8月はお休みで9月26日が第8回オンライン講座でした。
普通聞く事ができない、大変興味深い内容でした。ぜひ皆さんに一部でも紹介させていただきたいと思ったのですが、医学的基礎知識のない私に内容を人様に伝えるなど到底無理!無理!、と諦めていました。
それでもやっぱりお伝えしたいなと思い、簡単にホンの一部ですが紹介させて頂きます。十分ではありませんが、参考にしていただければ幸いです。(画像転載禁止)
人間の血液の流れとリンパの流れ
基本的なことを理解しておくことが大事。上図は血液の流れ
高血圧の薬でよく出されているのは心臓の力を弱める薬である。弱めれば血圧は下がる、しかし、それは心臓に良いはずがない。ボーッとしてしまうから、よく老人がアクセルとブレーキを間違ったりする事故とか、逆走したりとかあるが、血圧の薬を飲んでいる人が多いと言われている。いざと言う時に血圧が上がらないので正常な判断ができない。認知症が増えたというのも肝臓に血が行かないから認知症が増えてきたとも言われている。うつ病もそういう傾向がある。血圧を下げる薬の年間の総売上というのは、今は一兆円です。ほとんどむだ!
血液は循環器系と言ってグルグル回っている。
リンパの流れについてのお話がありました。(省略)
下図のように血管から滲み出た液を間質液という。細胞と細胞の間を間質といい、ここから、リンパ菅に入ってくるとリンパ液になる。
細胞と細胞の間にある細胞間質の中に重要なものがあるということが最近解ってきた。細胞よりも細胞間質の研究をしないと大事なことがわからないという流れになってきている。
下図はリンパの流れの先端の拡大図です。
細胞間質には排泄もされず細胞にも入っていかなかった有害なものが溜まっていることが多く、細胞に入っていくと病気になるということがわかってきている。抗がん剤メーカーが発見した。抗がん剤が、間質に溜まっていたのでわかった。間質の研究は始まったばかりでまだはっきりわかっていないが、間質に有害なものが絡み付いているようで、細い細いナノチュウブに入って固まっているというようなことが分かってきている。
体の局部で溜まると流れが悪くなり澱んで、病気の原因になっているのではないかというのが、今研究段階である。澱みを流れるようにしなければならない、それで風邪を引いて熱が出て、体温が上がってくれば、固まりも溶けてくるので、発熱するということは、間質にある有害な物質を溶かしてリンパ管に流し、肝臓や、腎臓で処理することができる。体の中から暖めることで解毒できる。それには運動するか風邪引くかである。外から温めても無理と思われる。
筋肉の間質に起これば、凝りみたいな物になり、肩が凝ったりする。筋肉はわかるけど内臓はわからないから病気になったりする。間質に何が溜まっているか研究中だが、研究している人はあまりいない。
風邪の重症化が新型コロナウィルスを防ぐ
風邪をひいていれば、免疫によってコロナの重症化を防げるのではないかという研究が世界中から集まってきている。
実際風邪を引くと、風のウイルスであろうが、インフルエンザでもいいんですけど、鼻の粘膜に入ってくると免疫細胞がIgAという抗体を作って、もう一度粘膜の細胞に入って、分泌型IgA抗体に変わる。これが非常〜〜に強力な抗体で、コロナに掛からなくても他のアデノウィルスでも何でもいいから風邪にかかっておくと、粘膜に分泌型IgAが強力に出てくるので、次に何が入ってきても、2、3年は大丈夫だろうと言われている。ワクチンを打ってもIgA抗体は出てこない。
神奈川歯科大学の槻木恵一教授が普通新型コロナウイルスの感染症になってなくて、PCR検査をしても陰性の人137人の中の交叉型IgA抗体があるかを検査すると、46.7%もいたという論文を発表された。
ワクチンを打ってもこの交叉型IgA抗体がなかったら意味がない。この抗体がいっぱいあれば新型コロナにもかからない。
検査は大学病院ではできるけど、商業ベースではできない。今の現状では検査はできない。
本当は交叉型IgA抗体がある人にコロナのパスポートを出すと言う方が道理に合っている。
岡田茂吉教祖の浄化論と相通じるものがありますので下記に引用します。
他、類似する論文は多々あります。
今回、『天国の福音』で「発熱」をUPしたので、やっぱりこの内容をお伝えしたいと思いUPすることにしました。
三好先生のオンライン正統医学講座も来年1月30日の第12回が最終です。他では聞けない内容が満載です。よろしかったらどうぞ参加してみてください。
先ず感冒に罹るや発熱が先駆となり、次いで頭痛、咳嗽(せき)、喀痰、盗汗(ねあせ)、節々の痛み、懈(けだる)さ等、其内の幾つかの症状は必ず出るが、此原因は何かというと、体内保有毒素に浄化作用が発(おこ)り、其排除に伴う現象である。処が其理を知らない医療は、それを停めようとするので、之が大変な誤りである。今其理由を詳しく説明してみると斯うである。即ち人間が体内に毒素があると、機能の活動を妨げるので、自然は或程度を超ゆる場合、其排除作用を起すのである。排除作用とは固まった毒素を熱によって溶解し、喀痰、鼻汁、汗、尿、下痢等の排泄物にして体外へ出すのであるから、其間の僅かの苦痛さえ我慢すれば、順調に浄化作用が行われるから毒素は減り、それだけ健康は増すのである。処が医学は逆に解して、苦痛は体内機能を毀損(きそん)させる現象として悪い意味に解釈する結果、極力停めようとするのであるから、全く恐るべき誤謬(ごびゅう)である。そうして元来浄化作用とは、活力旺盛であればある程起り易いのであるから、弱らせるに限るから、茲(ここ)に弱らせる方法として生れたのが医療である。勿論弱っただけは症状が減るから、之も無理はないが、実際は無智以外の何物でもないのである。其弱らせる方法として最も効果あるものが薬である。つまり薬と称する毒を使って弱らせるのである。人体の方は熱によって毒素を溶かし、液体にして排泄しようとして神経を刺戟(しげき)する。それが痛み苦しみであるのを、何時どう間違えたものか、それを悪化と解して溶けないよう元通りに固めようとする。それが氷冷、湿布、解熱剤等であるから、実に驚くべき程の無智で、之では病気を治すのではなく、治さないようにする事であり、一時の苦痛緩和を治る過程と思い誤ったのである。処が前記の如く苦痛緩和手段其ものが病気を作る原因となるのであるから由々しき問題である。つまり天与の病気という健康増進の恩恵を逆解して阻止排撃手段に出る。其方法が医学である
『文明の創造』科学篇「病気とは何ぞや」(昭和二十七年)
八尾屋