*腰痛/薬毒の排泄/月経不調(御教え集5号 昭和26年12月8日②)

腰痛

《お伺い》H.Y(54才)二十年程前腰痛にて医診の結果子宮に毒結の固まりがあると言われ、薬剤を二回程服用、人婦湯を服用し治りましたが、以後四、五回腰痛があり、人婦湯服用を続けておりました処、本年四月腰痛の激痛の為医診を受けましたが、子宮癌との事で早速O医大にて手術の予定の処に、お道のお話を聞き、養子のS.が入信し御浄霊を頂いておりました。本人も六月八日入信致し、娘も九月に入信、御神体並びに御屏風観音様も御奉斎させて頂きました。七月頃より下腹部の激痛の御浄化頂き、背部と尾骶骨の御浄霊にて楽にさせて頂き、なお本人は脳溢血症状にて、話中聞き取りにくい点がありましたが、前後頭部、延髄の御浄霊により普通状態にならせて頂きました。下り物は八月に一回少量ありました。下腹部の痛みは今月迄続いております。家族の者の、腹及び背部の御浄霊一時間程で一時楽になりますが、私(教師)が尾骶骨と背部を二十分位致しますと、痛みが取れますが、また痛みます。なお鳩尾みぞおちより臍に固結があり、痛む時は固結の脈拍が非常に高くなります。御浄霊の箇所を御教示御願い申し上げます。

《御垂示》人婦湯――これは漢方薬だね。これは子宮癌じゃありません。子宮癌は痛まないんです――本当の癌ならね。これはやはり毒血ですね。月経みたいなものです。やっぱり、薬毒も混じってますからね。ですから気長にやったら治りますね。癌は――少し痛みますが、強い痛みはないものなんです。痛みがあるものなら治り良いんですよ。治るものですからね。従って、痛むもの程安心なんです。痛まないもの程治らない――と言う事はないが、治りにくいんです。こう言う人なんか、割合に早く治る訳ですがね。これもできるだけ力を抜いて――箇所は痛い処だけで良いんです。そうして、下の方に溜まっているから、上の方の毒が下りていくんです。ですから――頭から背中ですね。そう言う処を良く調べて、熱とか痛み――固まりがあるから、それから溶けて下にいって、腹に固るとかなんですね。

  薬毒の排泄

《お伺い》S.K(47才)八月に肺浸潤と診断され、マイシン四十本打ち、絶対安静をしておりましたが、お道のお話を聞かれると同時に医療を全廃し、ひたすらお道に縋って御浄霊頂いております。本月二十四日頃より咳の御浄化で、連日一升余の痰の排泄もなくなりました。最近胸、咽喉、下腹に痛みを覚え、食欲はあり、体力旺盛ですが、咳の為不眠が多く漸次衰弱しております。御浄霊は全頭部、淋巴腺、背部等を主として致しております。従来の信仰として真言宗、不動様、最上稲荷等で、霊動は御座いません。家族は未入信。御神体、御屏風観音様は御奉斎致しておりません。既往症としては、昨年狭心症で医療を受け、大酒家の為、飲酒後の服薬、淋病等でかなり薬剤を用いております。御浄霊の箇所の御教え賜りたく御願い申し上げます。

《御垂示》これは薬毒ですね。薬毒の排泄ですね。咳があんまり出ると言うのは、浄霊する人が見当違いをやっている。これは、良く調べて見ると良いですよ。咳は方々から出るが、その時一番出る急所を見付けると良い。処が、的はずれだと、余計咳が出ます。そこの――治っただけずつは平均浄化が起ります。だから、やっているうちに、段々咳が減っていくと言うのが本当です。だから、咳が余計出ると言うのは、見当違いだから、良く調べて見ると良い。咳が最も出るのは、ここ(頸部淋巴腺)ですね――大抵、ここか。延髄は咳は少ないです。これは水っ洟みずっぱなの方です。あとは肩ですね。背中も無論ありますよ。左の方がきっと多いです。それを浄霊するんですね。それで、その時に――大体触って見て一番熱のある所が――そこから咳が出るんですから、そこを発見する。そうすれば、この人は治り良いたちだから、治りますよ。急所さえ見付ければ割合早く咳は減っていきますからね。それが一番肝腎ですね。

月経の不調

《お伺い》結婚前迄は順調に月経が御座いましたが、結婚後は半年に一回か、一年に一回少量しかありません。いかなる訳で御座いましょうか。同家は主人も弟妹共ワキガがありますのは、同家の因縁の為で御座いましょうか。

《御垂示》ワキガとは関係ありませんよ。しかし、これはおかしいですね。結婚すると、反って順調になるのが当たり前ですがね。これは少し変ですね。しかし、月経の不順と言うのは、下腹に固まりがあって、喇叭管の入口を圧迫するのと、あとは貧血ですね。その二つの理由です。そこで、下腹に固まりがあるかどうか、それを見て、固まりがあればそれを浄霊する。その固まりは腎臓から出ているんですから腎臓を良く浄霊する。あとは貧血ですがね。この人は顔色はどうですか、悪いんですか。

《お伺い》至って健康で、顔色もよろしゅう御座います。

《御垂示》下腹は。

《お伺い》見た事が御座いません。

《御垂示》押して見て御覧なさい。あるいは、本人に押さしても良いです。下腹ですよ。こんなはずはないですがね。

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