*癲癇/霊的病気(御教え集4号昭和26年11月18日④)

《お伺い》S.S(34歳)右半身不自由にて、六月より御浄霊を頂いておりますが、七日に一度位手足が引き吊り、紫色に変わり、シャックリをして、意識不明になり、最近では十分か五分で元に戻り、あとはケロリとしておりますが、顔は少し腫れます。口はきけませんが、朝夕仏前にてお経を奏げます。また君が代等を歌い、また子供の名を時々呼びます。医診では、脳血栓と言われました。病人の妻は九月に入信させて頂きました。現在足を引きずりながら歩ける様になりましたが、その他は変化ありません。病人はよく肥り、血色も良く、本人並びに家族も一生懸命に御願い致しております。御浄霊は何処をさせて頂きましたらよろしいでしょうか。また、霊的に何か関係が御座いましょうか。

《御垂示》ケロリとして――死霊が憑るんですね。今はお経じゃ駄目なんです。お経じゃ効き目がないんです。霊的関係――じゃない。霊的ですよ――病気はね。七日に一度――これは、死んだ病人が、そう言う状態で死んだんです。それが、あの世に行って浮かばれない。それで頼って来るんで、この人に憑る。癲癇ですね。これは、光明如来様をお祀りしてないですか。

《お伺い》未だで御座います。

《御垂示》これが第一ですね。それと、御屏風観音さんは未だですか。

《お伺い》未だで御座います。

《御垂示》それが根本だから、それをやらなければならない。それをやらなくても治りますが、ずっと暇がかかる。それをやると、ずっと早く治る。何分の一かになる。死霊が救われないんだから、できるだけ本を読ませるんです。神様の本をね。

《お伺い》本も読めない様な状態で御座いますが。

《御垂示》それじゃ、奥さんか何かが読んで聞かせる。結局治りますがね。たいしたものではない。この霊を救ってやれば良いんですからね。仏教ですか。仏様はありますね。何宗ですか。

《お伺い》門徒で御座います。

《御垂示》今言った様にしてやりなさい

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