*救ってもらいたい憑依霊 御教え集3号 昭和26年10月25日⑥

《お伺い》 八カ月になる男の子、午前二時頃突然泣き出し、中々御浄霊を致しましても止みませんので、なお一時間以上御浄霊致しますと一時は止まりましても、十分位後にはまた泣き出すと言う有様で、誠に困り抜いておりましたところ、ふと思い出し、今回頂きました御霊紙を二分角位に切りまして、お乳と共に服用させましたところたちまち泣き止み、朝迄静かに寝ました。茲で不思議な事には、当日夜、一人の指導者に伴われ、親子連れの信徒が娘の精神病を治して頂きたいとて来られた者で、母は娘の精神病を助けて頂きたい為に、当日より三日前に入信し、母が入信した時は、すでに指導者の御浄霊によって大変静かになり、乗物にも動ぜず教会迄参ったのでありますが、患者である娘は御浄霊の効果を霊的に感じたものと見え、自宅に帰る事を嫌い、どうしても教会に置いて貰いたいと言って、中々帰らず、以後三日間滞在しております。なお教会に来てからは、母の浄霊を徹底的に嫌い「貴女の浄霊は形式的であるから嫌だ」と言っております。この親子が教会に来てから、平生大人しい赤ん坊が同じ時刻に夜泣いて困らせますのですが、私が手枕をして寝かせますと安心した様にスヤスヤと寝ます。今、当教会に滞在している病人の副霊による災いではないかと思いますが、いかがで御座いましょうか。なお前記の病人は「ハルノウ山」の熱心な信者であったそうで、信仰中に精神病になったとの事で御座います。娘の病気は憑依霊によるもので御座いましょうか。

《御垂示》
 無論、憑依霊ですがね。普通の精神病的意味とは違って、救って貰いたいと言う霊ですね。そうして、それが精神病と言う形式にして救われたいんですね。そうして「ハルノウ山」と言う、この神様に関係がありそうですね。この神様が救って貰いたい為に、この娘に憑いて、それからまた、娘が良くなると浄霊して貰えないから、赤ん坊に憑いたと言う訳ですね。結構ですよ。この霊は救われますね。

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