*足の甲の浮腫み、喉頭結核 御垂示録2号 昭和二十六年九月八日⑱

足の甲の浮腫

《お伺い》足の甲の浮腫んだ時は死の直前と御教え頂いておりますが、この浮腫みは如何なる作用でしようか。

《御垂示》死の前と言う意味ですね。大した意味わないですね。やっぱり薬毒で――足の甲なんてのは、つまり浮腫むべきものじゃないんです。そう言うものは浮腫まないうちに、他に排泄されるものですがね。腎臓で排泄されない人は体が弱っているから、凡る汚物は下に下にと下がります。それを途中で処分するだけの力がなくなっているんですね。そこで、生命を保持する事ができなくなる。足の甲ばかりじゃない。よく口が乾きますね。唾が出なくなる。あれがそうです。唾と言う粘液を出す力がなくなるんですね。

喉頭結核

《お伺い》結核患者で喉が痛むのは。

《御垂示》そう言うのは危ぶないですね。医者の方でも、喉頭結核は絶対駄目だと言いますがね。

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