(お 伺 い) U・Bと申す信者で御座いますが、昭和二十二年に心臓肥大症及弁膜症にて入院数カ月ついに原因不明処置なしとて退院後浄霊を受け、最初はさしたる変化もありませんでしたが、入信後、頭部に微熱あるを発見、後めきめきと御守護を頂き、爾来今日まで健康に過さして頂きました。
ところが七月二十八日より非常な高熱にて、猛烈な頭痛に苦しみ頚部硬直し、意識も不明瞭になる事もありましたが、数日後幾分下熱し、意識も戻りましたが依然として三十九度五分前後の熱にて午前午後もさしたる変化は御座いません。頚部も左右には楽に振れますが、前後はまだ幾分痛みを感じ、言語応答も少し意味不明の事も御座います。両眼充血し特に左眼よりは涙とめやにが出ております。鼻汁は出ませぬ。
御浄霊致しますと、その局部(特に頚部、前頭部)に熱が出始め、やがて多量の汗と共に解熱致しますが、しばらくして、また高熱が出て参ります。日本脳炎の様にも存ぜられます。六十歳を越したる老人で御座いますが心臓病以外さしたる病歴は御座いませぬ。
御守護御願い申し上げますと共に御浄霊の個所、その他注意事項御垂示の程御願い申上げます。
〔御 垂 示〕
これは日本脳炎的のものですね。ここ(後頭部)に固まって来る。根気良くやるとね。これは治りかけて来ている。これは溶けかかって来ているから良くなります。いくらか治り方が遅い位です。固いですからね。一旦柔らかになりますが、また固くなる。だから、それをやるのに、一日に十回位やる二、三十分置きにやる。すると二、三日で治ります。それを普通の病気の時と同じと思い、一日一回位やったんでしょうね。
(お 伺 い)毎日つづけてやっておりました・
〔御 垂 示〕
まあ—結構ですがね。大浄化ですから、非常に結構ですがね。始終やっていたというのは。
(お 伺 い)私はやっておりませんが、家の人が、やっております」
〔御 垂 示〕
だが、やり方に力が入るから、溶け方が遅い。