*龍神の憑霊/底翳(御教え集8号  昭和27年3月5日③)

龍神が憑いた

《お伺い》 T.H(4歳)生後八カ月目の頃急に小児麻痺の様になり、特に足がクタクタになりました。不思議に思い近所の人に聞きまして、お道を教えられ、御浄霊を戴き一家全部入信させて戴き、光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させて戴きました。大分快方に向いましたが、歩行は出来ません。祖母は心臓麻痺で急死しております。又家は、昔六部ろくぶ(行脚僧)を殺した場所に建てたと言う話も御座います。この事と霊的関係が御座いましょうか。御浄霊の箇所御教示御願い申し上げます。

《御垂示》之は龍神が憑いたんですよ。クタクタに――之は霊が憑ったんですがね。兎に角龍神には違いないですがね。唯、龍神が――六部を――之じゃないな。心臓麻痺――之でもないな。他の龍神ですがね。龍神が憑くと、足がクタクタになる。之は割に治るものですよ。やっぱり出来る丈御神書や御讃歌、祝詞――そう言うものを聞かせる様にして、そうして気長にやってやれば、すっかり治りますよ。

《お伺い》次の子は、生まれて間もなく亡くなりましたが、親指が二本ありました。

《御垂示》一本多いんですね。それもやっぱり霊的ですね。それは死んだのですね。まあ、死んだのなら説明の必要ないでしょう。

膿底翳

《お伺い》 H.I(昨年10月入信。21歳)生まれて三ヵ月目に頭にオデキが出来、毒下しを飲みました処、一ヵ年程下痢が続き、止ると同時に目が悪くなり、御大師様にお伺い致しますと、体毒と衰弱の為でうみ底翳そこひとの事で御座いました。五歳、六歳、七歳の時に両眼共手術を致しました。現在遠くの大きな物は見えますが、近くの小さい物は見えません。御浄霊は何処を致しましたらよろしいでしょうか。

《御垂示》底翳と言うのは、みんな膿なんだからね。毒下しだね。この毒が――下痢と言うのは、その毒下しの毒ですね。余程強いものですね。之が止ると同時に――と言うんだから、毒が目に来たんですね。その時分本を読むか何か、目を使ったんです。之は作った病気だ。大した手術じやないんですよ。之も無論良くなるんですがね。之は治らない事はないですね。気長にやれば治りますよ。大した手術してないからね。浄霊は、一番肝腎なのは、後頭部の真ん中ですね。目はここが元なんですからね。之は何の目でもそうですね。近眼でも乱視でもね。後頭部から下がった真ん中の処ですね。ここが、一寸丸位の処が、目の一番の急所なんです。あとは、目の外からやって、ここ(後頭部)と――それが急所ですからね。あとは頸の廻り、肩と――無論固まりがありますから、そこを浄霊する。それで治りますよ。

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