【御教え】今私は『結核信仰療法』と言う本を書いてますが、それを早く書上げちゃおうと思って、他の原稿を書かないから、今日は大体、別に取り止めのない話だけにしょうと思ってますがね。この結核の本も、今度は思い切って書きましたからね。これは今度――各医科大学、医師会、病院、結核療養所と言う所に、ただ配ろうと思いますしね。これを見たらびっくりするだろうと思いますね。俺達が結核を作っているんだと、ひどい事を言いやがる。何だ、こんな――岡田なんて新宗教のいい加減なインチキ的なものを拵えやがって、我々をこんなに、こっぴどくやるなんて、けしからん奴だなんて――怒る人、憤慨する人、ははあ、なるほど理屈は合っているな、良く之丈の事が分かったなと感心する人もある。処で、病院なんかで、病院中の評判になりますよね。すると、や、これは中々――なるほどと思う処がある。そんな事は非科学的で、そんな事はない、と。ガヤガヤ論議があるでしょうがね。それで良いんです。まず、原子爆弾をぶっつける様なものですからね。今迄知らない事を知るんですからね。それで、中には患者で見るのもあるでしょうね。けれども、段々読んでいくうちに、こっちの言う事は事実を根拠としてありますからね。ただ理屈だけじゃないからね。そこにお蔭話を沢山つけてありますから、ちょっと、否定もできない訳ですね。で、これを第一弾として、反響を見ようと思ってますがね。何としても、医学の間違いですね。これを解らせなければしょうがない。直きに、段々に解って来ますからね。そうして、之だけを知って置けば良いんですからね。そうして、今に浄化がもっと強くなれば一般人が――病人が沢山できますからね。それで、お医者がちょっと触ると、ころっと死にますから、危なくてしょうがない。その時に、之なんだ、メシヤ教が変わった――変な事を言ったが、と。それじゃ、メシヤ教に頭を下げるよりしょうがないと言う事になりますから、その一つの予告ですね。
それから『文明の創造』も大体三分の二以上は書けましたからね。もう一息だろうと思います。今『天国篇』と言って地上天国の状態ですね――それを書いている。これは、今度の元旦号に、『天国篇』の一部を出しましたがね。この間、一ぺん読みましたがね。今度出したのは、国際上の事ですね。世界の大体の形ですね。それから段々、経済、教育、芸術――そう言う方面を書くつもりです。ですから、もう直きでき上るつもりです。それから、その仕上げをしなければならない。来春辺りは、どんなにしても書き上げるつもりです。これも翻訳して世界中に配る訳です。