*喘息(御教え集4号昭和26年11月18日③)

《お伺い》M.Y(40歳)心臓喘息の為、五年前に入信(約十五年前発病、エフェドリンを多量に使用)徐々に快方に向かわせて頂きましたが、九月末より頭部、脊髄に高熱の浄化を頂き、痛みはなく常に朦朧としており、十月末頃より腎盂炎の様に頭、頸筋、手先に、ぐっしょりと一日数回発汗あり、腎盂の御浄霊により発汗は止り熱も下がりましたが、頭がはっきりせず、脈拍は百十位常にありまして、身体中調べても、熱は左の肩甲骨の所に少々あるのみにて、他には見あたりません。食事は一日二回、軽く二杯ずつで衰弱がひどく中々回復致しません。最近、近親者より医診を奨められておりますが、本人は真剣にお縋り致しおり、医診を好みませんが、御浄霊により御救い頂けましょうか。また今後何の様にさせて頂きましたらよろしゅう御座いましょうか。

《御垂示》これは順調にいってますがね。食欲が少ない為に衰弱している。熱が出て発汗した――と言うのは非常に結構ですがね。エフェドリンを多量に使用した――この薬毒ですからね。だから、エフェドリンが出る迄――こう言う事が、チョイチョイあります。そのつもりでやらなければならない。それから、肩甲骨に熱があると言うから、そこを浄霊するんですね。未だ――喘息が治るには、どうしても二、三年かかりますよ。長い喘息はね。この人のは、十五年の喘息ですから、二カ月や半年で治るはずがない。気長に、できるだけ食欲の出る様にして、衰弱しない様にすれば治ります。食欲がないのは熱の為ですから、肩甲骨の所から熱が出るから、そこを良く浄霊してやる。それから、医者を奨められてますが、いけないと言えば、医療妨害になるから、いけないとは言えないが、本を読ませるんですね。御神書をね。特に病気の所を。そうして、本人に心から解らせるんですね。

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