、此の点如何ともなし難く・・・」とつぶやくようにお書きになられていましたが、同年の五月には希望され、神霊による癒しの業を講習に参加して習得し、メシヤ様より治療士の資格をいただいた者にだけ指圧療法ができるお守りが下付されるようになるのです。
そしてそのお守りはメシヤ様が御自ら御揮毫されたのでした。
人間業ではありませんよね、正に神業!!。
観音様のお働きがまざまざと感じられますね。
そうして、さらにメシヤ様は下記のように弟子の養成に力を入れていかれます。
教祖は「大日本観音会」を立教し、この地上に天国を創造しようと神命のままに立ち上がったが、この理想を実現するにあたってその両輪となるものは、神与の救済力と、神から知らされた真理であると確信していた。そして神与の救済力を、出来る限り実証的に解いたものが「日本医術講習会」であり、これに対して、神の経綸と観世音菩薩の実体、神・幽・現三界(サンガイ)の実相、また人間の使命など、神示に基づく真理を解き明かしたものが、「観音講座」という宗教講座であった。
東方の光下巻 p40〜
観音講座は昭和10年7月15日から始まりました。その内容について、4日前の御講話で下記のようにお話していらっしゃいます。
今度観音会の教えは……教えと言ってもはまりませんが、いままでの習慣上判り難いから、教義を立てるんですが、それにつき「観音講座」というものを開くことになりました。
御講話 10(1935)年7月11日
いままでの宗教または宗教に類似のものにないものを発表するんで、これは、天地経綸の真相で神様が観音会によって光明世界を建設さるるという、あらゆる意味を発表さるるのであります。最初の一回だけは、私一人でやるつもりで第二回目からは、他の人が手伝うようになると思いますから……
この講座はほとんどいままで聞かれたようなことのないことが多いのですから、一通りお聞きになれば、いままでの判らなかったことがほとんど判る。これはお釈迦様でも説かなかったことでありますから、これをお聞きになれば迷いがなくなるわけであります。これで迷う人はしようがない。
驚くようなスピードで御神業を展開されていかれたのですね。当時の活気はものすごかったのでしょう。
ざっとですが、開教当時、まだ当局の弾圧がそれほど厳しくなかった頃「浄霊」が信徒にも許されるようになったいきさつを追ってみました。
八尾屋