風邪をひいていれば、免疫によってコロナの重症化を防げるのではないかという研究が世界中から集まってきている。
実際風邪を引くと、風のウイルスであろうが、インフルエンザでもいいんですけど、鼻の粘膜に入ってくると免疫細胞がIgAという抗体を作って、もう一度粘膜の細胞に入って、分泌型IgA抗体に変わる。これが非常〜〜に強力な抗体で、コロナに掛からなくても他のアデノウィルスでも何でもいいから風邪にかかっておくと、粘膜に分泌型IgAが強力に出てくるので、次に何が入ってきても、2、3年は大丈夫だろうと言われている。ワクチンを打ってもIgA抗体は出てこない。
神奈川歯科大学の槻木恵一教授が普通新型コロナウイルスの感染症になってなくて、PCR検査をしても陰性の人137人の中の交叉型IgA抗体があるかを検査すると、46.7%もいたという論文を発表された。
ワクチンを打ってもこの交叉型IgA抗体がなかったら意味がない。この抗体がいっぱいあれば新型コロナにもかからない。
検査は大学病院ではできるけど、商業ベースではできない。今の現状では検査はできない。
本当は交叉型IgA抗体がある人にコロナのパスポートを出すと言う方が道理に合っている。
講座では他に基本的な生理学医学から興味深い内容のお話があり、是非またの機会に、紹介させていただきたいと思います。
八尾屋