御教え集1号 昭和二十六年八月二十一日 *チフス(昭和二十六年九月二十日)

(お 伺 い) チブスの御浄化につき御伺い申し上げます。
一、以前明主様御垂示の中に、チブス患者にサイダーを飲ませると死ぬとの御言葉が御座いましたが、食物はどの様に選定したらよろしいので御座いましょうか。

二、たまたま腸出血する事が御座いますが、医者は腸に穴があく為だといいますが、これは頭の濁血が排出されるので御座いましょうか。
右御伺い申し上げます。

〔御 垂 示〕
チブスはチフスと言うのですね。こんな事言いませんよ。ああ大変な間違いですね。腸出血は命がないですよ。これはお医者さんが間違えた。ただ、血が下るんです。食物は流動食は間違いないですがね。それから熱でみれば一番分かる。チフスは食物が無理だと熱が出るからすぐ分かります。熱が出なければ確かだ。腸に穴があき——固形物がつかえる、そうすると熱が出る。流動物はつっかからないでスルスル通る。だから熱が出ない。医学の方では——流動物をやって一週間熱が出なければお粥を食べ、それで出なければ御飯を食べると言う順序ですから、そこをみれば良く分かります。チフスと間違えている事があるから、熱と照らし合わせてみれば簡単に分かる。腸出血すれば、もう命はない。これは間違いだから心配しなくて良い。頭の濁血と言うのは——普通、腸出血でなくてお腹の方から出るんですね。ひどいのは赤痢ですね。それから、お腹を通らないで、肛門から出る——痔出血ですね。結構なんです。これはみんな頭の濁血ですから、そう考えていれば良いですね。

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