*癇の虫 御垂示録3号 昭和26年10月1日⑥

《お伺い》
 信者のお母さんで、癇(かん)の虫を切ると言いますが、その方法を覚え、と言うのは癇の虫の強い子供に「浄」と言う字を三回書き、大光明如来様に、この子の癇の虫を取って頂きたい、とお願いすると、関節とか指から白い筋が出て参ります。そうして、虫の強い子がピタリと治ってしまいます。最近は、子供が来て、忙しいので後でやって上げ様と言う言葉だけで、どんどん出ていってしまいます。

《御垂示》
面白いですね。人間の指から白い毛の様なものが出て来るのはあります。やっぱり虫でしょうね。文字の働きと言うのもあるんです。先に文字で治す先生がいた。「痛み止まる」とか書いてね。そうすると、いくらか良くなる。私だってお守りに「光」と書くでしょう。文字の働きです。文字が働くと言うのは立派なものですね。文字を書くと虫が出ると言うのは、あり得る事です。子供なんか特によくあります。それは丸っきり迷信とか、そういうものじゃない。立派なものがある。しかし面倒臭いですね。浄霊の方が簡単で良いです。

《お伺い》霊の物質化ではないでしょうか。

《御垂示》霊の物質化ではないでしょうね。しかし、出る人はあります。浄霊すると良く出ます。

《お伺い》大人は出ませんので御座いますが。

《御垂示》大人でも出るのがありますよ。つまんで出す人がある。

《お伺い》毒素の一種で御座いましょうか。

《御垂示》やはり虫ですね。毒素から生まれる虫ですね。

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