[メシヤ講座]迷信錯覚 2014年1月① (私達の学び目からウロコの内容より)

浄霊と医学の癌事例

代表先生

それでは・・・今月も非常に長い御論文でしたが、冒頭に

『近来、医学は大いに進歩したといい、取り分け手術の進歩を誇称しているが、私から見れば之程の間違いはあるまい。考える迄もなく、手術が進歩したという事は、実は医学が進歩しないという事になる。というと不思議に思うであろうが、手術とは言う迄もなく、病に冒された機能を除去する手段であって、病其ものを除去する手段ではない。判り易く言えば、病気と其機能とは密接な関係があるが本質は異っている。従って真の医術とは病だけを除って、機能は元の侭(まま)でなくてはならない筈である。』

『文明の創造』科学篇「手術」(昭和二十七年)

と、こういうふうにメシヤ様が昭和27年に御指摘されております。

それから約60年経った今日、その手術はですね、さらに技術的には進歩しておりますけれども、根本的に肉体の機能を残しつつ病だけを除去するという手術は未だに出来ておりませんので、メシヤ様が医学者にもっと研究を重ねてもらいたいというのは、こういうことであろうかと思います。

年末年始もですね、各地から様々な電話とかメールが来ているんですけれども、まぁ一番驚くべきことはですね、昨年の秋に医者から肝臓癌を宣告されて、来年の4月まで(今年の4月のこと)の余命宣告をされたご婦人なんですけれども、もう年も年なので浄霊に縋って手術は止めようということで浄霊をずっとしておりましたら、年末に血液検査をしたら、癌症状が消えていると…。

そして、その時にその御婦人は医者に「来年の4月までと言ってたのに良くなるってどういうことなんですか?」と聞くと、医者は「稀にはそういうことがある」と。これはどういうことかということです。

医者ではもう来年の4月まで、たとえ手術をしてもそこまで命がもつか分からないと言っているのにですね、だんだん改善してきているので、「稀にはそういうこともある」というような説明をしたので、もう怒って仕方がなかったというような報告がありました。

それからもう一人の方からはですね、この方は70代前半の方ですけれども、乳癌を患って、そしてメシヤ教に繋がる前に、さまざまな治療を受けてきて、そして薬の恐ろしさとかを知ったので…。

医者が「最後にもう一つ抗癌剤を試させてもらいたい」ということで、子供さんたちは「もう止めてほしい」と言ったんですけど、そのお母さんは「医者が非常に親切にしてくれているので、なんとか最後の提案を受け入れたい」ということで、私は「止めたほうがいいよ」と言ったんですけれども・・・、結果的に体調が悪化し腕がパンパンになってしまって、この脇の下からリンパ液が出始めたわけですね。

そしたら、医者が何と言ったかと言うと、「抗がん剤が合いませんでした。もうこれ以上の治療はできないので緩和ケアに移って下さい。緩和ケアの病院を紹介しますので、早急にそちらへ移って下さい」ということです。

(新薬臨床実験は結果どうなるか不明なので)「こんなに腕を張らせたのはおまえじゃないか」という、そういうやりとりができないわけですよね。医者が「こういうことになるかもしれませんよ、それでもよければさせてもらいます」という話が無い。

「今いい新薬が出たので、これにかけてみたい」ということで、治療を向こうから提案してきて、手がパンパンに腫れて、そしてそこからリンパ液がどんどん出始めたら、スーッと医者は手を引いてしまう。これが医療の中の現実として起きているわけですね。

ですからメシヤ様が冒頭にお述べになっていることは、現代に至ってますます酷くなっているということを私たちはよく腹に入れておかないといけないと思うんですね。

迷信錯覚

代表先生

そして医者はこのことに『何故気付かないのか』というふうに御指摘をされております。

このことを総体的にみると、メシヤ様は“真実に何故気付かないのか”ということを私たちに御提示しているわけです。

世の中の流れに流されていくと、様々なことが気付かない状態に陥らされているので、しっかり気付くような人間になって下さい、ということで、医者に対する批判ではあるわけですけれども、勿論われわれメシヤ様の弟子にもよく気付くようにしていってもらいたいということが、この中の願いとしてはあります。

それから、もう一つはメシヤ様は『錯覚だ』と仰っていますから、今この世の中は錯覚に陥らされているということです。メシヤ様御在世中から今日まで、みんな錯覚させられてるんですね。だから私たちはこの世の中に生きているなかで錯覚状態に陥らされているので、”自分が錯覚を起こしていないか”ということを絶えず自分に問いかけておかないと、生活をキチンとしていく上においては、様々なことが生じて来るということですので、今回は手術に対する批判ではあるんですけれども、絶えず気付いていくような人間になっていかないといけないということで・・・、日常生活で錯覚を起こしている場合があるので、この錯覚に絶えず気付いていかないといけないことがいっぱいあるということが、メシヤ様の御心の中にはずっと流れているということです。

御論文を拝読するだけでなく、メシヤ様の御心を受け止めていくという姿勢で拝読をしていっていただきたいというふうに思います。

2014年1月メシヤ講座大阪

今月の学びは『文明の創造』科学篇 『総論 手術』 です。

<学び>「手術とは言う迄もなく、病に冒された機能を除去する手段であって、病そのものを除去する手段ではない」確かに手術は病を治すわけではない・・・。正に錯覚していました。

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