こんにちは
まだ動ける今のうちにと思って、北海道の利尻島,礼文島に行ってきました。
娘が北海道の山を登るのにすでに北海道入りしていて、合流しました。
私は飛行機で夕方、利尻島入りしたのですが、着いた時も曇って寒かったのですが、
利尻は一週間雨で百名山の利尻山はみえず、私が行った時もアップしている写真とは全然違ってガスがかかって結構寒かっです。
次の日から一週間ぶりという晴天に恵まれ、利尻島を一周しました。
三日目朝、フェリーで娘と礼文島に向かったのですが、写真のようにきれいに利尻山も見れ、晴れ渡っていたのですが、礼文島について、観光にまわってみると、またもや深い霧で、中々写真のような澄み渡ったきれいな景色はみれませんでした。次の日もスコトン岬など行きましたが、深い霧‼、霧!!で、 朝、宿は夏を思わせるような青空でしたのに、入江だかららしいですが、宿とちょっとしか離れていない岬は雲に覆われ、ガスって景色が全然見れません。日本最北の自然の厳しさを目の当たりにしました。確かに歩いたり、バスからなど眺めてもあまり畑なども見れませんでした。作物なども収穫しにくいのかなーと思いました。
アザラシが沖合に沢山来ていたので、自転車で見に行き楽しかったです。初めての経験!
さて、イベントでフェリーの片道が無料になるスタンプラリーかなんかがあり、娘と昆布醤油作りに挑戦しました。
利尻昆布5センチぐらいを上がつながった状態で、のれんのようにハサミで細く切れ目を入れていくのですが、娘がきれいに切れ目を入れていくので、教えてくれたお店のおじさんが感心していました。その切った昆布を醤油の入った小瓶に入れて一週間ぐらいすると昆布醤油の出来上がりです。
さて、なんで私が昆布醤油つくりなどを取り上げたかというと……。この件をきっかけにちょっと考えさせられたことがありました。
実は我が家はO型家族で、家族全員5人ともO型です。また、主人の両親もまた私の両親もO型で全くのO型純粋培養の家族なのです。
皆さんにわざわざお伝えするような事じゃないかもしれませんが、この年にして、今回私にしてはようやく気付かされたことがありました。
お恥かしいような情けないような事なのですが、私の愚かさをばくろいたします。
…それ程大それたことでもないかもしれませんが、私には晴天の霹靂のような気づきでした……。
私は結構ざっくりした人間、おおざっぱとでも言いましょうかあまり細かいことは苦手な方だと思います。そして、自分はO型は勝手におおざっぱな人間、うちの家族は大体アバウト人間と決め込んでいたように思います。
しかし、今回お店のおじさんが、娘の昆布の切込みの入れ方を見てとてもほめるのです。とてもきれいな切り方だと...。(ざっくりな私ときっちりな娘?)
そういえば、畑で、種をまいたねぎの芽がたくさん出ていて、少ないスペースに段々んのように娘に植えてもらったことがあるのですが、それが後々、とても元気にきれいにそろって大きくなり、何人かの方からほめられたことがありました。確かにネギがよく育つ秋でもあり、ただのネギなのにとてもきれいだったのです。今頃になって、「アレッ!?」私と違う遺伝子?
主人の遺伝子?、主人はそんなに几帳面だった?
家に几帳面な人間いてた….?
これが40年以上家族と暮らしてきた主婦が、今さら気づいて思う事?
そういえば、息子が中学の頃、懇談の時に先生が息子のノートの取り方とか几帳面で他の父兄の方とかにも紹介してたとか言ってたような?(他の父兄は迷惑ではと私は思った)
今頃になって、そんなとこととかも私にはまったく似ていなくて主人似だったのである。
そんな事、70にもなってようやく気付くなんて、人の話をよく来ていないどころじゃない、家族の事も何十年も全然ちゃんと見ていなかったという事……?
まさか….⁈
そんなひどい母親っている?...。いやいや、それって私の事らしい(汗)
よう何十年も、母親ですって大きな顔して生きてきたものです。
私としては自分の事を、もっと、まともな人間だとばかり思っていたのに……。
なんてことでしょう!
何十年も家族の事すら何もチャンと見てこなかった私!!
あな、恥ずかしや!!
今更、穴にも入れない……。(汗)
せっかく気づかせてもらいましたが、でも、中々そう簡単には自分は変えれない!
う~ん!!
肝に銘じて、時々は想いだすようにしなくては……。
トホホ...。
残念なことに、完全人間までほど遠しです。
こんな愚かな私なのに、この年まで有り余る御守護で導てくださった神様、ご先祖様、本当になんと御礼申し上げてよいやら、ありがたすぎます。(合掌)
八尾屋