5.御神業の目的、根源
また体質が変わらないでいますと、教団内外の方々への約束事があり、それを軽く見ていると、今後どのような事態が起こるかが懸念されるところです。それ故に、メシヤ様と御神縁を結ばれた人々へ本来の信仰の在り方をお伝えする働き掛けを積極的に素早くせねばならない、と決心した次第です。
昭和29年2月4日の立春祭から7日までの四日間、『人間が神を押し込めた事』に関わる御講話があり、次のような問答があったことを先達から聞き及んでいます。
質問 「罪の根源は神を押し込めたことでしょうか、薬を呑んだことでしょうか」
メシヤ様 『勿論神を押し込めたことが罪の根源です。薬毒というものは浄霊をすれば取れるものです。みんな神を押し込めた罪がある。教団も幹部ほどその罪は重い。私を世に出してその罪は消える。要するに私というものが分かれば良い。しかし私は化けているからな』
質問 「それは明主様(メシヤ様)の御神格を判らせて頂く事でしょうか」
メシヤ様 『そうではない、一人でも多くの信者をつくる事だ』
短い問答の中に御神業の目的、根源とすべきことが明確に語られています。しかも『私は化けているからな』というところが、大きな課題と言えます。メシヤ様の御名を唱えていただく絶対力がその答えであると拝察されます。
最近、節分祭を執り行わない教団が増えている由ですが、この問答を拝読すると、各教団で起きている浄化と深い関わりがあるようです。
一月に、「節分祭」と「立春祭」を執り行う在り方について周知した所以です。そして、御神業の目的、根源は示された通りですので、可能性を縮小されてきた今日までの在り方を転変して、御神業を力強く推進していただければ幸甚です。(要旨・各地でお話した内容をまとめたものです。)